おかゆ

検査開始から約4年の不妊治療期間、10回目の移植でようやく妊娠、出産。 その後治療を再…

おかゆ

検査開始から約4年の不妊治療期間、10回目の移植でようやく妊娠、出産。 その後治療を再開し、11回目の移植で第二子を妊娠、出産。 現在33歳、2児の母です。 自分自身の辛かった数年を振り返り、自分の経験が誰かのためになればという想いから発信します。 どうぞよろしくお願いします。

最近の記事

不妊治療の先にある幸せの形

※過去記事のリポストです。 今日の3回目のスッキリの特集で「不妊治療とその後〜妻たちの選択と伝えたい事〜」をやっていました。 ニュースキャスターの陣内さんと、タレントの竹内さんが出られていて、不妊治療で結果的に子どもを授かれなかったその先の、それぞれの選択について話されていました。 その中で何度も出てきた「不妊治療の辞めどき」というのは本当に難しいことだと思います。 この辛い治療の先に「子どもを授かれる確証」みたいなものがあれば、きっと皆「今は辛いけど必ず授かれるから

    • 4回の移植失敗を経験して思うこと

      ※過去記事のリポストです。 人間きっと誰でもそうですが、希望を持って、万全の準備をして挑んだものが、失敗に終わった時、絶望のドン底に突き落とされたような気持ちになります。 私も、希望を持って挑んだ初めての移植が失敗に終わった時。2回目の移植で見事陽性反応が出て、心拍が確認出来た後、流産した時。1回妊娠出来ているから、あなたの身体は妊娠できる身体とわかったから、大丈夫だし、流産した後は妊娠しやすいよ、と言われて臨んだ3回目の移植がかすりもせず失敗した時。 3回目陰性の結果

      • 体外受精の移植周期で使っている薬まとめ

        ※過去記事のリポストです。 今回、5回目の移植周期を迎えているので、これまでで使ってきた移植周期の薬をまとめておこうと思います。自分記録用です。 約1年前からの記憶を辿っているので、正確じゃない部分があるかもしれません…。 【1回目】エストラーナテープ×4枚、ルティナス膣錠×1日3回、デュファストン1錠×1日2回、プレドニン×1日1回、葉酸 【2回目】エストラーナテープ×4枚、ルティナス膣錠×3回、デュファストン2錠×2回、プレドニン×1回、バファリン×1回、サイレイ

        • エストラーナテープ地獄の始まり

          ※過去記事のリポストです。 エストラーナテープが始まっていて、今、2日おきに4枚貼り替えていますが、早くも腰あたりがかぶれています。 エストラーナテープは、体外受精の胚移植の際に使われ、子宮内膜を受精卵が着床できる状態にするために使われる、卵胞ホルモンを補う薬です。 胚移植のための薬は幾つかあるのですが、私が1年前から変わらず使っているのは、エストラーナテープ(貼り薬)、ルティナス(膣剤)、デュファストン(飲み薬)の3つです。 このエストラーナテープですが、夏場はむし

        不妊治療の先にある幸せの形

          隣の家族は青く見える

          ※過去記事のリポストです。 今、FODでドラマ「隣の家族は青く見える」の無料再放送をしています。放送は2018年の冬で、私はリアルタイムで見ていたのですが、旦那さんは見ていなかったので、改めて、今、夫婦で見ています。 リアルタイムで見ていた頃は、私自身、まだ体外受精にステップアップしていなかったのですが、体外受精をしている今、改めてこのドラマを見ると、本当に共感する部分が多いです。 不妊治療だけでなく、ジェンダーやセクシャリティ、夫婦の在り方など、本当に考えさせられ、大

          隣の家族は青く見える

          5回目の移植周期開始と卵2個戻しについて

          ※過去記事のリポストです。 こんにちは、おかゆです。 昨日リセットしたので病院に行ってきました。 子宮をピルで休ませたお陰で、内膜の腫れは引いていて、子宮は回復していました。移植の時期もおおよそ決定しました。 私、勘違いしていて、移植は今週末だと思っていたのですが、なんと再来週でした…! これまでは移植周期が続いていたので、リセットしたら1週間で移植!というのが頭にあったのですが、よくよく考えてみると今回は採卵を挟んでいたので、すぐに移植にはならないのですね。1年ぶり

          5回目の移植周期開始と卵2個戻しについて

          7月1日という特別な日

          ※過去記事のリポストです。 今日、7月1日は、父の誕生日であり、祖父の命日であり、2年前に結婚式を挙げた日(結婚記念日ではないですが)であり、そして、初めてできた子どもの出産予定日でした。 めでたくもあり、私にとって忘れられない日です。 初めて妊娠した時「予定日がこの日なんて、すごい!」と思っていて、上手くいかない結末がきて、違った意味で特別な意味を持つことになるなんて、想像していませんでした。 ただ、流産した直後は、7月1日を笑って過ごせているとも、思っていませんで

          7月1日という特別な日

          私が子どもをほしい理由

          ※過去記事のリポストです。 体外受精を始めてから丸1年、不妊治療を始めてから、ちょうど2年が経とうとしています。 残り半年の挑戦という時になって「自分ってなぜ子どもがほしいんだろう?」と、改めて考えていました。 大抵の人は、そこまで突き詰めて考えるまもなく子どもができるので、これまで、例えば、友人に「どうして子どもがほしかったの?」と聞いても「どうしてって聞かれても、ほしかったから」「結婚したら、次は大体、子どもを持つものだよね…?」などと返ってきて、その先の答えが返っ

