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Try & Error | プロダクトをいちから創り・送り出す 話

いま、ひとつのプロダクトを送り出そうと奮闘している。クラウドファンディングでX百万円達成、とか最近はよく耳にするけれど、ここでは個人の限られたリソースでクラウドファンディングにチャレンジする「失敗は成功の元」と信じたい、筆者のリアルな話を。

2023年の夏と秋にクラウドファンディングで2度の挫折。以前にも何度か同じ経験をしているものの、今のこの状況には正直凹んでいる。とはいえ、なんとか送り出せる状態にしたい。そう思えるのは、これまでのファンディングを通して80人を超える方から応援の手を挙げて頂いていること。そして手元にあるこのプロトタイプ(試作品)をキャンプや自宅で使っていて、心からいいな、と思えるから。

自然の色とゆらぎを写真から生成して明かりにする、 小石サイズのポータブルランタン


プロダクトの着想は長野県で暮らし始めてから肌で感じている、自然の色彩の美しさ。自然の色彩を明かりとして灯すことができたら、長い夜や明け方をもっと心地よくすごせるだろうなぁ・・・

キャンプの常連になってきたLEDランタンを、自宅でナイトライトとして使っていた頃に訪れた閃き。もっと自然な色調のランタンがあったら良いのに。「いつか自分でランタンを作ろうと思う」散歩をしながら友人に伝えたのはその週末だった。


仕事がつらくなった時、日々の暮らしに少し息苦しさを感じた時。呼吸を整えてみたり、ストレッチをしてみたりし始めたのは確かコロナが流行る少し前だったか。ウェルビーイングという言葉を知って、「あーなるほどー」となんだか腑に落ちたりしながら、自分自身やその瞬間に意識を向けることで気が付くいろいろなこと。その中には、キャンプに出かけて焚き火を囲む時の、独特の暖かさや解放感や、毎日愛犬と歩く全く同じルートが見せる風景の色々な表情があった。朝日や夕日、夕暮れに感じる時の流れと表情。考えてみれば家にいる時間や、オフィスにいる時間も、この時の流れを色彩として感じている。

今日の夕日を今夜の明かりに。手のひらに乗る位のポータブルなプロダクトにできれば、どこでも手軽に、心地良い時間を演出できる。目指したいアウトプットを見定め、プロトタイプの制作に取りかかった。

プロトタイプの制作は、初期のプロトタイプで狙った効果が出るかどうかを確認。市販の部品の組み合わせで1週間ほどで制作。課題や必要な修正を見極めた上で、デザインも含めた本格的な制作に入る。他の業務も進めながら隙間時間に開発すること約3ヶ月ほどだったか。こちらの写真のレベルのプロトタイプに仕上がった。

仕上がったら仕上がったで沢山の改善点が見つかってくるので、その後も改善点を見つけては粛々と修正を繰り返しイベントなどで触って頂ける状態になるまでに半年ほどかかっただろうか。

プロトタイプは日々の暮らしはもちろん、アウトドアのフィールドでも使い込むことでより良いプロダクトへ。実際のフィールドで実際に役立てることで見えてくる使い方や気づき。そこから生み出される、ミニマルで心地いいプロダクトを目指して、日々開発と制作を行っています。



そんなルーツを持ったポータブルランタン、PEBLWEAR FLAME。過去のファンディングから少しアプローチを変えつつ、再びKickstarterにて商品化支援を募集することにしました。

焚火やキャンドル、旅先の海岸線や地平線、新緑の生い茂る渓谷のように、いつまでも眺めたくなる「あかり」

「光」や「風景」の持つ心地よさを、明かりとして持ち運ぶために、スマートフォンの持つ写真撮影と画像処理機能を活用。自然に存在する光や風景の発色を写真データから自動抽出し、明かりとして灯す。

手のひらにおさまるほどコンパクトでシンプルな使い勝手

毎日のベッドからアウトドアまでどこでも使える。キャンドルや焚火のように、いつまでも眺めていたくなる「明かり」をデザインしました。

2024年1月14日から約30日間のKickstarterキャンペーンでは応援特典として100件限定で、予定販売価格の10% off にて早期予約頂ける他、FLAME Portable Lantern独自の発色を楽しんで頂くために特別にキュレーションした限定コンテンツをセット。詳細はこちら↓

まだ世の中にない新しいプロダクトの商品化に向けて。みなさまからの応援を、心からお待ちしています。

PEBLWEAR | クリエイター
赤塚 雄平


PEBLWEARついて
プロダクト作家がつくった2022年度グッドデザイン賞受賞のプロダクトブランド。1点ずつハンドメイドのウェアラブルリモコンなど。リンク先から製作オーダー頂けます。
Made in Matsumoto Nagano Japan.

Twitter | Instagram あります
Twitterではプロダクト開発から長野での暮らしぶりを、Instagramでは写真を中心にPEBLWEARの活動や魅力を発信しています。

これからも色々な体験をnote記事にしていきたいと思っています、「いいね」頂けると励みになります!

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