進む夫婦のセックスレスと若者の絶食化!?大規模調査から見る
夫婦関係の悩みの一つに、セックスレスがあります。
最近、セックスレスがテーマのマンガやドラマもよく見られるようになりました。ただ、まだ気軽に話せることではありませんよね。
実際に、セックスレスについての現状について、国内で一番大規模の調査結果から、最新の状況を確認したいと思います。
ちなみに同調査における「セックスレス」とは、以下のような定義です。
進むセックスレス
調査は総合医療品メーカー「ジェクス」の依頼を受けた「日本家族計画協会」が実施したものです。
平成24年から始まり、今回で5回目。2023年11月にインターネットを使って行われ、全国18~69歳の男女5029人を対象に、性への関心や悩み、性生活の実態などを聞き取りましたた。
調査で明らかになったのは、日本人のセックスレスの実態です。
調査対象者のうち、有配偶者の回答を分析したところ、1カ月以上、夫婦間で性交渉がないと答えた割合は64・2%となり、令和2年の前回調査の51・9%を大きく上回りました。
調査を担った日本家族計画協会会長で産婦人科医の北村邦夫氏は、
「婚姻関係にある人たちのセックスレスに歯止めがかからない状況だ」とコメントしています。
若者の「絶食化」の実態
さらに今回の調査では、若い男性の性への関心の低さも浮き彫りとなりました。
「セックスをしたいと思いますか」という問いに、10~20代の男性で「思う」とした割合は63・4%。
30~60代の各世代の男性が8割を超えるのに対して、著しく低い結果でした。
セックスをしたいと「思わない」とした割合も10~20代は36・6%で、1割程度しかいない他世代の男性と大きく異なりました。
日本人のセックスレスが加速しており、特に若年男性は草食化を通り越し〝絶食化〟が進んでいる印象があります。
北村氏はこのような背景として以下のようにコメントしています。
セックスレスの理由
セックスレスについて、当事者としての夫や妻は、何を理由と考えてみるのでしょうか?
こちらは、今回の調査とは異なるものですが、2023年に「浜松町第一クリニック」で実施した、20~49歳の男女3,000名を対象とした実態調査に基づくものです。
1.レスになった理由・きっかけは?
【男性の場合】レスになった理由ベスト6
1位:育児と家事が忙しくなったから(25.2%)
2位:パートナーがセックスを求めてこないから(18.9%)
3位:セックスを求めてもパートナーに断られるから(17.1%)
4位:自分またはパートナーの仕事が忙しくなったから(13.9%)
5位:お互いにセックスを必要としていないから(11.9%)
6位:性欲がなくなったから(11.1%)
【女性の場合】レスになった理由ベスト6
1位:育児と家事が忙しくなったから(30.5%)
2位:性欲がなくなったから(23.1%)
3位:パートナーがセックスを求めてこないから(17.4%)
4位:お互いにセックスを必要としていないから(16.3%)
5位:パートナーを家族としか見ることができなくなったから(13.4%)
6位:自分またはパートナーの仕事が忙しくなったから(10.5%)
レスになった理由は、男女ともに「育児と家事が忙しくなったから」と回答する割合が最も高い結果となりました。
働く女性が増えたことも、結果として反映されていると思われます。
女性は「性欲がなくなったから」が2番目に高く、育児と家事が忙しくなってセックスに対する意識が薄れたことで、結果的に性欲がなくなった人も多いのではないかと考えられます。
また、「パートナーを家族としか見ることができなくなった」という理由は、5位ですが、僕自身、女性側の理由としてよく聞くことです。
一方、男性側の声を見ると、「セックスを求めてもパートナーに断られるから」が上位に入っています。
これは男性が女性を満足させることなく、独りよがりのセックスしかしてこなかったことも原因としてありそうです。
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