見出し画像

2023.1.17

市内に越してきてから、入院中や10時開門だったモーニング開催以外はせっせと通い続けた2022年。
競輪場でよく言われるあるある「車券買ってるの?」
その投げかけにたいして「あたりまえですよ。買わないと競輪場なくなっちゃいますから」と答えているのだけど、意外な顔をされる。さらにレースでの選手の走りについてとか話をすると、びっくりされる。軽く引かれたりもする。
競輪自体が好きじゃないと、こんなに長い間通えません。

今回はいつも来ていないような人が溢れていた。さすがにトップクラスの豪華メンバーだと、カメラ持った人たくさんいた。華やかだし、強いし、速いし、迫力があるし、確かに競輪て凄いね!っていうレースの連続だった。
でも、競輪てそれだけじゃなくて、地味で、すぐ番手が離れちゃったり、もさもさしてたり、そんなレースもある。むしろ、そっちの方が多い。
そんな幅の広さが魅力なのだ。どっちも間違いない競輪なのだ。

満員で密度と熱気と活気漂う場内。記念はこういうものなのだ。そしてまた通常開催の閑散とした静かな雰囲気に戻っていく。今年もそんな場内で、ぼんやり過ごすことができるしあわせを噛み締めよう。今年も和歌山競輪がなくならないように、たくさん車券を買おう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?