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不動産選びは動画が主流になるが、その動画は「ありのまま」であるべき!

他社の動画の現状

他社が物件の動画をいくつかYouTubeに上げています。

特徴はこんな感じです。

・営業社員が出ている
・テロップが多い
・映像が粗い
・編集が下手
・サムネイルの営業色が強すぎる

不動産業者の人が撮影しているので仕方ないのですが、素人感を受けます。

そして、動画の中に、商品説明のテロップが多く表示されます。テロップがさりげなく表示されていればよいのですが、映像を邪魔し、しつこささえ感じます。

従業員が登場したり、ナレーションで物件の説明をしています。

物件の事実説明は良いにしても、営業色が強いナレーションとかはどうなのでしょうか?


私が提供する動画のコンセプト「ありのままに」

私が提供する動画の特徴はこんな感じです。

・営業社員は登場しない
・ナレーションはいれない
・テロップはいれない
・映像がキレイ(撮影・編集はプロに任せている)
・サムネイルに営業色を出さない

まず、コンセプトですが、それは、

ありのままに、お伝えする

ことです。

提供する動画に、脚色や誇張があってはいけないと考えております。

「デメリットを伝えない動画であってはならない」という考えが根底にあります。

多くの不動産業者は、デメリットを伝えません。

取り敢えず「顧客に会うこと」を一番に考えます。

だから、チラシやネット等でも、デメリットな部分の写真とかは敢えて掲載していないのです。

また、物件のアピールポイントに関しても、営業マンが「これがいいでしょ!」「ここもいいでしょ!」的な感じで、無理に主張する必要もないと考えています。

要は、営業色を一切消した動画を提供したいのです。

「ありのままを提供して、お客様に判断して頂く」それを目指しているのです。

提供される動画においては、脚色や誇張があると折角、動画にした意味がありません。

何のために動画を提供するのでしょうか?

それは、お客様が写真では理解できない部分を助けるために動画を提供するのではないでしょうか?

実際に現地に行かなくても、動画で物件の詳細を見たいのではないでしょうか?

より便利になることを目指して、動画を提供しているのですから、その動画が変に作りこまれているものであったら本末転倒です。

作りこまれ過ぎていたら、「当てにならないから内覧するしかない」という思いを持たれてしまいます。


動画で物件を選べることのメリット

今までは写真でしか物件の中が見れなかったのに、今後は、動画で物件の中が見れるようになったらいかがでしょうか?

一件一件内覧しなくても良いので喜んで頂けるのではないでしょうか?

気になった物件、欲しい物件を事前に動画で見て、その上で最終的に2、3件内覧して決断されれば良いと思います。

写真よりも動画の方がその物件のことは理解できます。ただ、動画が物件のありのままを撮影していることが大前提となりますが。

写真よりも動画の方が情報量が多いため、物件の理解は高まります。

物件情報を文字と写真と動画で得て、ご夫婦・ご家族で「この物件がいい!」というものをピックアップして、最終確認として内覧しましょう。

動画のサービスが充実してくれば、今までに何件も何件も内覧していたのが嘘みたいになります。

今後は下記の流れになるでしょう。

①ネットで欲しい物件を検索する
②欲しい物件の動画を見る
③内覧する
④購入する


内覧に立ち会いたくない不動産業者の本音

不動産業者の感覚値ですが、「10件内覧して1件決まれば良い」と考えております。

できれば、「決まらないその他9件の内覧に同行はしたくない」と思っております。

そこまで行かなくても、「3件の内覧で1件決まる」くらいであればと望んでいます。

どの営業マンも内覧件数を下げたいのが本音です。なぜならば、決まらない内覧の利益はゼロだからです。

私も、オーナー様より売却を頼まれ売りに出すと、何件もの内覧の問い合わせを受けます。

一件一件対応しますが、本音を言えば「対応したくない」です。

また、この思いは不動産業者だけではないでしょう。

内覧をするお客様自身も「できるなら少ない内覧件数で、本命の物件に出会いたい」と考えているのではないでしょうか?

不動産業者にとっても、購入検討者にとっても、内覧件数が増えることは望みません。

そんな状況を少しでも打開できるのが動画です。

物件をありのままに撮影した動画があれば、内覧する前にその動画を見て貰います。

動画を見た上で内覧したいと思われるなら、購入への感度が高いことになり不動産業者にとっても嬉しいことです。

お客様にとっても、動画でくまなくその物件を見ていますので不明点も少なくなっています。

「動画を見て、その後に内覧」という流れの風潮ができれば、不動産業者やお客様にとっても喜ばしいことです。

私はこの風潮を作り出すために、動画の撮影・編集を開始しました。

後日、動画をアップ致しますので、ご期待ください。


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