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原因・因縁・結果を理解できれば困ったが解決できるのです。今日の写真は麻婆豆腐とポタージュスープと焼売です。

結果が困ったことになったのには原因と因縁があるからです。
結果は現実として認識したもので認識できていない現実もあるのです。

結果を困ったと認識したらその解決策を考えなくてはなりません。困ったと認識できていない困ったもあるのです。それは他人から指摘される困ったです。

他人から指摘されても困ったと認識できなければ困ったにはならないのですからまず最初に他人に指摘されたことが本当に困ったことなのか確かめる必要があるのです。

原因となる物理的なもの、要因となる心理的なものから結果はできているのです。結果が信じられないのは、原因と要因の認識不足です。結果を望むものにしたいと強く願って結果を歪んで見てしまうのも要因が影響しているのです。

昔は、要因の中に環境を入れていたのですが、環境も原因だと思うのです。
心理的な事で原因の認識が変わってしまって正しく結果を認識できていないのでは無いでしょうか?

因果応報という言葉があります。良い行いをすれば良い事で返ってくる。悪い行いをすれば悪い結果が返ってくると信じれば悪い行いをしなくなり、良い行いをするようになるだろうという事です。

でも良い行いも良いことも人の価値観で異なってくると思うのです。
悪い行いも悪いことも同じく人の価値観で変わってくるのです。
それよりも結果には原因があり因縁で同じ原因でも結果は変わると思う方が現実に沿った考え方だと思うのです。

因縁とは原因と条件の組み合わせです。条件となりうるのは心です。
信念(心)に基づいて選択肢(条件)を決めるのです。原因が理解できていなければ因縁は発生しないのです。因縁も原因も理解できていない結果は出来事としてあったことになり次の結果を求めるための材料となるのです。

原因は物理的なもの、そして因縁は精神的なものと考えると結果がその原因と結果で出来上がってくると考えられます。具体的に言いますと、お茶を飲むと落ち着くという結果があります。原因はお茶の中のカフェインが体内に取り込まれると眠気を無くし、副交感神経の働きを活性化させて集中力を高めるのです。

お茶があってもそれを飲みたいと思わなければカフェイン効果が無いのです。ノンアルコール飲料を飲んで少し酔った気分になるのも原因と因縁による結果です。物理的にはアルコールが入っていないのですから酔うことは無いのです。でも、味や雰囲気、色や匂いから酔ってしまうのです。

同じ原因、要因であっても結果が異なるのは因縁が条件を作っているからです。条件を作るのは自分です。他人から条件を突きつけられてもそれは原因の一つになるだけです。

壁があると言われても、その壁を乗り越えるか、壊すか、避けて回り道をするのか、もしくは立ち止まって、もと来た道に戻るのかは自分の因縁(条件)によって選択するのです。

他人の指示通りに動いた結果が悪くても他人の指示は原因の一部です。
他人の指示通りに動く事を選択したのは自分が下した因縁(信念)です。
裏切られたと思うのは信念を貫いていないからです。

原因を知らずに結果が期待通りで無いと思うのは期待することが間違っているのです。原因はわかっているのであれば因縁でどのように結果を導き出すかを考えなければなりません。

例えば、僅差の実力であった場合に相手にのまれて実力を出しきれなくて負けそうな時に勝てる要因を強調して負けることはないと納得すれば勝てるのです。

ただ、「負けるな、勝て」と応援してもプレッシャーになるだけですから勝てる要因(長所)を教えて、負ける要因(短所)に気をつけるように諭すのです。
練習では、長所を伸ばして短所を補い実力をつけるしかないのです。

そんな努力をしてきたのですから負ける事はないと自信を持てば勝てるのです。それでも負けるのであれば、相手の実力が上であっただけのことです。

心で負けないようにしていればたとえ物理的に負けるともやり切った思い出は永遠に自分のものになるのです。

#たぬきのポッさん #エッセイ #スキしてみて


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