フォローしませんか?
シェア
大石 ゆう
2016年4月18日 22:51
※2013年1月に書いた記事です。 一月は、初えびす、十日戎というお祭りがあります。福の神として広く信仰されている七福神の恵比寿様=えべっさんに商売繁盛を願う、年の初めのお祭りです。「商売繁盛で笹もってこい!」という掛け声や西宮神社の「福男」が有名ですね。境内では参拝者は福笹に吉兆(きっちょう)と呼ばれる縁起物の小宝(こだから)をつけてもらうそうですよ。四日市の氏神様である諏訪神社にも恵比
2016年3月31日 23:33
私は神社仏閣に行くとなるべく「おみくじ」を引くようにしています。それは今の自分に必要なメッセージを受け取るためです。もう随分昔になりますが、私の知り合いで霊感がある人が数人いました。彼らはお互いに面識がないにも関わらず、神様からの御言葉を受け取るための手段として「おみくじ」を引いていました。特に印象的だったのは、事代主神 【ことしろぬしのかみ】と同一視されている恵比寿様をお祭りしている神社の「
2016年3月15日 23:04
※2013年7月に書いた記事です。夏は全国的に夏祭りの季節です。にぎやかな鐘や太鼓の音が響き、裸の男たちが練り歩き、華やかな山車が場を盛り上げます。女たちは色鮮やかな浴衣を着て、笑いさざめきます。大勢の人たちが祭りを楽しむために、家から街角へ出ていきます。祭の日ばかりは文明の利器の自動車も通行を止められて、歩行者優先になるでしょう。夏祭りは人間の血と肉が喜びに震える時間です。生きて
2016年3月1日 22:10
名古屋の千種駅の近くにある高牟神社(たかむじんじゃ)を参拝してきました。にぎやかな広小路通りから少し入ったところにあります。御祭神は高皇産霊神(たかみむすびのかみ)と神皇産霊神(かみむすびのかみ)造化三神の中の二柱で、陰陽両面を顕された「むすび信仰」の神様です。西暦131年、第13代成務天皇の御代に鎮座され、865年(貞観7年)第56代清和天皇の御代に社殿を造営。その折に、勅令により応神天
2016年2月25日 23:21
名古屋にある大きな神社といえば、熱田神宮です。熱田神宮にある建造物には、伝説が遺されているものがあります。その代表的なものが清雪門(せいせつもん)です。末社楠御前社の北東に位置し、もと本宮の北門ともいわれており、俗に不開門(あかずのもん)とも言われています。特別なとき以外は開けない門、開けることを不吉として開けない門のことで、この門は誰も開けてはならない門なのです。なぜ「開かずの門」なのか
2016年2月23日 21:13
四年ほど前のとある日曜日に名古屋市立博物館で開催されている「マリー・アントワネット展」に行きました。地下鉄の駅を降りて歩く女性の集団が、私と同じ目的地へ入っていくのには驚きました。たぶん「ベルサイユのばら」の影響が大きいと思います。しかし、まさかこれほどの人が博物館に集まるとは思い寄らぬことでした。私にとって、ヨーロッパは暗黒の歴史というイメージがあるのですが、マリー・アントワネットが王妃
2016年2月17日 21:15
熱田神宮は私が好きな神社です。居心地は良いし、名鉄の神宮前駅で降りると歩いてすぐの場所にあるので、参拝にはとても便利です。駅から出ればすぐ熱田の杜が広がっています。道路から敷地内に入り鳥居をくぐると、そこはもう別世界。濃い緑のトンネルの中を歩いている気分ですよ。手を洗い口をすすぎ、本殿をお参りします。お正月なら順番待ちでの参拝になったでしょうが、普通の日の午後は比較的空いていますね。さて、
2016年2月18日 21:18
昨日は「熱田神宮の神様が楊貴妃だった」という伝説について書きました。日本の神社に中国の美女のお墓があるとは驚きでした。私がこの話を知ったのは最近ですが、たぶん、地元の皆さんはよくご存じのことでしょう。今回、参拝してわかったことがあります。それは、素盞嗚尊(すさのおのみこと)の影響が大きいのです。素盞嗚尊は八剣宮、南新宮社、六末社、曽志茂利社と境内に四か所で祀られていました。熱田神宮は第二次世界