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「問題解決型 or 共感型」夫婦でチェックしよう!自分の脳タイプ

夫婦間のコミュニケーションのすれ違いの原因として、性別に特徴的な脳のタイプの違いがあります。

ケンブリッジ大学のサイモン・バロン=コーエン教授は、
共感化指数(Empathizing Quotient:EQ)と
システム化指数(Systemizing Quotient:SQ)
という二つの尺度を用いて男女差を調べました。

すると平均して女性は他者に対して共感する傾向が優れており、
男性はモノゴトをシステムとして理解したり構築することに優れていることが明らかになりました。

そこで、コーエン教授は、
共感脳女性型脳
システム化脳男性型脳
呼ぶことにしました。

人工知能研究家の黒川伊保子さんは、とっさの時に使う脳の回路には2種類あり、どちらが優位に働くかで脳のタイプは2つに分かれると説明しています。

右脳内、左脳内に閉じられた縦方向の回路を使う「ゴール指向(問題解決型)」と、右脳と左脳を接続する横方向の回路を使う「プロセス指向(共感型)」です。

ゴール指向(問題解決型)の人は、会話から感情を取り除き、客観的事実を把握し、混乱 回避を目指します。コミュニケーションではスペックの確認や問題点の指摘をしたがります。
仕事では一つの ことに集中し、精緻なシングルタスクを得意とします。成 果が評価されることでモチベーションが上がります。男性に多いタイプです。

「プロセス指向共感型(以下「共感型」)」は、感情と言葉を行き来させることができ、人の言葉に瞬時 に共感できます。コミュニケーションでは共感とねぎらいを求め、共感が得られないとモチベーションが大幅に低下します。
仕事では、大まかな予定の下にマルチタス クを行うのが得意です。女性に多いタイプです。

今回は、黒川先生による、脳タイプの診断ツールをご紹介します。

男性版と女性版、2つのチェックシートがあります。

いずれもPDFのファイルになるので、ダウンロードして確認してして

ちなみ、僕と妻もこのチェックシートやってみました。
ぼくは、Aが20個、Bが2個で、バッチリ問題解決型。
妻は、Aが15個、Bが5個の、共感型でした。

ですので、僕としては、無意識に、妻の話しに共感しないまま、問題解決に走ってしまうので、妻から不満を持たれるというパターンが多くなります。

カウンセラーという仕事柄、共感は得意ではありますが、そうはいっても、ついつい、たんたんと事実確認をしたり、冷静に「こうすればいいんじゃないの」なとど、正論を振りかざしがちとなってしまいます。

もちろん、男性でも共感脳の方もいるし、女性でも問題解決脳の方もいますので、性別でレッテルを安易に貼るのはおすすめしません。

ぜひ、実際に夫婦でチェックしてみてくださいね。



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