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職場環境を改善する、重要なポイント

おはようございます!

大阪市淀川区を拠点に活動している
キャリアカウンセラーの小坂(おさか)です。

GWがそろそろ終わろうとしていますね。
木曜日から仕事に戻った方もいるかと思いますが、
GW休暇は有意義に過ごせたでしょうか?

私は、地元田舎のスローライフから
都会のコンクリートジャングルに戻ってきたので
少しげんなりしています(笑)。


最近、キャリアカウンセリングを行う中で、
職場環境についての話題がよくでます。

特に、管理職の立場の方が
職場の環境改善・体質改善について、
悩まれていることが多いようです。

「人を採用しても、すぐに辞めてしまう。」
「精神的な不調による休職者が増えている」
「部下が思うように成長してくれない。」

会社から労働者の心が離れていくことに、
心を痛めている方も少なくないと感じています。

そこで今日は、
職場環境を改善していくために、
気をつけるべき重要なポイント

についてお話をします。

今日のお話は、
管理職だけではなく、一般職の方にも
役立てられる内容になっていますので、
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。


はじめに、職場環境改善と聞くと、
どんなことを思い浮かべるでしょうか?

「ノー残業デーを設定します。」
「1on1を導入しましょう。」

新しくマネジメントシステムやルールを作って、
それを導入していく。

そんなイメージを持つ方が多いと思います。

ですが、
このようなルールで縛るようなことをしても、
効果は低いどころか、むしろ
逆効果になってしまうことがほとんどです。


ではどうしたら良いのでしょうか?

答えはシンプルです。

職場での、日々のちょっとした言葉遣いを変えること。

とても簡単ですが、実は奥が深いことです。


言葉というのは、人間の心や感情に大きく影響しています。

体は、食べたものでつくられる。
心は、聞いた言葉でつくられる。
未来は、話した言葉で作られる。

コーチングなどの現場ではよく聞く、
とても有名なフレーズです。

この考え方は、
会社の組織にもあてはめることができます。

どんな言葉をかけるか、
ちょっとした言葉遣いの差によって
労働者の心や意識は変化し、
将来の会社の発展にもつながっていきます。


ちょっとした言葉遣いの差というのは、
例えばこういうことです。

部下に仕事の進め方を指導するとき、
表現が違うだけでこれだけ印象が変わります。

「なぜ〜〜しなかったんだ?」
「じゃあ次は〜してみたらどう?」

あなたは、どちらの上司を信頼して
ついていきたいと思いますか?

あなたは、どちらの言葉を信じて、
前向きに頑張ろうと思えますか?

簡単なことです。
しかし、これがなかなかできないものです。

効果がすぐに現れるものではないし、
働く中で余裕がないと、
真っ先に切り捨てられてしまうものが
こういった言葉遣いの意識です。


言葉遣いへの意識が薄れていくと、
コミュニケーションエラーも発生します。

「上司に質問するとまた怒られそうだから、
やめておこう・・」
「なんであいつは何回言っても変わらないんだ。」

こんなコミュニケーションは非生産的ですし、
こうやって少しずつ働く人の心が削られていきます。


また、言葉がけによる職場改善を行う上で、
大事にしたいポイントがあります。

それは、
管理職の方だけでは、
社内環境改善は進まないということ。

管理職の方ができることは、
日々の言葉遣いの重要性を、
他の社員の誰よりも深く理解して、
その意識を全体に発信していくことです。

社内全体でひとりひとりが意識を持ち、
また日々意識づけできる仕組みを作りましょう。

その長期的な積み重ねが、
働きやすさやエンゲージメントの向上など、
職場環境改善につながります。

今日はここまでです!😄


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