OscarGroove

鳶沢みさきちゃんでーす!

OscarGroove

鳶沢みさきちゃんでーす!

最近の記事

クラブとお酒。

週末のTwitterのタイムラインにはたびたび、お酒好きのクラバーの皆さんのもう二度と飲まんだの、酒やめますだの、起きたら他県だっただの、そういうお酒にまつわる言葉が並んでいる。でもこれってクラブ初心者や行ったことないひとから見たら結構、勘違いしてしまうのではと思ったので、一応そういうひと向けに書いてみようかと。飲み方のススメではなく、クラブにおけるお酒の機能としての側面を解説してみたいと思う。 初心者向けのクラブ解説は他の方が良い発信をしてくれてるので、こちらをどうぞ。わ

    • コロナ禍、クラブ、記す。

      2021年11月現在。東京都の感染者数は一時期より抑えられ、緊急事態宣言も解除された。第6波が来るかもしれないけど、このままなら大丈夫そう?と世間も戦々恐々ながらも外出し始めたこの頃。このまま全てが快方に向かえばいいと思うけど、もうひと捻り欲しい不安のある状況。ここまで来るのに1年9か月ほど月日が流れた。 当初わたしは趣味というかライフワークとしてのクラブ遊びが気軽にできなくなって、それどころか場所が消えてなくなっていくことにかなり焦っていた。2020年の目標として己に月イ

      • 【ネタバレ全開】劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!【完全初見感想】

        ※注意※タイトルの通りですが特大のネタバレを含みます。わたし個人の驚きと感動のはけ口として書き連ねるので視聴予定あれば読まないことを推奨します。逆に一切興味ないという方に読んでほしい。あと長文です。 はじめに。今年はたくさん映画館に行ってる。決して喜ばしいことじゃないけど、お客さんの少ない映画館は快適だ。シリアスなものや実際にあった話を元に〜みたいな作品が好みなんだけど、アニメ映画に関しては今年はほとんど観ている。今回の話の種であるマクロスは意識してなかったけど、シェリル・

        • 【徒歩】山手線一周してみた【内回り】

          もともと公園とか散歩が好きで、飲み屋さん20時宣言以降はその趣味が加速していた。距離が10kmから30kmになっていったあたりで「山手線歩いてみたいな」という気持ちが湧く。いかんせん、聞こえからしてハードルが高い。いろんな友達に声をかけるも失敗に終わり、気ままな一人旅となる。休憩あり、寄り道あり。Twitterと角ハイを携え、いざ行かん。 上野から始めよう。 駅間によっては見所なさそうなところもあれば、時間帯によって表情が変わるところもある。この試み、たぶん始まりの地が肝

        クラブとお酒。

          3日間の断食で体験したこと。

          年末年始でなんだかんだと暴飲暴食していたので、2度目のなんちゃら宣言の発令後は地味な運動していた。でも、自身への罰とするには物足りなさを感じていた。そこにタイミングで、周りで断食またはファスティングなんてのを実践してるひとがチラホラといた。参考にしつつ、かといって深く調べるわけでもなく、ビタミンとミネラルさえあればいいかな、みたいな軽い気持ちで始めた。出来るかどうか分からないけど、断食アプリをインストールし、「じゃ、今からやりまーす」と完全に興味本位のスタートだった。という前

          3日間の断食で体験したこと。

          わたしのクラブ論。

          2020年の目標に、と始めたこのノート。コロナ禍で当初思っていたものと離れてしまった気がしないでもないけど、何とか続くことができたのはエンターテインメントを提供し続けてくれたひとが確かにいたという証、に少しでもなったらいいなと。まあネタには大いに困ったけども! やっぱ言語化ってむずいね。わたしの語彙がないからか、パーティの一部分にフォーカスした書き方だったり、あのDJがあの曲かけたとき~とか、そういう表現を嫌でも使ってしまったジレンマはあった。書いているうちに音楽にしても、

          わたしのクラブ論。

          今年を通り過ぎていった音楽たち

          わたしのクラブ以外の趣味といえば散歩で。歩くのが楽しいというわけではなく、お酒でも飲みながらふらふらと。音楽を聴き、公園を覗き、気ままにどこかに向かうという粗末なものだ。音楽や気分によって普段の景色が変わったりするのが良くて、考え事をしたりしなかったりして楽しい。散歩のお供になっていたのは、今年はMixcloudの邦楽のものが多かった。クラブのそれとまた違う感じというか、今回は聴いていたミックスを紹介しつつそんな感じの話をしたい。 Junya Hiragaさんこの方はクラブ

          今年を通り過ぎていった音楽たち

          趣味で繋がる

          マッチングアプリじゃないんですが。クラブは踊る以外にも出会いの場としての側面があるけど、よく知らないひとが聞いたらまあイメージのわるい話だと思う。でも、音楽やクラブが繋いだご縁がわたしにとっての大部分、というお話。果たしてイメージいいのかって話だが。 普通の朝 / DJ shun shun クラブシーンは生モノ。というのも、鮮度という要素が確かにある。おもしろい音楽を追っていくうちに歳を重ねていき、また若いひとが新たな(思いもよらなかった)音楽を追っていく。季節や誕生日、

