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アニメ感想

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2022年12月の記事一覧

映画「かがみの孤城」感想 7人の中学生×オオカミ様×イレギュラー

映画「かがみの孤城」感想 7人の中学生×オオカミ様×イレギュラー

2回目を観てきた。やっぱりいいなと思った。こころが成長して、しかし、実は亜紀が滅茶苦茶力になっていたのがいい。喜多嶋先生がアキというネタバレもしっかり描かれている。今回はリオン目線で観てきたので、気づきが多かった。実は、リオンの姉は亡くなっていたのだが、オオカミ様が当時の姉なのだ。姉も病室から孤城に来ている。考えてみると、リオンの姉を含めて7人であり、オオカミは5時過ぎたら出てくるから、子供8人は

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アニメ「うる星やつら」感想 宇宙人×ラブコメ×人気漫画

アニメ「うる星やつら」感想 宇宙人×ラブコメ×人気漫画

リメイクがかなり面白い。ラムが可愛く、昔の作品を思い出すぐらいだ。作風が違っているが、現代風で可愛いとさえ感じる。ラムは理想のヒロインと言われているが、まさにその通りだと思う。あたるが浮気しても、電撃で済ませるだけだし。だけど、ラムが浮気したら、あたるは寝込むかもしれない。何気にあたるの方が依存している。個人的には、ラムが記憶喪失になって、あたるが面倒家に殴り込みをかける話はないかなあと思う。いつ

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映画「王立宇宙軍 オネアミスの翼」感想 宇宙×宇宙飛行士×見返すぞ

映画「王立宇宙軍 オネアミスの翼」感想 宇宙×宇宙飛行士×見返すぞ

中々に面白かった。宇宙軍に所属主人公が有人ロケットのパイロットになり、その世界初の宇宙飛行士になる話だ。古いアニメだったが、今見ても遜色なく、観ていて引き込まれた。宇宙への想いよりも、最初は目立ちたい的な意味で立候補した主人公が、徐々に宇宙に対する想いが強くなっていく。国通しの思惑からロケットに邪魔が入る。宇宙に飛ぶこと自体が、自国からも馬鹿にされていて、空軍といざこざも表現されている。未だかつて

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アニメ「ぼっち・ざ・ろっく」感想 バンド×日常×友達

アニメ「ぼっち・ざ・ろっく」感想 バンド×日常×友達

最終回が終わってしまった。バンドシーンよりも、日常パートが印象に残った。最初に文化祭でのバンドパートがあり盛り上がったが。ぼっちの奇妙な行為でよく分からなくなってしまった。キタちゃんのひとりちゃんと名前呼びしたのはいいのだけど。ぼっちがギターヒーローとして覚醒したら、物語が行き詰まってしまうから仕方ないね。日常パートでは、エンディング前のぼっちの「今日も、バイトか」のセリフは日常を表す大事な言葉だ

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映画「かがみの孤城」感想 孤城×伏線

映画「かがみの孤城」感想 孤城×伏線

滅茶苦茶感動したし、面白かった。完全に予想外。いじめにあい、フリースクールに通う中学生のこころが、不思議な孤城で同じような境遇の6人の中学生と出会う。3月までに願いを叶えるための鍵を探しながら、交友を深め、こころ自身も癒やされながら、自分の環境を変えていくストーリーだ。中学生の女子のいじめ方がリアルで、男性はただ痛めつけられている点を観ていると、どうやって考えついたのが気になる。特に、家に来るシー

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アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」二期感想 アイドル×ファン×トキメキ

アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」二期感想 アイドル×ファン×トキメキ

何か、夏にOVAが劇場公開するとのこと。虹ヶ咲学園は本当に面白く、一期はネオスカに惚れたから楽しめた。二期も良く、しずくや果林の掘り下げることで、魅力がさらに引き出された。なんというか、非常に丁寧に作られており、ベストに近い作品に仕上がっている。ラブライブには興味はなかったのだが、虹ヶ咲学園が別でグッズを買うくらいハマってしまった。一人一人が魅力的であり、テーマもアイドルというものを深く描いていて

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映画「かぐや様は告らせたい -ファーストキッスは終わらない」恋愛頭脳戦×ラブコメ×クリスマス

映画「かぐや様は告らせたい -ファーストキッスは終わらない」恋愛頭脳戦×ラブコメ×クリスマス

かぐや様のアニメはやはりよい。いい塩梅で恋愛ドラマギャグが混ざっているから見やすいし笑える。劇場では、笑い声が起こっていたぐらいだ。まさに、かぐや様の魅力だろう。新しいラブコメで、会長とかぐや様どちらも恋愛には奥手で、如何に相手に告らせるかがポイントでテーマになっている。クリスマスシーズンに一気見すると、なぜかストレスが発散されるから不思議だ。かぐや様と白金会長の告白は3期で済んだが、本作ではクリ

