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映画感想

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#アニメ

映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」感想 平次×キッド×コナン 去年の反動で謎解き多め?

映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」感想 平次×キッド×コナン 去年の反動で謎解き多め?

平次×キッド×コナン 去年の反動で謎解き多め?

■平次が意外に活躍してた。コナンメインで謎解き進むかと思いきやまさかのトリプル主人公。

■ただ、キッドはかっこいいけど、平次もいるから主役があっちこっち行ってよく分からなかった。あと、変装を平次達がすぐに感づくのは何だかなあと。昔はもっと上手かっただろう。

■アクションよりも謎解きがメインで割と頭を使ってしまった。アクションは例年よりも少なめだ

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映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」感想 闇深×ドラえもん×ひみつ道具 ドラえもんが近くにいたら?

映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」感想 闇深×ドラえもん×ひみつ道具 ドラえもんが近くにいたら?

■劇中でイソべやんが出てきてひみつ道具を出してくれるが、ドラえもんみたいな優しい終わり方はしない。
■門出が自分の正義のために使ってしまい、列車を脱線させてそれが原因で闇落ちしてしまう。ドラえもんのひみつ道具は使う人次第だとは思っていたが、誰が使うに焦点が当てられていてひみつ道具の怖さが垣間見れた。
■ひみつ道具は使えば万能感があるからこそ、使い手を選ぶ道具なのだ。本作ではひみつ道具を使うことで正

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映画「すずめの戸締まり」感想 自分か大切な人か

映画「すずめの戸締まり」感想 自分か大切な人か

■自分か大切な人か

すずめがミミズを抑えるために草太ではなく自分を身代わりにしようとする。自分か大切な人か。実際には、かなりいきなり草太が大切な人になっていて違和感があったが、椅子の草太と東京まで旅をしていればそうなるかなとは思った。この辺は恋愛と言うより、吊り橋効果だとは思う。ただ、すずめは独特の生死観を持っているから、それも影響しているのだろう。恋愛というよりも、今度は自分がの意識なのか。

映画「クラユカバ」感想 探偵物語は面白い

映画「クラユカバ」感想 探偵物語は面白い

■探偵物語は面白い

探偵は面白い。深い地下を舞台に探偵が行方不明者を探す依頼をこなす。訳あり団体や謎の軍隊など見どころがある。60分程度と見やすいのも魅力だ。主人公は冴えないが、父親の失踪の真相を突き止めるために奔走する。物語はまだまだ続くような展開で、続編を期待したいがどうだろう?探偵は依頼という形で物語を進められる。謎が謎を呼ぶというのは陳腐かもしれないが、面白いことには変わりない。アニメに

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映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」感想 ドラえもんみたいで違うイソべやん

映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」感想 ドラえもんみたいで違うイソべやん

■ドラえもんみたいで違うイソべやん

イソベやんが出てくる。ドラえもんみたいにひみつ道具を持っているが、皮肉たっぷりでちょっと怖い。門出が溺愛しているがそこに秘密がある。ドラえもんみたいにお助け道具ではなく、あくまで道具を持った人が考えて行動するのが違う点だ。人類と門出に選択肢を迫るキーキャラで彼が物語の本質でもある。力を持った時に人間はどのように行動するのか?それを問いかけてくれるそんざいである

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映画「パリピ孔明」感想 マーケティングの大事さ

映画「パリピ孔明」感想 マーケティングの大事さ

諸葛亮孔明

現代に転生した諸葛亮孔明。そこに音楽を結びつけるという奇策。面白いのは、英子の歌と英子の自身のために知恵を絞って計略を張り巡らせることだ。英子の歌は素晴らしいが、まだまだ世間に知られていない。そこで孔明が活躍する。劇中では

孔明は軍師ポジションだが、彼が活躍するとまさにヒーローになっている。正直細かい部分はあいまいな設定になっている。日本語が話せたり、読み書きできたり、現代機器に普

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アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」アクション×宇髄天元×妓夫太郎と堕姫

アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」アクション×宇髄天元×妓夫太郎と堕姫

アクションシーン

さすがの鬼滅の刃。ufotableの作画は流石である。無限列車編では炭治郎達がかまぼこ三兄弟は最後まで柱と戦えないが、本作では最後まで一緒に戦う。炭治郎が主人公していて良かった。やっぱり鬼滅の刃はアクションが命だと思う。上弦の陸との戦いは終始バトルバトル。後半からは連続バトルで見応えがあるし、始まりの剣士な無惨の秘密が少し分かってアクション以外も楽しめる。炭治郎達が活躍すると安

