久しぶりの読書 『モモ』
ナゼか惹かれた本
全く内容は知らず
読んでみたい本を探しているときに出会った
春頃に読書のおもしろさに気付き
次に読んでみたい本を
中古で探し購入していた
読んでみたかった一冊を
読み始めた途端
急に読書への熱が冷めてしまう…
私には合わなかった一冊となる
今までファンタジーばかり
読んでいたのに
よくわからず純文学ような
本に手を出してしまい…
その本を読み切るのに
とても時間がかかった
合わないものとの出会いで
すっかり読書への関心がなくなり
本棚に並べられた本を
手に取ることがなくなっていた
先日、目のトラブルで
裸眼で過ごす時間があり…
裸眼では近くしか見えない状態
なんとなく本へ手が伸びた
モモ
読み始めると
すんなり文字が入ってきた
初版は1973年と古い本だったため
文章が読みづらいかも？
そんなことはなく
児童向けの作品なため
平仮名が多いとこが
少し読みづらい時があった
モモという小さな女の子が
ある日、町はずれの廃墟に住みつく
そこから物語ははじまっていく
はじまりはゆる〜く
私にはちょっと
退屈に感じてしまう部分も
でも、途中からは
冒険感のあるドキドキの展開へ
３日かからず読んでしまった
社会の闇をファンタジーで
面白い視点で描く
何十年も前に書かれた作品なのに
現代社会が抱えている問題と
リンクしすぎていることに驚き
時にはゾワッとしたり。。
大人が読むと胸が痛いというか、
なんというか。。
忘れてはいけない大切なものを
いつの間にかに
忘れていたことに気付かされる
心の豊かさについて
時間の在り方について
読みながら考えた
いつの時代も
きっとみんなの心はここに
あるんだと思う
それでも気づかぬうちに
魔物に取り憑かれたように
進化進化へと突き進んでいき
その進化に
自ら追い詰められている…
疲れた時に、
悩んでいる時に、
ふと立ち止まって
読んでみると
穏やかな気持ちになれる
そんな素敵な一冊でした
私はラストが気になって
一気に読んでしまったけど
ゆっくりゆっくり
楽しむのがいいんだと思います🤗
小学校高学年に
なったら
娘に読んでもらいたいな。
大人になる前に
出会っておくと
時間の使い方
考え方に変化があるんじゃないかな？
この忙しない世の中で
気持ちに余裕ができるじゃないかな？
私は『星の王子さま』が好きで
文庫と絵本と持っている
大切な物は目に見えない
っというフレーズが好き
この本に通づるものを感じた
ドイツ人作家
ミヒャエル・エンデ
モモで1974年 ドイツ児童文学賞を受賞
各国で出版されているが
特に日本では人気が高く
本国ドイツに次ぐ発行部数である
私は知らなかったけど
ものすごーく有名な本でした🤣
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