大阪芸術大学嵯峨谷キャンパスプロジェクト

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嵯峨谷の歴史 第6回

嵯峨谷から学ぶ歴史文化とは・・・!? こんばんは。嵯峨谷の歴史、第6回です!今回紹介するのは「永正九年銘一石五輪塔」と「天正二年銘一石五輪塔」です!皆さんの町にもあるかもしれない五輪塔!それぞれ意味や役割があったこと知ってましたか? そもそも五輪塔とは?塔婆の形式のひとつ。この塔の形は地・水・火・風・空の一切の物質を構成する「五大」を表すものとして、「胎蔵界大日如来」の三昧耶形(‥‥一切衆生を救済すること)としている。 この五輪五大の思想は中国においても早くからあっ

    • 嵯峨谷の歴史 第5回

      嵯峨谷にはこんなところにもたくさんの石碑が…!おや?あちらの大きな石…。いったいなんでしょうか…? こんにちは!嵯峨谷の歴史、ついに第5回目です!今回紹介するのは「六斎念仏板碑(ろくさいねんぶついたび)」!とっても大きな板碑ですがどんな意味が隠されているのでしょうか…?嵯峨谷の歴史、今回も見逃せません! どんな板碑? 嵯峨谷の観音寺には、石造遺物を中心として数十基の石塔群があります。そのなかでもひと きわ目立つのがこちらの板碑。 高さ142.0cm、幅115.0cm

      • 第5回嵯峨谷クロストーク(後編)

        第五回目(後編)は、放送学科三回生の田中、寺田と嵯峨谷に住む谷山(たにやま)さんとのクロストークです!直接クロストークを行い、嵯峨谷の良さをたくさん語っていただきました!前編・中編・後編に渡ってお届け!今回はその後編を、どうぞお楽しみください! 縁(えにし)の会の活動内容寺田:縁の会は、どのような活動をされているんですか? 谷山:本来、縁の会と言うのは、サポーターというよりも、裾野を広げるため働きをせなあかんわけね。で、これについては基本的に毎年やってた、ハイキングでたく

        • 第5回嵯峨谷クロストーク(中編)

          第五回目(中編)は、放送学科三回生の田中、寺田と嵯峨谷に住む谷山(たにやま)さんとのクロストークです!直接クロストークを行い、嵯峨谷の良さをたくさん語っていただきました!前編・中編・後編に渡ってお届け!今回はその中編を、どうぞお楽しみください! 嵯峨谷に住む理由田中:河内長野と嵯峨谷と、どうして両方に住んでらっしゃるんですか? 谷山:それはね。経済面で言うと、当然こういうものは条件が必要なんだけども、僕らが家を求めていた頃というのはバブルの時代で。自分の中にある感覚で、家

          嵯峨谷の歴史 第4回

          1・伝統行事「神踊り」って? こんにちは!今回は嵯峨谷の伝統行事である「神踊り(こおどり)」について説明したいと思います。 神踊りとは、毎年8月15日行われる「家内安全・五穀豊穣」の願いを込めて踊る伝統行事のこと。室町時代から継承されていると推定され、たいへん歴史のある踊りです。                         締太鼓を用いた踊りで、近畿地方には締太鼓による鼓踊が多いと言われています。 2・神踊りの前にまず踊る前に神踊りの衣装に着替えた一同は行列を作り神踊

          第5回嵯峨谷クロストーク(前編)

          第五回目(前編)は、放送学科三回生の田中、寺田と嵯峨谷に住む谷山(たにやま)さんとのクロストークです!直接クロストークを行い、嵯峨谷の良さをたくさん語っていただきました!前編・中編・後編に渡ってお届け!今回はその前編を、どうぞお楽しみください! 嵯峨谷に来た理由田中:なぜこの嵯峨谷に来たのかを、教えていただきたいです。 谷山:僕も家内も子供時代から田舎を持たないというか…。よくお盆や正月におじいちゃんとこに帰るというかクラスメートなんかはよくいたりしますやん。でも僕らには

          嵯峨谷の歴史 第3回

          嵯峨谷には「神踊り」と呼ばれる伝統芸能がある。 こんにちは。第三回 嵯峨谷の歴史です。 今回、紹介しますのは、 嵯峨谷の一大行事「神踊り(こおどり)」です。   毎年、八月十五日に行われるこの神踊り。 一体いつから行われているのか?         どういう意味をもつお祭りなのか?        神踊りとは何なのか?                             神踊りとは?神踊りは、氏神若宮八幡神社に室町時代からの伝承である。 起源についての記録は江戸時代に

