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道なき道を, 歩く日々


おはようございます。atom.です。

今回は

夢の実現性と再現性

について真剣に考え、
どう行動するべきか悩んだ結果を

自分なりにまとめます。


具体的な手法は、1.からになるので、

適宜気になるところまで飛ばして
読んで下さればと思います。


BGM紹介

♪踊ろうマチルダ/ 踊ろうマチルダ


0.はじめに

0-1.緒言

以前からnoteでは、
アートサイエンスで世界を見る」

と、何度も書いてきました。


記事を挙げればキリがないくらいに、

口酸っぱく "軸" だ、"アート" だと
言い続けてきました。


とうとう先々週は毒を吐き散らしながら
自分は本気で生きると宣言する。

そんな暴れぶりです。


しかし、本能に逆らうことが出来るかと
一方的に問いかけつつも、

具体的にどうするのかを書かないのは
非常に無責任な態度だと反省しました。


そこで今週は自分なりに

こうすれば, 自分らしく生きられるのではないか

こうすれば, 正解を自分の手で作れるのではないか

という現状の思考を具体的にまとめるに至りました。


0-2.前提


そもそも世界には、大きく分けると
2種類の問題があるという仮定から始めます。


1つは、誰かが設定した答えに
誰かが見つけた定理や方式で辿り着くもの。

もう1つは、自分で答えを設定し
自分なりの方法で解に辿り着くもの。


前者は学校のテスト
後者は将来のキャリアなどを

ざっくりイメージして頂くと
分かりやすいかと思います。


後の議論では

前者を
"道ある道を歩く"

後者を
"道なき道を歩く"

と言い換えています。


ここで1つ疑問なのは、

なぜ "道ある道を歩く" 方が
"道なき道を歩く" よりも難しいのか、

ということです。


答えも、道も自分で設計できる方が
よっぽど簡単に見えるのに

現実はの意見が多いように感じます。


この疑問が、私が述べる
"道なき道の歩き方" の出発点になります。


0-3.分析


道ある道は歩きやすく、道なき道は歩きにくい。

字面だけ見ると当たり前ですが
それは何故なのか。


一目見てわかるように、大きな差はやはり

前者には,
すなわち "答えに辿り着く方法"
用意されていることです。

後者にはそれが無い。


では道があると、なぜ良いのか。


ここに関して自分なりに立てた仮説が

道があることで、ズレた自分に
気付ける
ことが大切なのではないか、

というものです。



要するに、

"間違わずに正解に辿り着けるほど
人間の能力は高くない"

という想定の下、


間違い、ズレることは当然である一方、

そのときにすぐに気づいて
修正をすることが極めて大事であり、


気付くための基準とキッカケがあるか無いかで

答えに辿り着く難易度が
大きく変わるのではないか。



そのような仮説です。

この仮説を "道なき道" に転用して考えると、


自分探しも当然間違うものであり、
すぐに正解に辿り着けるわけがない。

ただしその中で、ズレているかどうか気付ける
基準がある
ことが重要である。


そのように展開できます。



それでは、このあたりで机上の空論を終わりにし
どうするかの議論を始めましょう。


1.抽象化

1-1.答えの仮置き


歩みつつも、道を間違っていて当たり前。
大事なのは気付いて修正すること。


この議論を1つ具体に降ろすと、

間違っていることが大前提で
どうなりたいのかをアウトプットする。

これが "道なき道を歩く"、
その一歩目に存在すると思われます。


これはズレているかを確認するための
基準点のセットです。


具体的な方法はこちらに記してあります。


1-2.基準線の設定


ここで再度確認しておくと、


  1. 目標に向かっていても必ず間違うし、
    ズレてしまって当たり前という思考

  2. 基準を作り、
    ズレを確認できるシステムを構築すること


この2点が重要だと考えています。


そしてこれらを踏まえて、今は
到達したい目標の仮置きをしたところです。




さて、理想像を描き、
答えの仮置きが完了しても

ズレを評価する基準にはならない上に、
どう歩むのかも不明なままです。


そこで理想像に対して、
自分なりに感じるギャップを言語化するという

作業をし、抽象的な理想像を
一段階だけ具体的な形にします。


例えば

"人を巻き込む人生にしたい"
という理想像に対して、

"もっと心が広い人間になりたい"
"本音で話せる友人を増やしたい"

