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死片

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#憂鬱

空過と治癒

空過と治癒

昨日書いたことに稍々惟うことがあったので記しておこうと思う。(→憂鬱と創作)

私は自分が不幸なるところに自分の独自性、存在価値を見出す性向があるので、憂鬱な時ほど創造性が働く。というのが昨日の投稿の大筋である。

これが私に固有なものなのか、普遍的なものなのかは判らないが、憂鬱が創造の起因であることは私にとっては明確である。

つまり、憂鬱は創造の必要条件である。集合論(?)的に表せば、「憂鬱→

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憂鬱と創作

憂鬱と創作

ここの程は、noteの投稿も煩雑に済まして、生活においても格別徒に時の過ぎるのを茫っと待機していたような感が強くある。

だが、思えば12月の頭前後は、一段創作に意欲的だった。12月1日に「自殺してみた」という並ならぬ心境を込めて書いた投稿をし、それを書くに当たって、過去の自分と対峙し、また、色々と感傷の古傷が痛み出した。謂わば、創作に意向出来た時期というのは、憂鬱に浸っていた時期に重なるのである

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