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ドキドキすることがしたい

今日の写真は道成寺の桜

ドキドキすることがしたい。
ドキドキするっと言っても狭心症や心筋梗塞の病気じゃ無いです。
感情の昂ぶり、昂揚感のことです。
発表会や、たくさんの人の前で話すこともなくなり緊張しない日々を送っています。

孫が走るのを追いかけてドキドキ、息切れをした事を思い出したのです。
子どもが幼い頃も同じことをしましたがドキドキも息切れもしませんでした。

老化だ。死に近づいていると思ってもドキドキしません。
逆に冷静になって余生だと思ってしまうのです。

余生って、余りの人生って書きますが、人生に余りはありません。
おまけの人生はあると思います。あの時に自分の人生は終わっていたと思えばそれ以降はおまけです。

おまけには、期待して良いのです。

年金生活になると収入目的の仕事はしなくて良いはずなのに、年金だけでは不安です。病気になったら、入院したら、家財道具が古くなり買い替えが必要になったらどうしようと思ってしまうのです。

どうしようとドキドキするのは健康なドキドキではありません。

ドキドキで検索しても動悸、息切れ。心臓病が多く検索結果になります。
わたしは、恋のドキドキをしたいのです。老人の恋は社会からは嫌厭されています。なぜなら恋は若い人がするものだと思われているからです。
老人はおとなしく余生を楽しんでいればよいと思われているのです。

恋の意味は異性に愛情を寄せることとあります。
老人の恋は異性だけでなくあらゆるものに愛情を寄せることにあります。
生きるもの全て、身近な持ち物、自然、四季の移ろいに愛情を寄せるのです。

この桜をあと何回見ることができるのだろうかと思うと数えることができるのです。これが最後になるかも知れないと思うと愛着を覚えるのです。

争う時間があれば楽しい時間に変えたいと思うのです。

今まで経験をしたことがないことに挑戦してドキドキしたいと思うのです。

#たぬきのポッさん #エッセイ #スキしてみて #道成寺 #ドキドキしたい

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