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れきしサロン

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史学科卒が語る歴史のあれこれ。「歴史を学ぶ意味」「歴史から見えてくること」など、「歴史」そのものについて考察しています。
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#探究学習がすき

時空を超えたきみが愛しくて仕方ない

時空を超えたきみが愛しくて仕方ない

「憎まれて 世に憚るは適役 憚りかねて 今は冥途」

江戸でやらかして、遠く松前(北海道)にたどり着いた。でもその松前にもいられなくなり、こうして冥途に向かっている。

江戸時代、坂東秀蔵という人が遺した辞世の句です。先日読んだ本の中に出てきて、この句のセンスの良さに脱帽しました。

歴史は堅いものであると、歴史好きの私でさえ思い込んでいたようです。過去を生きた人々は、教科書といういわゆる公式の場

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文系の学問って、本当に無駄なの?

文系の学問って、本当に無駄なの?

日本史を専攻していた学生時代「史学科って何やってるの?暗記?」と言われたことがありました。

義務教育で習う「歴史」という科目だからこそ、その感覚を引きずってしまう気持ちはとってもよく分かります。

でも、学問とは自ら課題を見つけて探求するもの。暗記をしているだけじゃ、学問と言えませんよね。

史学科って、何をやっているんだろう?

ズバリ申し上げますと、史学とは「情報選別能力を培う学問」です。

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