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7.10代は夢にあふれ、20代は自信と不安の波が大きい
7.10代は夢にあふれ、20代は自信と不安の波が大きい
10代のころは何にでもなれる気がした。オリンピック選手、ピアニスト、考古学者…。まあ今でもなれないかと言えばそうでもないかもしれないが、まあ不可能とみきりをつけるだろう。20代になると徐々に自分がなれそうな範囲から職業を選択していくようになる。だが、自分たちの年代と同じくしてもうとっくに輝いているスーパースターやインスタグラマー、ユーチューバーのような存在を見て、才能がある人だけか…と感じたり、意外と難しいなあと感じたりすることもあるだろう。10代のころはなれる!という思いばかりで、いまからならどの職種も目指せると幅広い夢に心躍らせていた。しかし20代になると今の自分ができることのほうが案外問われる。不思議にも、自分にならできるという気持ちと、自分にはやっぱりなんにもできないかもしれない…という気持ちが交互にやってくることがある。どうやら20代は自信と不安の波の間を泳いでいるらしい。