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#ウクライナ侵攻
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 18.02.2024
日本語訳
2024年2月15日にロシアの戦争支持派評論家は、黒海艦隊司令官ヴィクトル・ソコロフ海軍大将がその地位から外されたことを報じた。
ソコロフの前任者であるイゴール・オシポフとの類似性を踏まえると、ソコロフ指揮下においてウクライナがさまざまな艦艇の撃沈に成功したことに、今回の解任の原因がある可能性は極めて高い。ソコロフの指揮・指導の流儀もまた、彼の解任の要因になった可能性が高い。
ロシ
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 16.02.2024
日本語訳
ロシア軍はドンバス地方での作戦を続けており、その主たる重点はアウジーウカという都市に置かれている。ロシアは2023年10月以降、この都市を占領しようと連携した作戦行動を遂行しており、この都市の分断を図る進撃を少しずつだが持続的に進めてきた。それに伴いウクライナ軍もロシア軍に対応するために増強されてきた。
アウジーウカは2014年以降、ドンバス地方の最前線に位置している。この都市を奪取
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 03.02.2024
日本語訳
2024年1月30日にウクライナ軍参謀本部は、ロシア軍のSu-34「フルバック」1機をルハンシク州東部で撃墜したと発表した。2022年2月以降、ロシア軍固定翼戦術航空機の推定損失数は、合計82機になる。
現実味のある可能性として、ロシア空軍の戦術航空機部隊が、ロシア軍地上部隊に継続的な支援を与えることに苦慮している可能性がある。また、精密誘導性の乏しい兵器システムに滑空装置を取り付け
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 27.01.2024
日本語訳
ロシアは複数の軸線上でのー攻勢を続けており、その動向はドンバス占領というロシアの戦略目標に沿ったものだ。ロシア軍は2024年1月21日にハルキウ州クロフマルネという小村落を、2024年1月18日にバフムート近郊のヴェセレという小村落を占領しているが、これらの戦果に戦略的意味はない。戦前のヴェセレの人口は102人で、クロフマルネのそれは45人だ。このことは、ウクライナがアクティブ・ディフ
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 21.01.2024
日本語訳
2024年1月19日のウクライナ軍参謀本部の報告によると、前線でのロシア軍の攻撃は前日よりも27%増加したとのことで、それには81回の空爆と45回の多連装ロケット砲攻撃が含まれていたとのことだ。
2024年1月14日から18日の期間とその前の5日間を比較したウクライナ軍参謀本部の追加データが、ロシア軍の攻撃急増を裏付けている。14〜18日の5日間、ロシア側軍用車両損失数は88%増加し
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 20.01.2024
日本語訳
ウクライナはドニプロ川左岸[東岸]に展開させた軍事力を維持しており、兵站上の懸念を抱えているにも関わらず、ロシア軍の攻撃を撃退し続けている。2024年1月16日にウクライナの南部防衛軍報道官は、ドニプロ川左岸での補給物資の物流が、困難に直面していたことを述べている。
ロシアのドニエプル部隊集団は、この作戦方面の戦力バランスの点でほぼ確実に大きく優位に立っているにも関わらず、ウクライナ
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 19.01.2024
日本語訳
⚪︎2024年1月14日に既に報じられているように、1機のロシア軍A-50“メインステイ”が爆発し、その後、アゾフ海に墜落したことはほぼ確実である。A-50メインステイはウクライナ上空でのロシア軍の任務遂行を支える主要な役割を担っており、脅威に対する早期警戒とともに指揮統制の役割も果たしている。
2024年1月17日にロシア空軍は、別のA-50メインステイを1機、作戦任務に投入した模
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 17.01.2024
日本語訳:
2024年1月14日、ロシア軍の早期警戒管制機A-50“メインステイ”1機がほぼ間違いなく爆発し、その結果としてアゾフ海西部に墜落した。同時間帯に、ロシア軍の航空機IL-22M“クートB”1機が損傷を被ったことが伝えられている。だが、この機体は近くのロシア側空港に着陸できたとのことだ。2024年1月15日現在、ウクライナ軍総司令官ヴァレリー・ザルジュニー将軍は、A-50を撃墜し、クー
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 16.01.2024
日本語訳:
ここ一週間、ロシア軍もウクライナ軍も大きな進撃ができていない。2023年12月末にマリインカ占領という進展があったにも関わらず、ロシアはクラホヴェに向かう西方でもノヴォミハイリウカに向かう南方でも、マリインカでの戦果をてこにして前進することができずにいる。
アウジーウカの包囲は、依然としてロシアの戦争遂行にとっての主軸である可能性が高い。だが、ロシアは今に至るまで、物資と人の双方で