          第四回 嵯峨谷クロストーク

          第四回目は、放送学科三回生の田中、寺田と嵯峨谷に住む坂口博文(さかぐちひろふみ)さんとのクロストークをお届けします!嵯峨谷に住み方と直接クロストークを行うのはこの記事が初めてです。嵯峨谷の良さをたくさん語ってくださいました!どうぞお楽しみください! 嵯峨谷に住まわれて 田中:ここにはずっといらっしゃったんですか? 坂口:生まれてこのかたずっと。4,5年ちょっと出てた時期もあるけどね。 田中:芸大に通ってたとお伺いしてます。何学科だったんですか? 坂口:今はもうなくな

          嵯峨谷の歴史 第2回

          多く墓の中が並ぶ中、ひときわ目立つこちらのお地蔵さん…。こちらはいったい…? こんにちは!!第2回 嵯峨谷の歴史です! 今回紹介するのは嵯峨谷の造物、「六地蔵六面石幢(ろくじぞうろくめんせきとう)」についてです!こちらの石造、お地蔵さんが6人かいるようですが、いったいどういった意味があるのでしょうか…? 六地蔵六面石幢って?六地蔵六面石幢は高さ89.8cmで、本体である幢身部とその上にのる笠部の2材で構成されています。幢身部は六角柱になっており、各側面には地蔵菩薩立像

          第三回 嵯峨谷クロストーク

          第三回は、写真学科四回生・藤井さんと多湖さんに私たち放送学科二回生・鈴木と一回生・寺川が質問していくクロストークとなっています!写真学科のお二人には根掘り葉掘り聞きました。ZOOMでの取材でしたが気さくに答えてくださいました。最後まで見てくれると幸いです。ではどうぞ!! プロジェクトに参加した理由 鈴木:なぜプロジェクトに参加を? 藤井:木村先生から話が来て、自分がやってるドローンで撮影・録音を協力できたらいいかなと思って。特に地方で参加してやるっていうのを三回生の

          歴史、始めました。

          初めまして!!大阪芸術大学嵯峨谷キャンパスでは「クロストーク」だけでなく歴史や文化についても発信していきます。                    突然ですが、ここで皆さんに問題です。 先ほどから何度か登場している「嵯峨谷」何て読むでしょうか? 正解は「サガタニ」と読みます。 (ここだけの秘密ですが、私は最初、スガタニっと読んでしました。) では、このサガタニっていつからどのように始まったと思いますか? 記念すべき歴史の第一回目である今回は 「嵯峨谷(サガタニ)

          第二回 嵯峨谷クロストーク

          第二回目は、放送学科三回生メンバーでクロストークをお届け!このプロジェクトに初期から携わってきた、田中、寺田、松下、匠の4名でクロストークをさせていただきました。どうぞお楽しみください! 自己紹介学生一同:放送学科三回生の… 田中:制作コース、田中です! 寺田:広告コース、寺田です! 松下:アナウンスコース、松下です! 匠:広告コース、匠です! 学生一同:よろしくお願いします!!! なぜこのプロジェクトに参加したのか?田中:私と寺田ちゃんは、クロストーク担当メン

          第一回 嵯峨谷クロストーク

          記念すべき第一回目は、放送学科のクロストーク班の、現在三回生の田中、寺田、二回生の鈴木、一回生の寺川で、クロストークを行いました! 自己紹介 田中:大阪芸術大学 芸術学部 放送学科 三回生 制作コースの田中です! 寺田:大阪芸術大学 芸術学部 放送学科 三回生 広告コースの寺田です! 鈴木:大阪芸術大学 芸術学部 放送学科 二回生 アナウンスコースの鈴木です! 寺川:大阪芸術大学 芸術学部 放送学科 一回生 の寺川です! 学生一同:よろしくお願いします!!! 何故

          大阪芸術大学嵯峨谷キャンパスプロジェクト

          はじめまして!このnoteは、「大阪芸術大学嵯峨谷キャンパスプロジェクト」に参加している大阪芸術大学放送学科のメンバーが、和歌山県橋本市にある隠里「嵯峨谷」の歴史、人、暮らしなどのさまざまなコンテンツについて、学生目線で取材しまとめたものを皆さんに発信していきます! 大阪芸術大学嵯峨谷キャンパスプロジェクトとは? このプロジェクトは、和歌山県、橋本市、嵯峨谷「縁」の会、大阪芸術大学の4者が連携し、和歌山県橋本市にある「嵯峨谷」を活性化していく、というものです。私達大阪芸術大

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