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アニメ感想

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#映画感想文

映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』の感想 コナン映画は親が安心して子供に見せれる?

映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』の感想 コナン映画は親が安心して子供に見せれる?

■コナン映画は親が安心して子供に見せれる?
◯コナンの映画っていつの間に100億円規模になったのか?コナンの映画は最近映画館で観るようになったがここまで人気とは。確かにアクション多めで、謎解きもあるから見ごたえがある。コナンも子供が主人公と言えるから、家族向けで観るのに適しているのかもしれない。面白さはある。

◯どっちかというと、親が安心して見せれる映画もあるけど、2時間子供を座席で面倒を見れる

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映画【ルックバック】の感想 なぜ劇場に行く人が多いのか?

映画【ルックバック】の感想 なぜ劇場に行く人が多いのか?

■圧倒的なリアル感と物語の面白さ◯劇場に行くとすごく人気で驚いた。予約を見ても座席がかなりされていて、舞台挨拶もかなりの盛況ぶりの様子。ルックバックが終了する時間になると人が流れ出して、否が応でも人気を実感する。特典の緑ブックを持っている人が多くて、特典の効果よりも何を観たかを判別するアイテムになっているように思う。口コミで広がったと思う。そこまで大々的には広告されている印象がなかったからだ。物語

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映画『ルックバック』の感想 藤野はなぜアシスタントを次々と変えたのか?

映画『ルックバック』の感想 藤野はなぜアシスタントを次々と変えたのか?

■藤野はなぜアシスタントを次々と変えたのか?

◯個人的に、京本が帰ってきてまた一緒に漫画を描きたかったと思う。アシスタントに対して、藤野が描きたいことをもっと考えてとか言って自分のやりたいことを汲み取る人が欲しかったということだろうなあと。藤野の中では京本とまた一緒にしたい想いはあっだろうし、就職できなかった場合にアシスタント、もしくは漫画担当としてまたまた名前を併記したかったかもしれない。

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【父親の存在】映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』感想(父親との会話×成功者×旅に出る?)

【父親の存在】映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』感想(父親との会話×成功者×旅に出る?)

◯父親と話せないのはあると思う。みんなと同じがいいという柊と自分の言う事を聞かせようとする父親。父親は成功者のようで、かなり強気な性格。柊にも自分のようになってほしい、そんな気持ちがあるように見えた。ただ、柊からしたら、自分は自分で友達が欲しいし、お人好しな性格で損をしまくるぐらい人付き合いが苦手。この二人の噛み合っていない性格が、柊の旅によって変わってくるのが魅力。

◯父親からしたら、柊には自

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【まったり】映画『大室家 dear friends』の感想

【まったり】映画『大室家 dear friends』の感想

◯櫻子がやはり面白い。あーゆー、物語を引っ掻き回すキャラは観ていて気持ちがいい。今回は撫子の級友とのふれあいがメインだから仕方がない。前作は花子の級友がメインで出ていた。櫻子の級友はゆるゆりのメインキャラだから説明不要。とはいえ、三姉妹のドタバタコメディがもっと観たかった。撫子の彼女も気になる。櫻子はおバカキャラだけど、ふいに見せる孤独感などをみると感受性が高い女性だ。ゆったりした物語は観ていて楽

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【漫画】映画『ルックバック』の感想

【漫画】映画『ルックバック』の感想

◯すごく印象に残った。ラストのただひたすらに机に向かう藤野が。京本の死後、色んな葛藤があったはずだが、漫画に向かい合う姿勢が記憶に残る。仕事をする意味は分からない。京本を一時的に忘れるためか、京本がいたから描けた漫画に向き合うためか、京本を思い出していたのかは読み取れない。ただ、エンディングにおけるひたすらと漫画を描く背中を映すのはインパクトが大きかった。

【先輩】映画『劇場版 ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』の感想

【先輩】映画『劇場版 ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』の感想

■フジキセキがめちゃくちゃいいキャラをしていた。怪我で休養中で、ポッケの先輩であり、サポーター。主人公はポッケだが、頼れる先輩のフジキセキ。今までアニメで注目されていなかったから、今回いきなり出てきてびっくりした。物語として、ライバル、友達、恋人と同じぐらい大切なのが先輩。ストーリーを進める上で、主人公が挫折した時にアドバイスを送れる存在は非常に大切。フジキセキがかっこいい。

【映画】『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』感想[アクションx謎解きxキッド]

【映画】『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』感想[アクションx謎解きxキッド]