          私が子どもをほしい理由

          ERA検査の謎は深まる

          ※過去記事のリポストです。 今日からピルの内服が終わり、リセット待ち期間に入ります。ピルからの生理はいつも重重なので、本当に嫌です…。 以前の「ERA検査」という記事でも書きましたが、私、着床の窓のズレが143時間もあります。 この結果によって、移植時期をずらし、薬を変えたりしたので、4回目の奇跡を信じよう…と思って移植しました。 そして色々考慮して移植したにもかかわらず、4回目も残念ながらかすりもしない陰性でした…。 何回か記事に書いたような気がするのですが、着床

          ERA検査の謎は深まる

          低AMHで、実年齢よりマイナス10歳

          ※過去記事のリポストです。 そういえば、私、低AMHなのです。 AMH(アンチミュラー管ホルモン)は、卵胞から分泌されるホルモンのことで、これを調べることで「現時点で卵子がどれくらい残っているか」ということを知ることができます。 体内にある卵子の数は1人1人生まれつき決まっていて、それは増えることはなく、徐々に減っていきます。 「AMHが低い=妊娠率が低い」というものではなく、卵子の質の良し悪しも、この数字ではわかりません。 あくまで、その人に残っている卵子の数が多

          低AMHで、実年齢よりマイナス10歳

          「幸せ」とは

          ※過去記事のリポストです。 昨日、母と祖母と旅行に行ってきました。 7月から半年は私も移植期間に入るし、7月中旬から仕事も始める予定なので、いける時に行きたいね、と話していたのです。 そして、祖母も最近周りの友人が亡くなったり、病気になったりで、心が弱っていたので、気分転換になったらいいなという意味も込めて、でした。久しぶりに、親子3代で色々な話をしました。もちろん私の不妊治療の話も。 元々祖母にも治療のことを隠してはなかったのですが、何で祖母にも話したんだろう、と振

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          人生大抵何とかできる

          ※過去記事のリポストです。 「人生大抵何とかできる」と、私はそう思っています。 お金がない、仕事が辛い、人間関係…等、人それぞれ色々な悩みを持っていると思います。 私も不妊で悩む前はそういったことで悩んでいました。 でも、お金がないなら、お金を稼ぐ方法を考えればいい。割の良い仕事に就くか、副業を始めるか。投資を始める、など、お金を稼ぐ方法はいくらだってあります。 仕事が辛いなら、転職すればいいと思います。 人間関係が上手くいかないなら、これも転職すればいいと思います

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          プラノバール(中容量ピル)の副作用に驚き

          ※過去記事のリポストです。 プラノバール(中容量ピル)を服用しはじめて、1週間以上経ちました。実は服用し始めた頃は、副作用に悩まされていました。 プラノバールは久しぶりの服用だったのですが、今回、看護師さんから処方された際に「副作用は大丈夫ですか?」と、聞かれました。 その時は、ピルに副作用とかあるの?と思い「はい、大丈夫です。」と言いましたが、今回飲み始めた頃は、生理前のようなお腹の痛みと、朝起きた時の、胃の不快感、そして、発疹とまではいかないのですが、手足の痒み(よ

          プラノバール(中容量ピル)の副作用に驚き

          友人の気遣いに感謝

          ※過去記事のリポストです。 仲が良い私の友人の一部には、私が不妊治療(体外受精)をしていることを話しています。 その友人の中には、妊娠出産を隠して言わなかったり、距離を置いてくれている子もいて、それを知った時に「気を遣ってくれてたんだな…」と、すごく申し訳ない気持ちになることがあります。 友人の1人が、私が流産して1ヶ月後に妊娠が発覚して、その時、すごく言いにくそうに「どうしようか迷ったんだけど…」と報告してくれました。 私としては、言ってくれて全然良かったのですが…

          友人の気遣いに感謝

          在職中に言われた心ないひとこと

          ※過去記事のリポストです。 こんにちは、おかゆです。 起きて改めて思い返してみて改めて「私、過去に何度か嫌なことを言われてきたけど、よく耐えていたな」と思いました(笑) あの頃は、ただただ目の前の仕事と治療に必死で、人に言われたことで傷付いたことは沢山ありましたが、心が持たないので、努めて忘れよう、忘れよう、としていたような気がします。 穏やかな生活になった今では、もう免疫がなく(笑)、もしそれが今言われていたとしたら、いちいち傷付いてしまうと思います。 治療を続け

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          窮地を救ってくれた看護師さんの言葉

          ※過去記事のリポストです。 こんにちは、おかゆです。 生まれて初めての妊娠が流産に終わった時、流産後に何とか立ち直って挑んだ3回目の移植が陰性だった時、そして、これまでの数々の検査の結果を経て万全な状態で挑んだ4回目の移植がかすりもせず陰性に終わった時、この時は本当にメンタルが崩壊寸前でした。 何とかクリニックの待合室では泣かないように心がけていましたが、ふと油断すると自分で「悲しい」と認識する前に、涙が溢れてしまう、そんな状態でした。 どの時だったか、旦那さんも付き

          窮地を救ってくれた看護師さんの言葉