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不妊治療の先にある幸せの形

※過去記事のリポストです。

今日の3回目のスッキリの特集で「不妊治療とその後〜妻たちの選択と伝えたい事〜」をやっていました。

ニュースキャスターの陣内さんと、タレントの竹内さんが出られていて、不妊治療で結果的に子どもを授かれなかったその先の、それぞれの選択について話されていました。

その中で何度も出てきた「不妊治療の辞めどき」というのは本当に難しいことだと思います。

この辛い治療の先に「子どもを授かれる確証」みたいなものがあれば、きっと皆「今は辛いけど必ず授かれるから、頑張ろう」と思えるのですが、残念ながら、確証はなく、しかも努力したからといってその努力が報われるわけでもないです。

よく「不妊治療をやめたら自然妊娠できた」とか「これで最後にしよう、と思ってした最後の移植で妊娠できた」とか聞きますが、それは全てポジティブな結果論です。

妊娠報告はよく聞くのに、不妊治療のカミングアウトはあまり聞かない、というのと似ていて、世の中に「ポジティブ」な情報は皆発信しますが、「ネガティブ(だと、思われるかもしれない)」情報は、あまり発信していないケースがあり「不妊治療の末、授かれなかった」という結果は、発信しない人も多いんじゃないかな、と思いました。

それ故、誰にも言えず、1人だったり、夫婦だったりで抱え込んでしまうことも多い。

不妊治療は、希望であり、時には絶望も与えてしまうものです。

でもその絶望の先に、それぞれ別の希望を見つけ、前向きに歩いておられる方々も沢山いて、本当にすごいし、心から尊敬します。

2組の夫婦のインタビューの後、加藤浩次さんが「幸せの形は周りが決めるものじゃない、本人が決めるもの」と言っていて、この言葉に共感しました。

当たり前の言葉だけど、私たちは周り(世間)の目を気にしたりして、なぜか当たり前になっていない言葉だよな、とも思いました。

不妊治療だけじゃなく、どんなことにしても、日本人は特に、周りの目を気にする国民性なのでしょうか。

誰にどう思われようが全く気にせず、人の意見も気にせず、自分が幸せだと信じる道を進んで生きれたら、どれほど楽かな、と時々思います。

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