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ミレニアル世代の元しがない雇われ医畜。東京在住。資本主義ゲームを攻略して現代に生きる賢…

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ミレニアル世代の元しがない雇われ医畜。東京在住。資本主義ゲームを攻略して現代に生きる賢者(無職ニート)となるべく米国株投資をしています。はてなの陰気系ネタブログを転載しております。

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テクノロジーにより進む幼児化とその先に待ち受けるもの

情報化社会が幼児化をもたらした? 先日、社会の情報化によって文化の変質が起こっているとする論説が地方紙に掲載されました。 ゆっくり時間をかけて物事を経験、反復したり、吟味するという習慣がなくなった結果、その習慣によって培われ、cultivateされてきた文化の重厚さが失われている。 そしてそれは文化を生み出してきた人間の精神の衰退、幼児化を意味しているのではないか、ということを指摘しています。 社会の情報化、ネット化によって失われた習慣。 特に大きいのは、じっくり

    • IQの上がった人類は本当に賢くなったのか?

      IQの高いバカが増えている? 人類のIQ(知能指数)は過去数十年にわたり一貫して上昇し続けてきた。 フリン効果として知られるこの現象が世界のあらゆる地域で起きているという報告は、当時の心理学界に驚愕をもって受け止められました。 それまで主に遺伝的な要因によって決まるとされていたIQが、比較的短期間のうちに急激な上昇をみせていたからです。 このことはつまり、IQの上昇が環境の変化によってもたらされたことを意味していますが、その具体的な理由としては教育制度改革による基礎教

      • 所持金$100からの覆面ビリオネア起業チャレンジにみるサバイバルTips

        少し前にネット界隈でも話題になった『覆面ビリオネア(Undercover Billionaire)』シリーズ、シーズン1。 2019年にアメリカのディスカバリーチャンネルで放映された番組で、金融業で巨万の富を築いた起業家グレン・スターンズが、誰も知らない無名の人になりすまし、見知らぬ街で所持金わずか100ドルから90日で100万ドルのビジネスの立ち上げを目指すというドキュメンタリーです。 この作品はあくまでリアリティーショーであり、常に番組スタッフが帯同していたり、妙に都

        • "ぼっちで来る人"は実はいい人?

          他者とつながる力は人の強さの源泉 近年、社会構造の変化やインターネットの普及などにより、世界的に孤独を感じている人が増えていると言われています(※1)。 2018年にイギリスで世界で初めての孤独担当大臣が任命されたのに続いて、昨年2月には日本でも同様のポストが新設され、話題を呼びました。 このような動きからわかるのは、いまや国家レベルで孤独を社会的な問題として位置付けるようになってきているということです。 その背景としては、孤独の健康に対する悪影響が見過ごせないほど大

        テクノロジーにより進む幼児化とその先に待ち受けるもの

        • IQの上がった人類は本当に賢くなったのか?

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          フィンランドは陰キャ大国?

          先日NATOへの加盟が報じられた北欧国家フィンランド。 バルト海を臨むスカンジナビア半島の内側部に位置し、西はスウェーデン、北はノルウェー、そして東部はロシアと国境を接しています。 国の面積は日本から九州を除いたくらいの大きさですが、国土の80%が森や湖に覆われ、人口は約500万人程度の小国です。 フィンランドと言えばムーミン原作の地として有名ですが、世界的には内向的な人が多い国としても知られているようです(※1)。 そんな陰キャ大国のフィンランドですが、実は国連の世

          フィンランドは陰キャ大国?

          ネットという沼地の歩き方

          "何をするか"より"誰とするか" ジム・コリンズの『ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則』に「だれをバスに乗せるか」という有名な一節があります。 この発想の大胆なところは、"First Who"、つまり何をするかよりもまず、誰とやるかを決めるべきだとしているところです。 そして誰をバスに乗せるかの基準についても、仕事上の具体的なスキルや専門知識など一般的なものを採用するのではなく、性格や価値観などより内面的な部分を重視すべきであると続きます。 さらにこの"誰"にこだわ

          ネットという沼地の歩き方

          ファイトクラブにみるセミリタイア戦士の精神性

          ファイトクラブの精神とは先日尊師がファイトクラブについて書いていました(※1)。 『ファイト・クラブ』は今から20年以上前、1999年に公開されたブラッド・ピット主演のアクションドラマで、10代~20代の若い世代には知らない人も多いかもしれません。 大まかなストーリーとしては、高級家具のコレクションを生きがいとしているが慢性的な不眠症に悩まされるサラリーマンの主人公(僕)が、タイラー・ダーデンという謎の男との出会いをきっかけに人生を大きく変えていく……というものです。

          ファイトクラブにみるセミリタイア戦士の精神性

          消費する楽しさから創造する楽しさへ

          私も立派なおっさんと言われる歳になり、このところどこか遊びに行きたい、何かおいしいものが食べたいといった類いの欲の衰えを感じるようになってきました。 これはおそらく単なる老化現象の一種なのですが、良いふうに解釈すれば成熟したと言えないこともないかもしれません。 この強がりには全く根拠がないというわけでもなく、人間の脳(特に最後に発達する前頭前野)はおおむね30歳頃まで成長すると言われていますが(※1)、抑制系のセロトニン神経、GABA神経には前頭葉を介して欲求(報酬系)の

