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猫とふたり暮らし

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猫とふたり暮らし

最近の記事

新しい家の設計図を見て

先日再び建築士さんとの打ち合わせに京都まで。 帰ってきた時に最終バスに乗れないことも想定して最寄駅まで車で向かう。 そこから電車を4回乗り換え3時間近く。 最初のうち、帰りは人酔いと乗り物酔いするくらいにへろへろになっていたけど、何度か通っているうちにやっと慣れてきた。 京都市内は良い感じに木陰があって道もきれいだし歩きやすい。公園以外では木がほとんどない和歌山市内よりも体感で暑さがマシな気がした。和歌山市内は車を使う人しか想定していないような街づくりだとつくづく思う。

    • 新しい住まいを買って

      物件を購入してから4カ月が経った。 不動産屋さんに紹介していただいた建築士さんとスローペースでやりとりをしていたけれど、今月になってやっと具体的に話が進み出して、正式に契約書を交わすことができた。 あくまで予定とはしながらも、書面でこれからの日程が具体的に表記されているのを見ると、いよいよ本当に京町家に自分が住める日がくるんだという実感が湧いてきた。 お願いをした建築士さんと打合せをしたのはまだ3回ほど。前にお願いしようとした会社の人はわたしの希望を聞くことなく、町家の風

      • 岸和田競輪に失望した話 その後

        前回の投稿後も岸和田競輪からは何の返答もないまま今日に至ります。 Xにてこんな投稿を目にしました。 この方が投稿されている「例の人」は前回の投稿で私が酷い目に遭ったのと同一人物です。警察まで出動する騒動もあったんですね。 私が苦情を伝えた警備員も競輪場もあれから何の対応も対策もしていないことが分かって大変呆れています。 そんな競輪場で今年も高松宮記念杯競輪が当たり前のように開催されて良いのでしょうか。普段競輪場に来ないような人達を集客する目的のために競輪に関係のない有名

        • 岸和田競輪場に失望した出来事

          昨日一昨日と岸和田競輪場に行った。 昨日はひさしぶりに血の気がひいたくらいに怒りが湧き上がった出来事があった。 春休み中の週末とあって親子連れを誘致するイベントも連日開催されていた。そんなイベントついでにレースを観戦する若い人たちの姿もたくさんあった。 「ここならタバコも吸えるし、声出しても誰かバレない。自警も来ない」 何度か耳にしたことのある特徴あるダミ声で聞こえてきた。喫煙場所ではないスタンド席でタバコの煙を吐き散らかしている。 金網のそばに立っていると、2人がすぐ

        新しい家の設計図を見て

          あたらしい住まいを探す--3

          内見前日はホテルに泊まり、翌日内見を開始するという9時10分前には物件に到着した。まだ誰も到着していなかった。 しばらくして測量を担当される工務店スタッフ2名、不動産屋さんが到着した。所長さんは5分遅れるとのこと。予定通り9時から内見開始すると所長さんも到着した。 3名で黙々と物件内の測量や様々な箇所を見て回っている。 てっきり説明とかしてもらえるのかと思ってた。話しかけられる空気じゃないので、邪魔にならないような場所を探して立ち尽くしていた。 所長さんは測量値を記入してい

          あたらしい住まいを探す--3

          もう一杯だけ飲んで帰ろう。

          猫を飼い始めてから、猫を飼っているひとが書いた本を読むようになった。 なかでも、抜きん出て好きな本は、角田光代さんが飼っている猫トトさんとの暮らしを書いたエッセイ「今日も一日きみを見てた」と「明日も一日きみを見てる」。 角田さんの小説のタイトルはいくつか存じ上げてはいたけど、いわゆる恋愛小説なるものが苦手で、なんとなく手に取るタイミングが今までなかった。 淡々とした変わり映えのしない日々こそが大切なのだと、猫と暮らして気づいたという角田さん。 角田さんのフィルターを通して描

          もう一杯だけ飲んで帰ろう。

          あたらしい住まいを探す--2

          修繕必須な物件だから、物件内見の申込みと並行してリノベーションをお願いする工務店もネットで探した。 京町家の修繕に特化していることや、自然素材を使い、費用も抑えられるような工夫も謳っている工務店のサイトを見つけた。とても美しくこだわったリノベーションをしている施工事例をいくつか見る。ここなら信頼できそうな気がする。 問い合わせフォームのページから是非お願いをしたいと送った。送信後、自動返信メールが何時間経っても届かない。アドレスを打ち間違えたかと半日経って再度その旨を付け加

          あたらしい住まいを探す--2

          あたらしい住まいを探す

          昨年末に今の住まいの更新をしたばかりだけど、次の更新前にあたらしい住まいを見つけようと決めた。気持ちが元気なときはネットで物件を探すようになった。全然いいなあと思う物件に出会えず、探すたびに気持ちが暗くなっていった。 今のわたしでは、賃貸だとどんどん選べる範囲が狭まってきた。さらに保証人をお願いしていた叔母も亡くなってしまい、天涯孤独になってしまったから、条件はさらに厳しくなってきた。 もう、このタイミングで買ってしまおうか。年齢的にも気力体力があるうちに。そう頭に浮かん

