築45年の中古マンションをリノベーションしてみた!
築45年の物件を生まれ変わらせた!
これから中古マンションを購入される方に知っておいて欲しいこと、参考になることをお伝えします。
今回、あるお客様から「所有している中古マンションを売却して欲しい」と依頼されました。
築45年の中古マンションです。
色々と相談した結果、約300万かけてリノベーション工事をすることにしました。
リノベーション:中古マンションに大規模な工事を行うことで、住まいの性能を新築の状態よりも向上させたり、価値を高めたりすること。
そして、ようやく先週、工事が完了しました。
その中古マンションの概要はこんな感じです。
場所:東京都内
広さ:30.52㎡
間取り:1K
築:45年
交通:最寄り駅から徒歩5分
私は、オーナー様に売却の依頼を受けたら、そのオーナー様の意向を受けた上で様々な提案をさせて頂いております。
今回は、「リノベーションをした上で少しでも高く売却したい」というご要望でしたので、その流れで色々と進めてきました。
新築後、45年も経過しているので、かなり古びた感じのマンションでした。
リノベーション前の部屋がこんな感じです。↓
どんな印象を持たれましたか?
住んでみたくなりましたか?
やっぱり45年経っているなぁ~・・・と言う感じではないでしょうか?
ちょっと、今の人達向けの部屋ではないですよね?
次に所有される方に「気持ちよく買って頂く」ため、約300万かけてリノベーションしました!
工事期間は約1ヵ月でした。
そして、できあがった部屋がこれです↓
どうでしょう?
印象がガラッと変わったのではないでしょうか?
これであれば、私も自信を持って売りに出せます!
中古マンションは、300万~600万くらいかけてリノベーションすると、生まれ変わります。
築45年が経っていても、建物の構造的には問題ありませんので、部屋の中をリノベーションしてあげれば、喜んで住んでくれる人はいます。
新築マンションよりも、リノベーションされた中古マンションの方が人気の訳
東京都内は、ありとあらゆるところに建物が建っています。
土地が余っているところは、ほとんどないですよね?
だから、新築マンションを建てるデベロッパーは、駅から離れたところや郊外の土地を買ったりします。
駅の近くには空いている土地が無いので、そうなるのは必然ですよね。
ただ、家を買いたい人が全て郊外の新築マンションを購入しているかというと全然違います。
駅近くのリノベーションされた中古マンションが購入されています。
不動産で唯一、いくらお金をかけても変えられないのが、「立地」です。
新築でなくても、駅近くの好立地に住みたいと考える人は少なくないのです。
「新築でなくても、中古でもリノベーションしてキレイであれば全然構わない。それで好立地に住めるなら全然いい!」と言ってくれる方は結構います。
私は、不動産業界に15年以上前に入っていまして、最初は新築マンションを売るところからスタートしています。
その後、新築マンションを建てるための土地を購入する仕事をマンションデベロッパーでしていました。
ただ、国内の人口減少が進み、空室率が増えていく状況が今後も変わらないと判断してからは、新築物件を扱う・携わる仕事を辞めました。
東京や、国内には、まだまだ手を施せば十分に住める物件がたくさんあります。
無理に新築物件を建てる必要はないと私は思っています。
また、もともと私には貧乏性なところがありますので、使えるものは手をかけてでも長く使ってあげたい、使いたいという気持ちが常にあります。
そんなことから、中古マンションをリノベーションして新しいお客様に届けるという仕事が向いているのだと思います。
今後も中古の不動産をメインに扱うことをしていきます。
不動産業界や不動産取引の有り方を健全な方向に変えるため、日々、不動産の仕事に邁進しております。サポート頂けたお金は全て弊社の不動産事業に使わせて頂きます。