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恋とか愛とか

そういう話をしようと思います。 恋愛観や結婚観なんてどんどん変わっていくものだと思うので、あくまで今のわたしが考えていることを整理して記録しておこうと思います。 わたし。27歳女性。 現在、恋人や配偶者はいない。 初めてちゃんと恋人ができたのは高校1年生のとき。雰囲気や趣味が自分と似ているところがすきだった。5年付き合った。 交際が長くなってくると家族のようになっていき、手を抜きはじめたり嫌なところが見えてくる。結婚する相手ならそんなもんかな、それでもいいか、と思っていた

    • わたしがこの街で暮らす理由

      東京から1時間ちょっとの田舎に、わたしの生まれ育った街がある。しょっちゅう東京に遊びに行っているせいか東京に住んでいると思われることが多いのだけれど、わたしは今 地元で暮らしている。 この街で18歳までを過ごし、進学を機に引っ越してひとり暮らしをはじめ、その6年後に就職をして地元に帰ってきた。たまたま地元の支店に配属が決まったからだ。 とくべつ地元に帰ってきたかったわけではなく、なりゆきで帰ってくることになった。実家の犬と頻繁に会えるようになることはとてもうれしかった。

      • うれしかったこと日記 まとめ

        Twitterに書いているうれしかったこと日記をまとめました。随時更新します。

        • 1月22日 わたしを取り戻すひとり旅

          2泊3日の大阪ひとり旅が終わりました。 行きの新幹線で書いた文↓ 旅のいちばんのメインだったライブのあと、わたしはホテルに戻らずに梅田の「サウナ&スパ 大東洋」に直行した。 とくべつサウナが好きというわけではないけれど、大阪に来たらここに行きたくなってしまう。1年ほど前にわたしがサウナデビューし、その気持ちよさを知ってしまった場所だ(大阪から転勤してきた先輩にこの話をしたら「女の子が1人で行くようなとこちゃうで」と言われてしまったけれど)。 ひさしぶりにサウナに入ると、

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        • 日記
          10本
        • 愛をこめて
          7本

        記事

          初めてスピッツのライブに行った話。ここは地獄ではないと思えてよかった

          スピッツのことを、何がきっかけでいつからすきになったのか、全く思い出せない。 わたしが生まれた頃にはすでに大ヒット曲『チェリー』を生み出したバンドになっていて、実家には当たり前のようにCDがあった。 わたしは特別好んで聴いていたわけではなかったけれど、大学生のころに30周年記念のベストアルバムがリリースされて、なぜか「今これを買わないと後悔する」と思ったので買った。当時住んでいた仙台の駅前のTSUTAYAで、大事に貯めていたTポイントを全部使って買った。聴いてみたらほとんど全

          初めてスピッツのライブに行った話。ここは地獄ではないと思えてよかった

          1月16日 胃痛とひとり旅

          朝5時半に起きた。 ひとり旅に出る。今回はとびきり気楽なやつ。 ここ数日、胃痛に悩まされていた。原因はわかりきっている。ストレスだ。 職場でのトラブルがいくつも重なり、従業員が何人もわたしに相談をしてくる。話しながら泣いてしまうひともいた。はっきり言って仕舞えばわたしには関係のないことだった。でもとりあえず話を聞く。共感する。問題をまとめる。原因となっている社員にそれとなく改善してもらえるよう伝える。そんなことを何度か繰り返しているうちに、なぜかわたしの胃が痛くなってきた。

          1月16日 胃痛とひとり旅

          友野一希・世界一楽しそうなエンターテイナーが孤高のアーティストと化した日

          友野一希というフィギュアスケーターをご存知ですか。 というnoteを今年の3月に書いた。 (ありがたいことにたくさんの人に読んでいただきました) これを書いた直後の世界選手権で、友野一希は自己ベストを更新する演技で6位に入賞した。 そのときわたしは会場にいた。 演技のクライマックス、一気に加速しながらリンクを端から端まで使って踊る"コレオシークエンス"で、世界中から集まったおよそ2万人の観客が一斉に手拍子を始めた。 度肝を抜かれた。さいたまスーパーアリーナが揺れていた

          友野一希・世界一楽しそうなエンターテイナーが孤高のアーティストと化した日

          10月27日 老舗のカバン修理工房に行った話

          ドクターマーチンのサッチェルバッグが届いた。先日の仙台ひとり旅で一目惚れし、しばらく悩んだ末にオンラインショップで買ったもの。 わかってはいたけれど、ユニセックスなので男性の身長にも合うようにショルダーストラップが長い。穴を全て詰めてもかなり長いので、お直しを受けてくれそうなお店を探していた。 検索にヒットしたのは昔からある老舗のようなカバン修理工房。ベテランの職人さんが1人でやっているとのことだった。生活圏内にこんな場所があったとは。まだまだ知らないところだらけだ。 民家