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          ストリートスマートでいこう

          ブックスマートとストリートスマート英語で"smart"と言えば一般的には賢さのことを表しますが、このスマートさを形容する概念としてブック・スマート(Book-smart)とストリート・スマート(Street-smart)(※1)という2種類の口語表現があるようです。 ブックスマートは主に座学で得た知識が豊富な人のことを指す言葉ですが、わざわざブックとつくのは、頭でっかちで実践に欠ける世間知らずというネガティブな意味合いが込められることが多いからのようです。 一方ストリート

          ストリートスマートでいこう

          今その場所が世界のすべてではない

          世界に冠たるパワハラ大国?われわれ労働者にとって仕事にまつわる悩みというのはつきものです。 中でも大きな悩みの種の一つは、本音の転職理由としても常に上位にあがる職場の人間関係(特に上司との関係)ではないでしょうか。 2015年にISSP(国際社会調査プログラム)で実施された仕事意識に関する調査では、26%がこれまでに何らかのハラスメントを受けたことがあると回答しており、これは世界第三位という結果でした。 ただしこの結果は元記事でも指摘されているように、ハラスメント意識が

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          暴走する承認欲求と自己肯定感の低さ、カオナシにみるその解決策

          SNSは承認欲求を満たすどころか暴走させる今や世界中の人々にとって欠かせないツールとなったスマートフォン。 しかし近年、その過剰使用に警鐘が鳴らされるようになってきました。 背景にあるのはインターネットやゲームへの依存の問題ですが、なかでも依存性の強いコンテンツとして取り上げられることが多いのがSNSです。 SNSをつい覗いてしまうのは、退屈だから、何となく手持ち無沙汰だからという理由が最も多いのではないかと思いますが、自分の投稿にどんな反応がついたか気になってしょうが

          暴走する承認欲求と自己肯定感の低さ、カオナシにみるその解決策

          オタクを保護すべき理由

          ネットがつまらなくなったのはオタクがいなくなったせい?先日はてなでこんなエントリを見つけました。 これに対する反応に以下のようなものがありました。 日本語のブログ記事は浅く表層的なものにとどまっているという主張に対し、その原因は遊び心の無さ、つまりは探求心や知的好奇心の不足にあるのではないかと言及しています。 これはそこから来るマニアックさ、ある種のオタク的要素が欠けているとも言い換えられるかもしれません。 実を言うとベテランネットサーファーであるこの私も同じように感

          オタクを保護すべき理由

          陰キャが感じる福岡という街の魅力

          このブログは一応セミリタイアがテーマなのですが、最近それらしいことをまったく書いていなかったので、たまには少しテーマに寄せて何か書いてみたいと思います。 リタイアを考えている人にとって、リタイア後にどこに住むかは最大の問題の一つです。 住む場所が日々の満足度を決めると言っても過言ではなく、移住先を検討するにあたっては入念なリサーチが必要です。 ご多分にもれず、私も以前からどこか良いところはないものかと思案していたのですが、少し前から福岡に注目するようになりました。 福

          陰キャが感じる福岡という街の魅力

          数千年ぶりの狩猟時代に稲作型農耕民はどう立ち向かうか

          民族性が生まれる理由現生人類であるホモ・サピエンスは約20万年前にアフリカ南部で誕生し、その後世界中に散らばっていきました。 そして世界各地に根付き、そこから独自の文明を築いていくことになります。 ところで普段、私たちがその地域の風習や社会の慣習を説明するときに、国民性や民族性をその理由として挙げたりすることがあります。 たとえば日本人は農耕民族だから集団で協力し合うのが得意なんだ、といった具合です。 しかし共通の祖先を持つ人類が、その土地土地で独自の性質を身に着ける

          数千年ぶりの狩猟時代に稲作型農耕民はどう立ち向かうか

          人間らしさを取り戻すため野生に帰ろう

          理性(知性)をあっという間にスポイルするドーパミン過剰社会前回、なぜお寺のお坊さんは賢く人格的にも優れているのかということについて考えてみました(※1)。 一言で言えば、お坊さんが日々理性を鍛えるための修行に励んでいるからということになりますが、その中で習慣的な快楽行為が理性の力を弱めてしまうということに触れました。 出家したお坊さんはたいていの場合、お寺に住んで修行を積むわけですが、具体的にお坊さんがやっていることと言えば粗食を食べ、座禅や読経に精を出すことぐらい(失礼

          人間らしさを取り戻すため野生に帰ろう

          お坊さんという人類の進化の最先端をいく人々

          理性を極めし者このブログにはこれまで何度か、人類の力の源泉は理性にあるということを書いてきました。 動物脳である大脳辺縁系に由来する利己的な欲求、社会的な本能を乗り越え、ダンバー数を超える人数での協力体制を築き上げることで、文明は進歩してきたのです(※1)。 その象徴が近代国家であり、近代国家はまさに高度な理性を持つ人類だからこそ成り立つ統治制度と言えるでしょう。 それは裏を返せば理性を欠いた本能的な社会は、表面上は近代国家という体裁をとっていたとしても、その実部族(群

          お坊さんという人類の進化の最先端をいく人々