見出し画像

逃げる場所は、あればあるほど良い。

僕が最近読み始めた本。


この本、僕もいつか独立するかもと軽い興味本意で読み始めたんだけど、序章部分から面白いことが書いてあって、とても共感したので今回記事にしたい。

まずこの本は、大まかに説明するならマイクロ法人の説明を詳しく書いてくれている本だ。

マイクロ法人の説明は、今回は省かせてもらう。

僕が序章だけ読み終えて面白い!と思ったのは、もっと根の部分。


日本では、サラリーマンとして生き抜くというのがどこか美徳化されており、1歩そのレールから外れると脱落者の烙印を押されがちだ。(実際、そんなことはない。)

そこで著者が提言しているのが、マイクロ法人の設立。

人格を2つ所有することで、得られるメリットも多い。だが注意したいのは、全てが上手く行くとは限らないこと。しっかりこれから勉強したい。

おいおい、また少し話がずれてしまった。

単刀直入に言うと、逃げ道を複数用意しておくことが心の余裕にもつながり、生活の余裕にもつながるということ。

決して、サラリーマンが悪いという話じゃない。
むしろリスクは少ない。ボーナスだって出る会社もある。

今回はその視点じゃなくて、心の余裕についての話。

なら今すぐマイクロ法人を設立しようよ!ってな話でもない。

じゃあ、何か。

要は、稼ぎ口は一つではなくて、他にも逃げる場所はたくさんあるのに、あたかも自分の収入はここでしか得られない!みたいに感じてる人が多いんじゃないかなって。

僕もそうだった。うつになったけど、会社を辞めるって選択肢は当時の自分にはなくて、1復職2休職をかますも結局は辞めてしまった。

あの時、少し給料は落ちるかもしれないけれど、他にも稼ぐ場所はあるという基本的なことが頭の中にあれば1年半を無駄にすることはなかったかもしれない。

どうしても思考が、視点が狭くなりがちで、今いる環境にしがみつこうとしていた。

今思い返してみると、当時は何も知らなくて、勉強不足だった。

マイクロ法人設立、みたいな少しハードルが高い話以前の問題で、地位や名誉は一時的に無くなってしまうけれど、心の健康を削りに削ってまでやる仕事は無いと思うし、しがみつくだけ損だと今は思える。

だから、逃げ場を。この程度なら死なないなって逃げ場を。持っておきたい。

1つの企業で勤め上げる、それはとても立派なことだけど、僕には、あなたには向いていないかもしれない。

向いて無いなら、逃げる。その逃げて逃げて逃げまくった先で、華が開くことも、あるんじゃないかな。

僕は、それを証明したいってことに、最近気付いた。

サポートしてもらえたら、いつか還元できるように頑張ります。