■去年の興行収入を越えたみたいだが、今回は平次と和葉の恋愛要素が少なくて、コナン、平次、キッドの謎解きがメインだったからだろう。そもそも、平次と和葉が映画で結ばれると、それは原作再現をしないと駄目で、オリジナルストーリーの映画ですると色々とまずい。原作と展開分けるならありだと思うが。

■謎解きが面白かった。刀を集めるごとに謎が増えていくが、暗号も出てきたりして、ミステリー感満載だった。こーゆーコ

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【映画】『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』の感想[テレビ版×映画館×音響]

【映画】『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』の感想[テレビ版×映画館×音響]

テレビ版をまとめただけだろうから一度観れば十分だと思っていた。しかし、何度も観るぐらいハマってしまった。それだけ構成とテレビ版の完成度が高いということ。ぼっちちゃんの青春ストーリーだ。

ぼっちちゃんが主人公として言うことがない。青春ストーリーで成長がバンドを通して見て取れる。本人は成長が何だか分からないみたいだったが、第三者から見たら明らかに成長しているからかっこいい。

テレビ版のライブまでが

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映画「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:」感想 ぼっちちゃんの青春と結束バンド結成と運命の出会い

映画「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:」感想 ぼっちちゃんの青春と結束バンド結成と運命の出会い

四回も観てしまった。かなり面白かった。ぼっちちゃんの青春成長劇が非常に素晴らしかった。もう学校に行きたくないなといっていたぼっちちゃんが、虹夏との出会いでリョウや喜多ちゃんと出会って結束バンドを組み、ライブを成功させる流れが最高だった。バンドをしてからは学校で喜多ちゃんにギターを教えているし、世界が広がったように見えたし、ぼっちちゃん良かったなあと普通に思えた。友達がいなくてバンドしたいけどできな

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映画「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」感想 パリオリンピックと臨場感とアニメで覚えたバレーのルール

映画「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」感想 パリオリンピックと臨場感とアニメで覚えたバレーのルール

パリオリンピック出場が話題になっているがハイキュー人気も一役買っているという。確かにハイキューは高校バレーの物語で日向と研磨のライバルと友情が描かれている。バレーのルールや見せ場もあり、実際のバレーの試合と同様に臨場感もあるから、バレーの試合の流れが知らず知らずにわかっていく。登場するキャラもカッコいいし、ファン人気もある。このバレーの試合の流れを知っている人が増えたのが人気の一因に思う。ルールを

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映画「トラペジウム」感想 アイドルになりたい夢×メンバーの異なる夢と対立×憧れのアイドルの世界

映画「トラペジウム」感想 アイドルになりたい夢×メンバーの異なる夢と対立×憧れのアイドルの世界

■アイドルってなんだろう?東は西南北を利用してアイドルとして活躍しようとしていて、くるみが壊れようとしているのに、無理やり説き伏せようとして違和感があった。これって、東がアイドルを素晴らしいものと思っているだけで、それをメンバーに説明しないのが悪いと思った。まあ、悪い人ではなくて、アイドルを夢見ているからこそ、みんなが自分と同じようにアイドルになりたいと思っていた。東西南北というアイドルグループを

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映画「数分間のエールを」感想 不思議な作画×音楽、MV作り×再生数の冷酷さ

映画「数分間のエールを」感想 不思議な作画×音楽、MV作り×再生数の冷酷さ

■アニメにしては不思議な作画だった。海外アニメのタートルズに近い。絵画に近く、やたら動く。彼方の親友が美大志望も影響していると思う。劇中のシーンでまさに絵画を描いて、葛藤しているシーンがあるからだ。あそこはまさに絵画であり、彼らの内面がよく分かる。

■モノを作る。音楽や絵画、MVがテーマにあるが、そこには葛藤があり、どんなに想いを込めても届かない。届くためにどれだけ苦しいか、最初は楽しくても結果

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コードギアス 奪還のロゼ 第二幕 レイトショー満員×主人公サクヤ×合体するナイトメアフレーム

コードギアス 奪還のロゼ 第二幕 レイトショー満員×主人公サクヤ×合体するナイトメアフレーム

■初日のレイトショーがほぼ満席でびっくりした。第一幕は二日目の昼に行ったが、人気が上がっているみたい。コードギアスの続編として、面白い。ギャグとシリアスがうまく混ざっていたり、ナイトメアフレームが陸上を走る姿はまさにコードギアスだ。あとは兄のアッシュが強いのだが、ギャグ面もあるので人気が出る。

■サクヤがとにかくかわいい。L.L.からギアスを譲り受けだが、男装してネオブリタニアを倒すために戦う。

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