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お笑い関係あれこれ

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お笑いに関する記事をあれこれまとめています。
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2022年6月の記事一覧

笑いに関する名言集――谷崎潤一郎、タキトゥス、ホッブズ、ブラウン、ジョンソン、モンゴメリ、吉田兼好、ヴォーヴナルグ

笑いに関する名言集――谷崎潤一郎、タキトゥス、ホッブズ、ブラウン、ジョンソン、モンゴメリ、吉田兼好、ヴォーヴナルグ

 お笑い好きが高じてか、笑いに関する名言を集めては、ちょこちょこ載せるという行為を繰り返しております。こんんなことをやり始めて、今回で4回目のようです。

 ここでは笑いの名言を以下のみっつのどれかに当てはまるものとしました。

 さて、笑いにどうしてもつきまとってくるのが「馬鹿にする」というニュアンスです。どれだけ「優しい笑い」に絞っても、「馬鹿にする」のニュアンスをゼロにした例を今のところ見た

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笑いの好みで性格は分からない

笑いの好みで性格は分からない

 小学校に通っていた頃、遠足で動物園に行きまして、まあこの手のイベントのお約束として、その時の思い出を日記にして翌日に提出しろということになりました。

 それならと私、思い出深いふたつの出来事を書くことにしました。

 ひとつは狼です。狼と言えば、一般的なイメージとしては獰猛な肉食動物の代表格であり、要するに怖いやつです。私も「赤ずきん」や「3匹の子豚」でしっかりと予習してきましたから、狼がどん

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お笑い事故が規制を生んだのか

お笑い事故が規制を生んだのか

 普通の人が笑いを取ろうとする際に何が難しいって、相手との距離感を見抜く点だと思うんです。勇気出してウケを狙ってスベる、いじりすぎて怒られる、強めの毒を吐いて泣かれる。もちろん、失敗の理由がたったひとつとは限りません。ただ、上記の悲劇3つは全部、相手との距離感をミスったことによって起きている側面が極めて強い。

 狙って笑いを取るにためは面白い言動も必要ではあります。ただ、適切な状況で言う必要も往

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ザブングル加藤さんは2度抜かれる

ザブングル加藤さんは2度抜かれる

 厚切りジェイソンさんの本が売れているようです。

 今年上半期の書籍ランキングで1位を取るなど、絶好調をうかがわせるニュースがいくつも出てきます。

 厚切りジェイソンさんのデビューにはザブングル、特に加藤さんが大きくかかわっているという話は、お笑いが好きな方ならよく知るエピソードでしょう。営業に来たザブングルが客と腕相撲をするという企画で加藤さんがジェイソンさんを選び、それ以来、ふたりの交流が

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「爆笑問題のススメ」から「さらばのこの本ダレが書いとんねん!」へ

「爆笑問題のススメ」から「さらばのこの本ダレが書いとんねん!」へ

 「爆笑問題のススメ」という番組があったんです。放送期間は2002年から2006年で、爆笑問題のふたりがゲストで作家やそれに近い人を呼んでトークをする番組でした。

 もうだいぶ昔の番組のせいか、ゲストの一覧を見つけるのにも若干の手間が必要でした。ちゃんとした作家からゴリゴリの色物まで、なかなかバラエティに富んでいたと記憶しております。

 爆笑問題と言えば、暴れ回る太田さんとそれをたしなめる田中

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高齢化した若手芸人ならではのあるあるは、遥か昔から存在していたのか

高齢化した若手芸人ならではのあるあるは、遥か昔から存在していたのか

 ここ10年くらい、若手芸人の高齢化が叫ばれるようになりました。今では30代40代の若手芸人が珍しくありません。「それは若手じゃないんじゃないか」と思うんですが、以前は若手の仕事だったものを、現在はそれくらいの年齢の芸人でも平気でやっている。つまり、若手芸人の定義が幅広くなったんでしょう。90歳が「60歳なんてまだまだ小僧じゃよ、ふぉふぉふぉ」と言うようなものです。違いますね。どうもすいません。

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