今度はお盆に帰省ありきで考えずに「帰省スルー」か「帰省セパレート化」にしませんか?
8月11日の「山の日」をはさみ、18日まで最大で9連休というケースもある今年のお盆休み。
明治安田生命保険相互会社が実施した「夏に関するアンケート調査」(2024年7月18日発表)によると、外出する人の過ごし方としては、56.9%が「国内旅行」と昨年の54.6%から増加。
一方、「帰省」は22%と、昨年の26.2%から減少となりました。
このような帰省を避ける、「帰省スルー」の背景にはどんなことがあるのでしょうか?
帰省スルーの2つの要因
1.コロナ禍で帰省しないことのラクさを実感した
コロナ禍で帰省を手控える人が多かったワケですが、それにより「帰省はしなくていいんじゃないか」と感じる人が増えているように思います。
以下、ネットでの口コミからの抜粋です。
確かに、帰省するのしても、何もこの夏である必要はないのかもしれませんね。
2.自分たちの親世代も必ずしも帰省を期待しなくなった
幼い孫がいれば当然、孫の顔は見たい。でも“じぃじ”や“ばぁば”に当たるのは、主にいま60代の『新人類(バブル世代の一部)』と、その上の『シラケ世代(現在の66~72歳)』です。
青春時代から欧米文化の影響を受けて独立心が強く、『嫁が~』『お墓が~』という、いわゆる家族制度へのこだわりが弱い。
“個”としての自分を大事にするがゆえに、夏の暑いなか、面倒なことに煩わされて自分の時間を犠牲にしたくないと考えやすい世代でもあります。
帰省先の祖父母自身が、昔とは違い、まだ働いている『現役世代』でもあります。
お盆は自分たちにとっても貴重な休暇で、そこに友人とのお出かけなどの予定を入れているケースも多いもの。
そもそも、お盆に帰省する理由の一つはお墓参りでしたが、いまは60~70代から先祖の“墓じまい”などを早めに始める方も増えています。
またコロナ禍で、離れていても孫や子と会話できる『リモート対話』を習得したシニアも多いです。
選ぶ人が増えてきた「セパレート帰省」
そうはいっても、うちは両親が帰省を望んでいて「帰省スルー」はできない、という家庭もいるかもしれません。
そんなときには、「セパレート帰省」も検討してもいいかもしません。
セパレート帰省とは、「たとえば、旦那さんの実家には旦那さんだけ、もしくは子どもだけ連れて『父子帰省』し、奥さんはその間、自分の実家に帰省、あるいは仕事や女友達と旅行を楽しんだりするものです。
時間差で帰省する人もいます。
休みの前半は奥さんが自分の実家に子どもを連れて実家に帰り、後半は旦那さんの実家に『父子帰省』してもらうなどです。
セパレート帰省が進む背景に、妻が、夫の実家に帰省するのを憂鬱に感じることを「帰省ブルー」があります。
webメディアkurufaの20代~50代の既婚女性108人を対象とした調査によると、なんと7割弱の妻が「帰省ブルー」を感じています。
帰省ブルーの原因としては、
「まだまだ男尊女卑のある地域で、女性はお酒の準備などを男の人のためにしないといけない」
「義理兄がデリカシーのない発言をする。デリケートで触れてほしくないことも平気で話題にする」
「夫の実家は古くて掃除もできていない所がある」
「長年の生活リズム、好きな食べ物とかが異なるので、一緒にいると大変疲れる」
「何もすることがない。作り笑いでただひたすら疲れるだけ」
といったことがあります。
詳しくは、帰省ブルーとその対応について書いた記事を参照ください。
お盆期間中に夫婦一緒に帰省ありきで考えるのではなく、夫婦で話し合って、年末年始や来年のお盆では「帰省スルー」「セパレート帰省」も検討してはいかがでしょうか。
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