          あたらしい住まいを探す

          2024.1.16

          ふと思いたち、電車を乗り継いで縁切り神社で有名な安井金毘羅に行った。 縁を切りたい願いごとをお札に書き、説明通りに穴を潜った。 行ったものの、恥ずかしくてできないかと思ってたけど、不思議と周りの目もいっさい気にならず所作を終えることができた。心も体もすっきりした。来てよかった。 今住んでいるアパートを更新せずに引っ越しを考えている。何件か気になった物件が神社からバスで数十分で行ける距離と知り、内見申込む前に周りの環境と外観だけを見に行くことにした。 候補1件目の最寄りの

          2024.1.8

          昨夜は「浮き雲」を観にふたたびシネマ203へ。 「枯れ葉」の上映にあわせてアキ・カウリスマキ監督作品も数作リバイバル上映してくださってる。 なんてありがたい。 1997年に渋谷のユーロスペースで初上映されたのを観て感動して以来、何度も観てきた「浮き雲」。 しっかりあらすじは頭に染みついていても、やっぱり感情が湧き上がって、こらえきれず泣いてしまった。 古典落語は同じ話を寄席で何十回聴いても、面白くてつい笑ってしまうように。それとおなじ感覚。 良い映画は何回観ても、やっぱり良

          枯れ葉

          昨年10月に北ぶらくり丁に開館したシネマ203というちいさな映画館でアキ・カウリスマキ監督の最新作「枯れ葉」が元日から公開されると知り、公開初日の初回上映を予約した。 座席数は18席ほどのちいさな空間。でも不思議と圧迫感はなく、長時間座っていられるような椅子が並べられている。椅子の上にはクッションが置かれてる。スクリーンの大きさも空間にぴったり。両脇に配置された細長いスピーカーの音もとてもよかった。エンドロールまで快適に鑑賞することができた。 数日前に観た「PERFECT

          2023.12.31

          2023年は、とにかく更年期障害に悩まされた。 ある朝、身体が起き上がれないくらい絶望的な気持ちになって、3日くらい布団から出られなかった。 元々すぐに気持ちが沈みがちではあったけど、別次元に絶望的で何にも考えられず、身体に力を入れることすらできなかった。 去年通いはじめたピラティスの個人レッスンもインストラクターの男性が時々放つデリカシーのない笑えない冗談が少しずつ心の奥底に溜まってきだして、レッスンに行くことを考えるだけで気持ちが沈むようになったから本末転倒だと思いき

          2023.12.31

          PERFECT DAYS

          はじめて市内にある映画館に車で向かった。 観たかったヴィム・ヴェンダース監督作「PERFECT DAYS」。 世の中に存在する職業のなかで、公共のトイレの清掃員さんはいちばん尊敬している。きっかけは品川駅にあった店舗で勤務していた頃、早朝の駅のトイレは恐ろしい汚さなのに、清掃後は最初からなかったかのようにきれいにされていることにいつも感動していた。それ以来、公共のトイレを利用する時はいつも清掃して下さることに感謝の気持ちを抱いている。 数年前に渋谷区民だった頃、広報誌で知

          PERFECT DAYS

          2023.1.25

          またまた運転をしないままひと月以上たってしまった。 最終レースを観に車で競輪場に向かうことにした。 競輪場にある駐車場は川沿いのぎりぎりすれ違うくらいの狭い道を走らないといけない。その道がどうも苦手なので、宇治にあるコインパーキングに停めることにした。 だがしかし入口がわからなくて通り過ぎてしまい、もう一周してやっと駐車場にたどり着いた。 降りたらえらい風。生命の危険を感じるくらいの突風が吹いている。こんな風のなかでレースやってるのか…。画面からはぜったいに伝わってこない

          2023.1.23

          和歌山に越してきてから初めて迎えた地元記念。 4日間通うことも初めてで、しかもぬのいさんも正規参加していて、夢がいっぺんに叶ったような夢のような4日間だった。 初日はレースが終わるまでものすごく緊張してしまって、場内イベントを楽しむゆとりが全くなかった。初日は木曜日だったにもかかわらず、ホームスタンドはほぼ満員。いつもの雰囲気とは違って辛辣な野次が飛んだり、誘導を走る選手にまで野次る人がいた。 2日目はお天気も良くて、初日より少し観客の数も落ち着いて雰囲気もいつもの場内に

          2023.1.17

          市内に越してきてから、入院中や10時開門だったモーニング開催以外はせっせと通い続けた2022年。 競輪場でよく言われるあるある「車券買ってるの?」 その投げかけにたいして「あたりまえですよ。買わないと競輪場なくなっちゃいますから」と答えているのだけど、意外な顔をされる。さらにレースでの選手の走りについてとか話をすると、びっくりされる。軽く引かれたりもする。 競輪自体が好きじゃないと、こんなに長い間通えません。 今回はいつも来ていないような人が溢れていた。さすがにトップクラス