妻の話を聞けない男性必見!意外と奥が深い「うなずき」と「相づち」
なぜ夫は妻の話を聞けないのか?
妻が夫に対する悩みの一つに話しを聴いてくれていないというのがあります。
僕も含めて、世の中の夫は問題解決志向になりがちです。
特に、妻や子どもが困った状況にあれば、何とか解決したいと思うのです。
一方で、妻は、困りごとを話しながらも、夫に対して「ただ話しを聞いて欲しい」という思いで、話しをしていることがあります。
結果、妻からすると、解決に走る夫に対して、「話しを聞いてもらえていない」と感じることになるのです。
妻がただ話しを聞いて欲しい、という思いの背後には、「自分のこの抱えたくないネガティブな感情をあなたにも分かって欲しい」という気持ちがあります。
夫しては、妻が困りごとを話す目的が、必ずしも解決ではないということを理解することが必要です。
うなずきと相づちから始めましょう
このようにお伝えすると、黙って話しを聴けということですねということで、まったく何ら反応をせずに、静かに話しを聞く方がいます。
そんな対応は、妻としても、自分の話が届いているのかさえ、わからなくとても不安になります。
そこでまず最初に意識したいのは、うなずきと相づちです。
うなずきとあいづちは、話し手が聴いてくれているんだなと感じてもらうために意識的に入れていきます。聴いてくれていると思えると、相手はどんどん話そうと思えます。
うなずきのポイント
うなずきは、会話において、頭をタテに振る行為です。
相手の方に「聴いてくれている」と感じてもらうためには、一本調子ではなく、、深いうなずきから浅いうなずきとバリエーションがあるのが自然です。会話の内容や話し手の気持ちに注意して聴いていると、うなずきにも自然とバリエーションが出ます。
一般的には
・楽しい話、明るい話:「うなずき」は「浅く」 「早く 」なります。
・つらい話、苦しい話:「うなずき」は「深く」「遅く」なります。
あいづちのポイント
あいづちは、会話などにおいて、相手の話などに調子を合わせて言うちょっとした言葉のことです。
もともと、鍛冶(かじ)で、二人の職人が交互に槌を打ち合わすこと。あいのつち。が語源です。
あいづちも、うなずき同様、抑揚のない声で、淡々と、一本調子ではなく、相手の発言や言葉、感情に応じて、変化をつけることが大切です。
「はい」「はい」「はい」
「うん」「うん」「うん」
ではなく、
「うん」「そうなんだ」「えー」「びっくり」「なるほどね」など、相手の話に合わせて、ふさわしい相づち言葉を返しましょう。
好感を与えるあいづちは「さしすせそ」
夫婦円満の秘訣は「さ行」相づちを打つことです。
「さ」:「それで」「その通り」「さすが」
「し」:「知らなかった」「仕方ないよね」
「す」:「すごい」「すばらしい」
「せ」:「センスいいね」
「そ」:「そのなんだ」「それで」「その通り」
一方で、つかってはいけないNGな相づちは「だ行」です
「だ」:「だから言っただろ」
「で」:「でも」「でもさ」
「ど」:「どうせ」「どうして」
これらの言葉は、その後決まってネガティブな言葉が続きます。
結果的に、夫婦の会話をネガティブな方向に進めてしまいます。
まずは、妻の話を聴く際には、相手の話のテーマに合わせたうなずきと「さ」行のあいづち、これを意識しましょう。
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