見出し画像

人生大抵何とかできる

※過去記事のリポストです。

「人生大抵何とかできる」と、私はそう思っています。
お金がない、仕事が辛い、人間関係…等、人それぞれ色々な悩みを持っていると思います。

私も不妊で悩む前はそういったことで悩んでいました。

でも、お金がないなら、お金を稼ぐ方法を考えればいい。割の良い仕事に就くか、副業を始めるか。投資を始める、など、お金を稼ぐ方法はいくらだってあります。

仕事が辛いなら、転職すればいいと思います。

人間関係が上手くいかないなら、これも転職すればいいと思います。もしくは、自分がストレスなく働ける方法を探したり。例えば、我慢しないで思っていることを言うようにする、とか。仕事の悩みも大抵何とかなります。

不満があるけど、それが出来ないと思うのは、実際行動に起こす勇気がないか、実はそこまで不満じゃないか、じゃないかな、と思います。

それ以上に、人生、もっとどうしようもできないものがあります。

それは、人間の「生」と「死」です。
これは努力とは無関係であることが多い気がします。

「神のみぞ知る領域」で、生まれた時から運命として決められている、とまで言われていたりします。

何が言いたいかと言うと、「不妊」「授からない」というのは、多くのそうじゃない人が想像するよりも、ずっとずっと大変なことだということです。

不妊治療をして「生」を授かるために、何度も心折れます。人の心ない言葉で傷つきます。先の見えない未来に絶望だって感じます。殆どの人が味わうことのない身体的痛みを何十回と経験します。そして、1番辛いのは、赤ちゃんを望む限り、これらを回避する方法が見つからないことです。

努力を何十年しても報われないかもしれない、変わりたい、でも変われない、でも0.00000001%でも望みがあるなら…という、ほんの僅かな可能性にも希望を見つけながら、日々戦っているのです。

もちろん、もっと辛い状況の人は沢山いるのはわかっているし、人の悩みの大きさは比較出来ないことはわかっています。こっちはどうしようもないことに直面しているのだから、努力できる人はしろよ、と思っているわけではありません。

「不妊は、大変なんだから、理解してよ!」と悲劇のヒロインぶりたいわけでもありません。

でも「何とかなる悩みなら、何とかできる」と前向きに捉えてくれる人が少しでもいたらいいな、と、私は思います。

完全に私の意見ですので、ご理解ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?