          趣味で繋がる

          ELEMOG@秋葉原MOGRA

          わたしには流行っているものを避けてきた時期があった。しかしクラブに通い続けてヒップホップのルーツとしてジャズやソウルを聴くようになり、フュージョン、ハウスに出会い、その後やっとエレクトロで踊るようになった。プロディジーやUnderworldはシャバいと切り捨てたせいでリアルタイムではなかった。それらを含めて、わたしにとってのエレクトロとはタキテリックとの出会いに始まる。時はフィジェットハウス全盛期。 きっかけ。(いまはなき)代官山AIRは本当に楽しかった。しかし当時のわたし

          ELEMOG@秋葉原MOGRA

          クラブと服装

          とあるDJのYouTubeチャンネルでクラブ初心者の楽しみ方として服装について触れていた。「服装はお洒落にしていってください」とのこと。確かに。そういえばそういう場所だったなと、長いこと遊んで麻痺していた点かもしれない。いろいろ思うところがありそうなので今回の題材にしてみる。 CRCK/LCKS - たとえ・ばさ まあ、クラブだからこう!というものはない当たり前なんだけど、ドレスコードでもない限り服装は完全に自由な場所だ。不特定多数の人間が集まるところなので、周りのひとが

          クラブと服装

          現場にいくには理由がある

          わたしは現場で音楽を聴くに限ると思っている。ほとんどのクラバーはそうだろうと思う。しかし配信イベントで現場に足を運ばなくても視聴できる環境にある今、もし事態が収まったら楽しみ方は変わっていくのだろうか。わたしはコロナ以前、「行けないパーティの配信は見ない」というくらい現場主義であったが、その理由を言語化できればと今回のテーマに。 Jacob Collier / All I Need (with Mahalia & Ty Dolla $ign) クラブってなんだ。映画好きが

          現場にいくには理由がある

          非DJによるDJ論

          たびたび話題になるDJ論は、なぜか論争に発展してつまらない結果や妙なモヤモヤを残し通り過ぎていく。これも曲と曲を繋ぐと良いとかイマイチという気持ちがもたらされるDJという行為によるもの故か。 All That You Are / Craig Conner,Julie Wemyss,John Leslie Long 思うにいいDJというのは定義づけられないもので、その時代、場所、その時の気分、それぞれで変わったりする。あとで聴き直してみたらひどかった、しかし、その場ではそれ

          非DJによるDJ論

          配信イベントの楽しみ方雑記

          前回のnote、「遊び切ってるからクラブに行けなくなっても案外大丈夫!」みたいなことを書いたが大嘘で、そんなひとは散歩中プレイリストからBorn Slippy (Nuxx)が流れてきてクラブで聴きたかったなあ…と思いを馳せて泣いたりはしないのである。結構平気な顔はしているがなかなか情緒きているな、と感じるこの頃。これはなんとなくTwo Month OffのMVっぽい写真です。 クラブイベントやDJについて思ったことを書こうと始めたこのnote。新コロによって予定が狂ってしま

          配信イベントの楽しみ方雑記

          地球の静止した日

          正直はじめは結構のん気してたけど、ここまで趣味の一切尽くを侵してくるとは思ってなかった。大切なのは、誰かが言っていたことだけど「音楽を楽しむことで誰かに迷惑をかけているようでは間違っている」ということ。クラバーの皆様がめちゃめちゃ大人しくしてるということをもっと大々的に報道してほしいところだ。 さて、クラブイベントのない世界線と相成りました。誰の経験もない、まさに未曾有の事態。今回はいま思っていることを並べて、事態が落ち着いたときに省みたいというチラ裏である。 個人的なこ

          地球の静止した日

          tokyo mellow city @渋谷OTO

          わたしのノートは決して集客を目的としたものではない。クラバーとして感じたものを伝えられたら、と思ってチラ裏感覚で始めたものである。能動的なものであり、友達が主催だからとか、誰かに言われて書いているものではないということを予めきちんとお断りしておく。というかこのイベントはなんかもう全然盛り上がってるので。 その上で。 いま東京でいちばん面白いクラブイベントであると断言したい。それがtokyo mellow city。場所は渋谷のOTOという、小ぶりの箱。開催は3か月に1度、

          tokyo mellow city @渋谷OTO

          たなかフェスに出たこと

          まさか永いこと遊んできたクラブに出演する日が来るなんて夢にも思わなかった。 「オスカーさん酔っ払ってますか…?また後で言いますね、話あるんで!」話を聞いたときは機材触ってからでいい?とだけ返事して、どう断ろうか考えていた。その朝方一応ということで送られてきたブッキングメールにはしっかり「ご承諾ありがとうございます。」って書いてあって笑っちゃった。あちこち相談をして、夕方には「出ます!」と返事をした。ここの心境についての話。わたしなりにいろいろありまして。 気持ちのいい男の

          たなかフェスに出たこと