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うつ病が「甘え」なわけがない

私の妻はうつ病です(今は寛解しています)。その経験談を以下に書きます。

時々「うつ病は単なる甘えだ」という意見が世間で散見しますが、それは単なる気分の落ち込みとしての「うつ状態」と混同しているからのように感じます。

もし、うつ病の人と同じ屋根の下で住んでいる人の場合、話をじっくり聞いてみると良いです。そうすると

「ああ、これは単なる気分の落ち込みではないな。想像を絶する何かが頭の中で起きている」

じっくり話を聞くことで至る見解

と認識できると思います。

また、うつ病の人は、うつ病自体を隠すことに長けています。要は、

外に出歩いている人の誰がうつ病で誰がうつ病でないかは実質判別できない

ということです。外に出られている時点で、うつ病の最悪な状態からすでに脱しているからです。だから

「うつ病は甘えだ」

時々聞く巷の声

と声高に言っている人は、

同じ屋根の下に「うつ病で寝込んでいる人」がいないので、単なる想像で語っている

或いは

うつ病本人が言いたい真意を理解するまで話を聞いていない

話を聞かない人


このどちらかだと思います。