          10月27日 老舗のカバン修理工房に行った話

          10月24日 なんでもない休日

          朝早く起きたものの、ぐずる犬をなだめていたら遅刻ギリギリの時間になってしまった。 おばあちゃん犬はどんどん赤ちゃんに戻っている。散歩して朝ごはんをガツガツ食べて、眠くなったのにスムーズに寝付けないのが不安らしくふにふにと繰り返し泣く。 撫でたり話しかけたり少しおやつを与えたりしても泣き止まないので、清塚信也さんの『眠るためのピアノアルバム』から「Baby, God Bless You (beautiful sleep ver.)」をかけてやるとすやすやと眠りはじめた。 急

          10月24日 なんでもない休日

          10月19日 なんでもない日

          いつもと違う場所で、かっちりした服装での出勤。ジャケットにスカート、革靴。 今日は簡単に言うとまあ、会議のようなものだった。ベテランのひとたちに囲まれて、一日中 むずかしいかおをして座っていた。わたしはいちばん歳下だった。 ずっと座っているというのは疲れる。 やっぱり、今のわたしは現場でいろんなお客さんと話しながら動き回っているほうが性に合っているなぁと思った。 いつもよりだいぶ早い退勤。クリーニングに出していた服を受け取りに行った。 古着で買ったピンクハウスのブルゾンは

          10月19日 なんでもない日

          10月14日 仙台ひとり旅

          よく晴れた休日、朝早い時間に家を出る。 10月も半ばになるとかなり冷え込むけれど、わたしにはこれくらいがちょうど良い。 BGMはスピッツの「ひみつスタジオ」。 新幹線で仙台に向かう。 伊坂幸太郎作品を読んだときの解像度の高さ。これは他の作家では味わえない。 学生時代を仙台で過ごしていてほんとうによかったと思う。思わずニヤニヤしてしまった。 仙台に着いてすぐ、ずっと行ってみたかったどら焼き屋さんに向かう。開店して間もない時間だったが、すでに長蛇の列が出来ていた。 お目当て

          10月14日 仙台ひとり旅

          10月13日 くもり時々晴れ

          朝起きた瞬間から体が痛い。 ちょっと変な姿勢で寝てしまったからか、きのうスケートのレッスンに行ったからか。 仕事に行く支度をしながら、なんとなく流していたのはこの動画。 以前も観たことがあるのだけど、上白石萌音ちゃんのやさしい言葉選びと耳障りの良い声がやっぱりだいすきで、朝からとてもしあわせな気持ちになった。 動画の内容と相まって読書欲が高まる。明日は移動が長いので本を携えていこうと思う。 昼休みに、なにを見るともなくスマホの画面を眺めていたらメールの通知がきた。 【

          10月13日 くもり時々晴れ

          10月12日 晴れ

          フィギュアスケートを独学で始めたのは、今年の4月。靴を買ったのが7月。教室に通い始めたのが9月。 今日、初めて個人レッスンをおねがいした。 何をやってみたいですか?という先生の問いに、「最終的な…というか、すごく夢の話なんですけど…いつか自分のプログラムを滑ってみたいです」 と答えてしまった。 自分でもびっくりしている。 大人が出場する大会だとジャンプ3種とスピン1種をプログラムの構成に入れる必要があるので、まずはそこまでいけるように、今季は基礎からやっていきましょう、

          10月12日 晴れ

          世界一楽しそうなスケーター・友野一希

          友野一希というスケーターをご存知ですか。 友野一希(ともの・かずき) 大阪府堺市出身  フィギュアスケート男子シングル特別強化選手 2022年四大陸選手権銀メダル  2022年世界選手権6位 …この際、細かい戦歴は重要ではない。 長い歴史の中で生まれた数々の名演技を遡っても、彼は世界でいちばん楽しそうに滑るスケーターだとわたしは思っている。 1998年生まれ。 現世界王者の宇野昌磨とは同世代。 少し上の世代には五輪2連覇のレジェンド羽生結弦が、少し下の世代には北京五輪

          世界一楽しそうなスケーター・友野一希

          4月1日 晴れ

          社会人1年目が終わる。 入社式はなく研修もリモートだったので、同期にはほとんど会えていない。 感じの悪いお客さんに当たって1日中引きずっていたことがあった。悪質なクレーマーに理不尽なことで怒鳴られ、怖くて泣いたこともあった。 そんなときに助けてくれた先輩がいた。 わたしのすきなスイーツを買ってくれた先輩がいた。 入社して1ヶ月が経った頃、ユニフォームを着て売り場に出た初日に「話しやすいからまたいろいろ教えてほしい。いつも出勤しているの?」と言ってくれたひとがいた。 留年へ

          4月1日 晴れ

          舞台「千と千尋の神隠し」感想

          チケットが取れなさすぎて絶望していたところ本日昼頃に突然ご縁がやってきて、夕方には帝国劇場にいました。 (Twitterでチケットを譲っていただきました。緊張しましたが優しいお姉さんでとても助かりました……ありがとうございました……) いままさに帰りの電車の中です。 興奮冷めやらぬうちに、観劇直後の感想を残しておきます。いつも以上にまとまりのない文章ですが、覚書として。よろしくお願いします。 映画「千と千尋の神隠し」はわたしにとってリアルに1000回くらい観ている、すきと

          舞台「千と千尋の神隠し」感想