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私の文章生成力は継続の力で身に着いたのです。

毎日のブログを続けてきてあまり気にしたことは無かったが、これまでの累積の記事数が、いつの間にか550本を超えているようだ。

自分がこんなに何かしら書き続けることができるポテンシャルがあるとは思っていなかった。とにかく、自分が見聞きしたことや考えたことを外に吐き出すことは得意だったようだ。

しかし、この能力は、元々持っていたものというよりも、継続の力によって後から身に着いたものかもしれない。

私の所属する地域の子育て団体では、月に1回の子どもたちとの活動を終えた後に、今日の子どもたちの様子と、自分が参加してみての感想を文章にして毎回残す、ということをやっている。

高校生のときからその取り組みを始めたが、最初は何をどのように書けばよいのか全く分からなかった。

夏のイベントである子どもたちを連れて行くキャンプでも、同じように3日間の集団生活の記録を書くのだが、班の代表である実行委員を務めた私は、記録用紙がほとんど埋まらずに、とんでもない無力感と難しさを感じたのであった。

それから3年ほど経って少し慣れてきた頃、大学1年生のときに、そのキャンプの実行委員長を務めることになった。

実行委員長は、複数の班集団でおこなわれるこのキャンプの運営責任者であると共に、当日3日間を終えた後の記録をレポートにして残す役割がある。
したがって、子どもたちの記録の他にも、その3日間に何が起きたか、当日トラブルも含めて一応記録しておく必要があった。

しかし、これがどうやら私には向いていたようだ。

当日3日間は自分が見聞きしたことや行動記録を手元のメモに都度書いておき、キャンプから帰った翌日にそのメモを見ながらこの3日間を全て思い出し、その記憶を全て文章化するのである。

その感覚は、自分の脳内にある、3日間で見聞きした情報・経験・思考を全てWordファイルに流し込む、という感覚である。

そうしたら、キャンプ3日間の壮大な日誌が出来上がった。
総文字数は約13000字だった。

それから翌年、またその翌年と、実行委員長を連続で務めることになった。

キャンプ3日間に行って、日誌を書いて、を繰り返して早8年。毎回の日誌の文字数は徐々に増加し、私が最後に実行委員長を務めたキャンプの日誌の文字数は、約58000字になっていた。

文庫本一冊当たりの文字数は約10万字らしいから、この日誌を使って小サイズの小説が作れるほどの文章量を書いたことになる。

こうして、自分が見聞きしたことや考えたことを文章化するスキルが徐々に磨かれていったのだ。

そして、この550本以上の記事を書いてきた今、その文字数は一体何文字になっているのだろうか?と興味を持って、ざっくりと数えてみた。

すると、初投稿の記事からの合計が、50万字を優に超えることがわかった。

以前、自分のエッセイ本でも出版してしまおうか、ということを書いた。

これらを活用すれば、エッセイ本が5冊は作れそうだ。

それを作ったところで全ては自己満足なのだが、何だか言いようのない達成感を得ることができそうだなぁ、と思っている。

ちょっと応援したいな、と思ってくださったそこのあなた。その気持ちを私に届けてくれませんか。応援メッセージを、コメントかサポートにぜひよろしくお願いします。 これからも、より精神的に豊かで幸福感のある社会の一助になれるように挑戦していきます。