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システマ ザイコフスキーのシェアワーク 意図を感じる

ザイコフスキーの大阪セミナー(金、土、日の3日間)のシェアワークをしました。

↓前回の記事でも書きましたが、アタックする側が明確な意図を持ってゆっくりアタックし、受ける側はその意図を感じて動くというのをやったり、自分(の姿やテンション、意図など)が相手に対してどう映っているのかをチェックしたりしました。

相手の意図を感じることを重視するワークなので、アタックする側がかなり重要だと思いました。

明確に相手のどの箇所をどのようにアタックするかの未来を最後までシミュレーションし、それが決まってから歩き出す。そのあたりが曖昧だと、受ける側も感じ取りにくいので、分かりやすすぎるくらいが良いのかなと感じました。

あと、自分のどのシステムを使って相手のシステムに働きかけるか(骨、筋肉、筋膜、マインド)については、動きながらやると本当に分からない(笑)。まずは止まった状態で地道に感じでいきたいなと思います。

自分のマインド(今回なら意図)で相手のマインドを捉えるのも難しいのですが、個人的には、自分のマインドと相手のマインドを見つけたら、ただ一緒にいてあげる…みたいな感覚な気がしています。言語化すると余計に分からないですが(笑)。

そして、改めて思ったのは、システマを深めてきた人たちから得られるフィーリングがそれぞれ違うことです(ザイコは今はシステマを謳っていませんが)。

クワンは大らかさと力強さ。ザイコは穏やかさと幸福感。ダニールは自然体。大西さんはパワフルで寛容。ヴラッドはあまり触れたことがないのでよくわからず…。

人はそれぞれ違うので、ペアワークでも誰と組むかで何をどう感じるかは当たり前のように変わります。

セミナーで色んな人と組んでもらう中で、正しいフィーリングを体感させて導いてくれる人はすごいなと改めて思いました。

伝える側にとっては大したことではなくても、うまくできずにもがいている側としては、狭い檻の中に閉じ込められていた状態から解放されるような、あるいは目の前の見える世界が突然変わったようなとてつもない衝撃があります。

それまでとても窮屈で苦しんでたのに、一瞬で笑顔に変わります。そういうのがうまい人は教える時も笑顔で和やかでリラックスしているので、そのリラックスが伝染しているのかもなと。

システマという場での話ですが、これが日常生活でもできると人の人生を良い方向に変えられる力になると思いました。

お笑い芸人が、ステージでウケた瞬間が忘れられないから、つらいことがあっても芸人を続けられるのと同じように、私にとってはこの忘れられない衝撃体験みたいなのが何度かあったのでシステマを続けているのかなぁと感じています。

自分を良い方向に導いてくれたものに対しては、恩返ししていきたい気持ちがあります。例えばインターネットは私の人生を変えたものの一つなので、仕事やこういう趣味的な文章を書くことで誰かの何かに響いたらよいなとか。最近のインターネットはちょっと状況が変わってきていますが…(笑)。

システマの場面に限らず、そういう良いフィーリングを伝えられるようになりたいなと。そんなことを考えました。

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