といった現状とのギャップを言語化します。


ちなみに、ギャップは思いつくだけ
挙げておくのが良いと思います。

理由については後ほど説明します。




このギャップを改善する道の上を歩けていれば
理想像とのギャップが埋まっていくので、

答えとなる姿に辿り着けるはずです。


1-2.5.ここまでの整理


しつこく確認しますが、
"道なき道を歩く" 上で重要なのは

ズレにいかに早く気づいて修正するか

ということであり、そのためには


  1. 仮の答えを設定すること

  2. 答えから現状へ、
    逆算によって "基準となる道" を引くこと


この2点が必要であると考えて、

  1. 理想像の仮置き

  2. ギャップの言語化

という作業を進めてきました。


これからの課題は
基準に沿って歩き出してみることですが、

大切なのは、
必要っぽいことを闇雲に行うのではなく


仮置きした答えが自分にとって
本当に価値があるのか

逆算によって引いた "基準の道" は
正しいルートなのか


"この2点を検証できる歩み" を積み重ねて、
"答え" と "道" をアップデートすることです。


現在おいている理想像と、
そこまでのギャップはともに

自分はこうなりたいのではないか

そのためにこれを満たせばよいのではないか

という仮説に過ぎません。


ここから先はその仮説を検証し、
感覚のズレに気付くたびに

さらに精度の高い仮説を生み出して
また検証する。

そんなサイクルに入ります。


次の章から具体的に何をすべきか
どうやって見つけるのかという内容になります。

体と頭を動かす準備は良いでしょうか。
では行きましょう。


2.具体化

2-1.分解


ここまでの抽象的な思考で、

どうなりたいのかという仮の答えと
そのために大体どの方角を向くべき

基準線を引くところまで出来たと思います。


ここからは具体的な行動を
どう計画するかに進みます。




仰々しく書いてはいますが
やることは至ってシンプルで、

因数分解をするだけです。


30=2×3×5

これと同じことを
目標に対してもやります。


例を出して考えましょう。

"人を巻き込む人生を生きたい"
という仮の答えに対し、

"もっと心が広い人になりたい"
という基準線を引いたとします。


具体化の思考では

"心が広い" とは何と何と何の掛け算なのか
分解をすることから始めます。


分解した式は、人の数だけ存在しますし
他者と異なっていて何ら問題ないです。

むしろそこが面白さになります。


さて、"心が広い" とは
どのような状態の掛け算でしょうか。

割り切って考える × 感情を抑える ×推論を広げない


個人的にはこの3つかなと思います。

  1. 自分がコントロールする部分と、
    他者がコントロールする部分を切り分ける

  2. 芽生えた負の感情を表に出さない。

  3. 負の感情を増幅させないように
    事実ベースで考える

ということです。


要素に分解したら、
どこに原因があるのか考え、

課題がありそうな1つをピックアップして、
更にもう一段その要素を分解します。

これをひたすらに繰り返します。


2-2.仮説を立てる


これ以上分解が出来なくなったら、
具体的な要素の中から

どこが一番取り組みやすく
効果がありそうで、ネックになっているのか

検討しましょう。


そしてこれを改善すれば…
という要素をピックアップします。

そうすれば、今、
1つ仮説が立ったことになりますね。


自分はこう生きたい。

そのうえでこれが足りていない。

それはこんな要素に分解出来て、
自分は特にここがネックだ。

以上を踏まえて、

この要素を改善すれば
理想に近づけるのではないか。

そんな仮説が立ったわけです。


ちなみに、努力が裏切るかどうかは
この仮説の筋の良さに
大きく依存していると感じます。

筋の良い核心の仮説を選び、
適切に重ねられた努力は裏切りません。


2-3.検証法の立案


ここまでで何を改善すべきかという
仮説が立ったはずです。


あとはその仮説を検証するだけです。


このときに重要なのは

どれだけの期間

どんな方法

どんな数値や行動を達成の目処として

検証するのかということを明確にすることです。


例えば、一週間をかけて
毎日負の感情が湧いた瞬間を思い出し

その場面における事実・行動と、
自分が勝手に広げた推論を書き出す


自分が事実と推論を混同せずに
思考できるようになっても

なお心が狭いと思われる行動を取っていたら
おそらく改善すべきだったのは

事実ベースで考えるマインドセットの
獲得ではなかったんだと理解しよう。


すごく雑にまとめるとこんな要領です。


2-4.ループを回す


1週間に1回検証をしていれば
1年間で50本の仮説が立つはずです。

検証をし、新たな仮説を立てる。


この過程で、きっと最初に置いた
基準線から見直す必要が出てきます。

そのたびに新しい答えを仮置きし、
ギャップを洗い出して基準線を引きましょう。


そしてまた分解→仮説→検証です。

魔法のように派手さは無いですが
愚直にやれば確実に前に進む方法だと

身をもって感じています。


3.終わりに


さて、あとはやるかやらないかです。


変わりたいと言いつつ、
ここまで頑張りたくない・面倒を避けたい

そんな気持ちが優先されるのか、

変われる見込みがあるなら
これくらいやるのか。

それだけです。


"何が分からないか分からない" 状態だと、
動かなくても正当化されます。

分からないから。
答えが見つからないから。


しかし、今回の手法はそれを許しません。

間違っていて当然。
間違うことから始まる。

そんな前提のもと、
答えを仮で作れば良いと促すからです。

出来ない理由をつぶし、
本気で生きることを促す。


これが私が日常を本気で生きるために
自分に課している動きです。

頑張っているのでも、すごいのでもなく
ただやっているだけです。

出来ない理由は恐らくないはずです。




これにて現状で思いついている
"道なき道の歩き方" は終わりです。


もしご興味あって、自分探しを
手伝ってほしいという要望があれば

kamacho.kkai@gmail.com

までご連絡ください。
zoomを通してお手伝いさせて頂きます。


また、分からないことがあれば
メールでもコメントでも構わないので
何でも聞いてください。

答えを持っているわけではないですが
一緒に悩むことはさせて頂きます。


これからも自分らしさを追うお手伝いを
気付いたことや、

よりよい手法が見つかれば
どんどん磨きをかけていきます。


長い記事になりましたが

夢を追い、自分らしく生きたい人の
力に少しでもなれていれば幸いです。


本気で生きる検証の日々を
atom.



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