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映画「THE FIRST SLAM DUNK」感想 バスケ×湘北×試合の3Dモデル

映画「THE FIRST SLAM DUNK」感想 バスケ×湘北×試合の3Dモデル

かなり楽しめた。山王戦はやはり燃える。危惧していた試合展開や3Dモデルの違和感はなく、気兼ねなく楽しめるのが大きい。声優も問題なく、気持ちよく観れる。ただ、回想が多いから、試合がちょいちょい中断するのはいけなかった。また、回想となるシーンはあった。まあ、試合が面白いからかなりポジティブになれる。モーションキャプチャーを使っているみたいだし、動きがスムーズだ。漫画原作で仕方ないが、湘北も山王も高校生

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アニメ「風都探偵」感想 仮面ライダー×特撮×からのアニメ

アニメ「風都探偵」感想 仮面ライダー×特撮×からのアニメ

風都探偵はかなり良かった。声優は変わっているが違和感なし。見ている間に特撮と同化するから不思議だ。特撮とアニメはウルトラマンをイメージしたが、中々うまく行きにくい印象だ。俳優から声優に変わったり、設定が違ったりと不安はあると感じる。しかしながら、風都探偵は違う。原作愛が強く、特撮版の続きというのがハッキリわかる。特撮版で出たらフォームや強化フォーム、人間関係がそのままだからだ。今のところ、敵ボスの

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映画「『スペースアドベンチャー コブラ』公開40周年記念 特別4K上映」感想 愛×宇宙SF×ヒロイン姉妹

映画「『スペースアドベンチャー コブラ』公開40周年記念 特別4K上映」感想 愛×宇宙SF×ヒロイン姉妹

コブラは初めて観たが、かなり面白かった。コブラも魅力的だし、ヒロイン三姉妹は個性があり、綺麗な女性として描かれている。コブラはキャラの絵は知っていたが、作品を観るのは初めてで意外な発見もある。作風はかなり昔でも、ストーリーが良ければ楽しく観れるということだ。サイコガンの描写も良く、左腕が変化するのはアニメチックだ。愛をテーマにしているだけあり、ヒロインとのロマンスがかなり深く描かれている。コブラ自

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映画「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」感想 鬼滅×400億円の煉獄さん×映画映えの列車

映画「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」感想 鬼滅×400億円の煉獄さん×映画映えの列車

6回観に行った映画。とにかく映画映えする作品であり、ドキドキしていた。公開間際に座席予約が開始されたと同時に予約しようとしたが、サイトが重く、何千人待ちの表示で一先ず寝て、朝の4時頃に予約したのはいい思い出である。とにかく、この映画は、人が多かった。公開初日に観に行ったが、人人人だった。劇場がギュウギュウ詰めであり、グッズ売り場には見たことがないほどの行列ができていた。まさしく、400億円の前触れ

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アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」感想 ガンダム×学園×恋愛相談

アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」感想 ガンダム×学園×恋愛相談

なんか、新しいガンダムが始まった。観てみると面白い。最新回は6対6のチーム戦。なかなか無いし、そこに恋愛が絡んでいるのが印象に残る。一人の主人公とヒロインがいて、ライバルが一人を奪い合うのだ。イケメンが本命には奥手になるとか、シティーハンターを思い出す。本音を言って自分が傷つくのが嫌なのだ。イケメンは、モビルスーツで主人公のスレッタを追い詰めるほど、本音をぶちまける。スレッタの花嫁が好きなのだ。そ

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アニメ「新米錬金術師の店舗経営」感想 新しい錬金術師×店舗×意外な世界観

アニメ「新米錬金術師の店舗経営」感想 新しい錬金術師×店舗×意外な世界観

可愛いけど、錬金術師のアニメとしては意外な気がする。キララアニメのように可愛いだけではなく、割と冷酷な世界観なのが印象に残る。血も流すし、主人公のサラサには思い過去がある。一見ワイワイして店舗経営しているが、思い過去や現実の怖さが一緒にある。錬金術師は、鋼の錬金術師をイメージする。しかし、主人公達が世界を変えるわけではなく、店舗経営して、街の人々を幸せに裕福に暮らしていこうというのが根底にある。だ

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映画「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ」感想 人気の高さ×アスナとキリト×成長

映画「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ」感想 人気の高さ×アスナとキリト×成長

明日に舞台挨拶があるらしく、いまだに人気がある作品。確か今年は、本作の本サービスが始まった時期。とはいえ、劇中のようなVRはまだまだ普及しているとは言い難く、発展途上ではある。命懸けのゲームを問答無用で開始させられた、アスナ、ミト、キリトの面々。今回はアスナの成長を感じ取れる作品になっている。ただ、テレビアニメ版とは違うらしく、ネットには否定的な意見はあった。わたしはテレビアニメは途中までしか見て

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