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映画「すずめの戸締まり」2023年×コメンタリー×満月

○すずめの戸締まりの舞台は2023年で、観たのが2022年だから、震災からの年数で合わないと思っていた。しかも9月29日の満月が重要なファクターとは気づかなった。今年はコメンタリー付きで映画が観れたから設定が分かって理解が深まった。さらにエンドクレジットでは劇場限定でコメンタリーがあったりとかなり贅沢な仕様だった。すずめの戸締まりも公開からかなり経って、Blu-rayも販売されているが、劇場は割と人が入っていたから作品が刺さった人は多いと思う。すずめが旅をして、最初は他人と接し、その後は義母と自分のルーツを知る過程はドキドキしながら観ていた。主人公として観客を引っ張る姿に感動したし、余韻も素晴らしかった。君の名は。とは違った、一緒に旅をしている感覚があった。

①今夜は十五夜で中秋の名月です。すずめの戸締まりのクライマックスは2023年9月29日らしいです。
②オーディオコメンタリーによると、満月の日にこそ「常世」に入ることが出来るという設定があるらしい。
③本作が去年公開にも関わらず、今年の物語と気づいた人はどのぐらいいるのだろうか?

①おかえり上映を観てきました。クリアファイルをもらってウキウキしました。ラストのシーンですし、パッケージ版の絵柄とか。何か5回ぐらい観ましたが、期間をあけるとまた色々楽しめますね。今回は、アプリ使用でオーディオコメンタリーが聞けました。裏話とか背景に描いたものとかめちゃくちゃ細かい設定や描写が説明されて大満足です。内容はパッケージ版と同じなんですが、エンドロールの時におかえり上映限定の追加コメンタリーがあってびっくり。マフラーの話が印象に残りました。こーゆー裏話みたいなものは、アニメならではで、これを目的にパッケージ版を買ったりすることもあります。声優の演技の方法やスタッフによる世界観の説明などファンなら何度も聞きたくなるものが数多くあります。個人的には京アニの作品をよく聞いていました。不思議なのは、最初は声優の演技が気になるのですが、いつの間にかスタッフの作品に込めた想いや設定が気になるようになりました。色んな作品を観ていると、設定が気になるのは確か。オーディオコメンタリーはそういった細かい内容を補完してくれるよいコンテンツです。実写映画でももっとオーディオコメンタリーを聞きたいなとは思います。作品をもっと理解するために。

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