しがらみがない不動産会社が強い！
プライドが高い大手不動産会社
大手の仲介の不動産会社は、プライドが高いです。
大手の（仲介）不動産業者どうしで、協力することはありません。
財閥系の大手の仲介業者は、ライバル関係にあります。
不動産の売買を大手の仲介業者Aに依頼した場合、大手の仲介業者Bにその正確な情報が伝わることはありません。
例えば、大手の仲介業者Aに不動産の売却依頼した場合、大手の仲介業者Aは、自社でお客さんを探そうとします。決して大手仲介業者B社、C社に「お客さんを付けて欲しい」とお願いはしません。
依頼した方からしたら、「他の不動産業者にも協力してもらって一人でも多くの購入検討者に紹介して欲しい」でしょう。
大手の仲介不動産業者は、依頼者の気持ちを汲み取ることなく、それをしません。
なぜなら、両手手数料を狙っているからです。
両手手数料：売主、買主の両方から手数料を貰うこと。他の業者が買主を連れてきた場合、買主からは手数料が貰えない。
依頼者は、「大手だから・・」「聞いたことがある不動産会社だから・・」といった理由で売却を依頼します。
ただ、現実には大手の仲介業者ほど、他の仲介業者と競合関係にあるので、他社には相談しないのです。
多くの人はこれを知りません。
お客様のためにプライドを捨てる！
「大手の仲介業者は、両手手数料を貰うことを狙っている」のに対して、中小の業者は、片手手数料でも動きます。
片手手数料：売主、買主のどちらか一方から手数料を貰うこと。
最初から「片手手数料でも良い」と考えているので、他の仲介業者にも積極的にお願いすることができるのです。
他の仲介業者に「この物件の売却を依頼されました。是非、御社でお客さんを付けて頂けないでしょうか？」とお願いするのです。
一社でも多くの仲介業者にお願いすれば、一人でも多くの購入検討者に物件が紹介されます。
これこそが、依頼者が本来望んでいたことです。
大手の仲介業者一社に依頼しても、そこから他社には相談されません。
果たして、依頼者の願いを叶えるのは、大手の仲介業者なのでしょうか？
協力してもらおうと動ける不動産会社が強い！
見方によっては、「中小の不動産業者は他社依存している」と思われてしまうかもしれません。
ただこれは表現の問題であって、正確には「自社でも動くし他社にも協力してもらう」というものです。
再度確認です。
依頼者の目的はなんでしょうか？
はい、そうです。「物件を早く適正な価格で売って欲しい」のです。または、「購入したい物件をいち早く見つけて欲しい」のです。
目的が明確であれば、その目的を達成させるためにベストな方法を取らないといけません。
仲介業者の利益を優先するのではなく、依頼者の利益を優先することを一番に考えるべきです。
そう考えたら、必然的に一社でも多くの不動産業者に協力を仰ぎ、自社でも考えられるすべての方法で動くことになります。
依頼者の目的を達成させるために、仲介業者のプライドは必要ありません。
不動産業者どうしで競合する必要もありません。
不動産業者どうしが競合することは、お客様にとって全く関係がないことです。
お客様自身も、このことをよく理解して依頼する不動産業者を選ばれた方が良いでしょう。
「一社の大手仲介業者だけに依頼されること」だけは止めた方が良いと思います。
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