【不動産売買】売るときと買うときで媒介契約のタイミングが違う不思議な現象

2019年8月31日 10:13

買うときに媒介契約を締結しないのはなぜか？

不動産を売却しようとするときは、売却をお願いをするときに不動産仲介業者と媒介契約を締結します。

しかし、不動産を購入しようと不動産仲介業者に行って、購入のお願いをするときには媒介契約の締結を求められません。

これ、理解している人はあまりいません。

不動産の購入を考えている人に対して、不動産仲介業者が何件も物件を紹介して、ようやく契約するときに初めて媒介契約を締結します。

売却は、依頼するときに媒介契約を締結する。

購入は、契約するときに媒介契約を締結する。

これ、不思議だと思いませんか？

明確な回答ができる不動産業者はいないと思います。

はい、私も答えは分かりません。

ただ、業界的にこうなっています。

なぜか売却を依頼するときには、媒介契約を締結することを求められます。

購入を依頼された仲介業者だって、お金になるかならないか分からないのに時間を割いて物件を紹介したり案内したりします。

売却を依頼する場合にしろ、購入を依頼する場合にしろ、納得できる買い手が見つかったときに報酬を払いたいでしょうし、納得できる物件に出会えたときに報酬を払いたいと思うでしょう。

それが、売却を依頼するときだけ、最初に媒介契約を締結させられるのです。

今回は、売却時と購入時よってに媒介契約のタイミングの違いを伝えたいのです。

知っているのと、知らないのでは雲泥の差がありますからね。

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