どうせ誰も見てねえって、それしか言えねえのか視野狭老人

過去に囚われる7なの類の言葉は人目を集めるし、実際忘れて進んだら楽なことが多いとはいえさ
この苦悩も未練も後悔も全部全部忘れるわけがないのに、ふと多忙になったり空っぽになったりするとすかんな脳味噌を持ち合わせて生きているおかげでごそっとその苦が抜け落ちてしまうような気がして それはとても恐ろしい事のように感じるからメモしたいなあって思う。とはいえ今までいちいちそんな事していなくて、傷を付けることでそれを視覚から理解する方も多くいる世界でただ漠然と自己も他者も呪うという無差別格闘流乙でした。

曇天色のスクラッチカードを擦った先で輝いているかもしれない太陽を拝むことなく、硬貨の持ち合わせがないから、栄養状態の悪い爪を百均のネイルを重ねて隠した指先でガリガリと擦った勢いで空も天体も全部削り落としてしまった。みたいな？
まあ削り落として無駄にしたこと自体に気がつけりゃ満足なのか、寧ろ捨て去った銀屑への未練が残って執着してしまうのかは謎です(痛い痛いイタタタや)
氷のような手で火傷を覆っても何にもならないってわかっていてもやらずにはいられない。みたいな。