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映画感想「かがみの孤城」子供だからこそ苦しい学校

映画感想「かがみの孤城」子供だからこそ苦しい学校

子供だからこそ苦しい学校

●大人になって思うのは学校の苦しさ。働き出すと、逃げたり、戦ったりすることができる。転職とか上司に訴えるとか。要するに手を打てる手段がたくさんあるのだが、子供の身からしたら色んな理由があって中々言い出せないし、逃げ出せない。

●親に言うと迷惑がかかるとか、我慢しろと言われるだろうからと自分一人で決めることができない。大人だと自分一人で決めれることが多い。子供の頃には確

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映画感想「大室家 dear sisters」漫画家なもりの世界

映画感想「大室家 dear sisters」漫画家なもりの世界

漫画家なもりの世界

●大人は出てこず、三姉妹の母や学校の先生が出てくるぐらいである。撫子、櫻子、花子が主役であり、かわいいキャラデザが売りだ。漫画家のなもりさんの絵が素敵で、アニメのキャラデザも行っている。個性があり、動くとかなり可愛く見える。

●重い世界観はなく、普段ストレスが溜まっている人に見てほしい作品。なもりさんの絵柄は万人受けはしないかもしれないが、わたしには刺さった。リリスパのアニ

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映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」ガンダム映画史上最速で興行収入約20億円に

映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」ガンダム映画史上最速で興行収入約20億円に

●ガンダム映画史上最速で興行収入約20億円に

ガンダムSEEDがここまで人気とは思わなかった。わたしはファンで初日に観に行ったが、まさか興行収入が20億円に迫るなんて。20年以上前のアニメだからそこまで人気になるとは。まだまだガンダムというか、SEED人気は凄まじかったということか。プラモデルも家電量販店で買ったが、ライジングフリーダムガンダムを持っている人を見たら買いたくなってしまう。何歳にな

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映画「BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-」感想 夢は諦めるか、諦めないか

映画「BLOODY ESCAPE -地獄の逃走劇-」感想 夢は諦めるか、諦めないか

●夢は諦めるか、諦めないか。新宿クラスタで過ごしているルナルゥは他のクラスタへと行きたい、そして港がある横浜クラスタに行きたいという夢がある。クラスタ外に出るのは禁止であり、最悪死んでしまう。それでもサイボーグのキサラギとともに、夢に潜り込むためにヤクザやヴァンパイアと戦うことになる。夢は持つが、現実世界では中々叶えるのが難しい。野球選手を例をしても、親、経済力、指導者、学校など様々な要因がないと

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劇場版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』

劇場版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』

○テレビシリーズから面白くて、悪役令嬢が主人公の今では定番物語の走りだと思う。

○見ていた当時は異世界転生ものが多く、主人公がチートスキルで無双するのが定番のようだが、本作のカタリナは特にチートスキルはなく、コミュニケーション能力が比較的高いといったところだ。

○異世界では家柄や貴族のしきたりがあるから簡単にコミュニケーションを取ることは難しいが、カタリナは現代の価値観を持ち、さらにあり知識も

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映画「すずめの戸締まり」2023年×コメンタリー×満月

映画「すずめの戸締まり」2023年×コメンタリー×満月

○すずめの戸締まりの舞台は2023年で、観たのが2022年だから、震災からの年数で合わないと思っていた。しかも9月29日の満月が重要なファクターとは気づかなった。今年はコメンタリー付きで映画が観れたから設定が分かって理解が深まった。さらにエンドクレジットでは劇場限定でコメンタリーがあったりとかなり贅沢な仕様だった。すずめの戸締まりも公開からかなり経って、Blu-rayも販売されているが、劇場は割と

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映画「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」家族旅行って定番だけど、トラブルが描きやすい。

映画「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」家族旅行って定番だけど、トラブルが描きやすい。

○家族旅行って定番だけど、トラブルが描きやすい。アーニャ達がステラ獲得のために北国に行くのだが、当然トラブルに巻き込まれる。まあ、ストーリー的に起こらないと意味がないのでわかるのだが、今回はアーニャも活躍と混乱させて見せ場がたくさんあった。出来がいい映画でアニメ映画はこうでないといけない。

○良い意味のクソ映画。ネットの意見でクソ映画とあったが、出来が悪い意味ではなく、本当に面白かった。まあ、こ

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