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#自由詩

乙女心

乙女心

わたくしは貴方様のお側におります
いつでしょうか
視界から離れようとしない絡まる指を
見れなくなるのは

わたくしは貴方様と感じます
いつでしょうか
膣内でおペニスの脈打ちを
感じれなくなるのは

わたくしは貴方様に恥をお見せします
いつでしょうか
貴方様に放屁をお聞かせした夜を
思い出せなくなるのは

わたくしは貴方様を味わいます
いつでしょうか
唇を重ねないと眠れないはずを
お独りで夢を見れて

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朝の証

おはよう
口にはしない
冷房に冷えた体を起こす
ひとり

便座に尻を預ける
ふわっと浮きそうな脳内はまだ
排泄の快感すら感じない

空腹を知らせる空っぽ
身軽に感じるのに指先まで重たい
またベッドに沈む
吐く息
おへそとシーツがくっつきそう

煙草の煙は朝の匂い
洗ってない服の匂い
なんだかんだ好きだ
洗剤じゃない
これが私とわかる匂い

香水の蓋は埃とお留守番
脱いだ服は不格好に置かれ
まぁいい

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ピエロ

ピエロの仮面を全人類が被った
かもしれない
かもしれないから
私は鏡を見た
笑ってないピエロの仮面を被ってた

笑ってないなら笑わせてやろう
全てを塗り替える黒で塗りつぶして
修正ペンは笑顔を描く

「何あの子」
「かわいそう」
「目立つね」

目立つなら目立ってやろう
と格好つけた仮面の下は笑ってない
余計なお世話ですって
あなたには必要なお世話です

仮面が無くとも笑ってやろう
先陣を切ってプ

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あの子

もしも僕があの子なら
こんな腐ったもの触れなかったのか
誰かの人生の深さは知り得ないから
あの子の脳内だけでも覗きたい
どんな世界が見えてるの?
きっと誰もが全員違う
生きてる世界 見えてる世界

死にゆく物語に魅せられたんだ
あの世って呼ばれてる場所が
僕には桃源郷にしか見えなくて
この世でそれが見つからないのが
悲しいのか寂しいのか

僕がもし生まれ変わったのなら
美女や賢さよりも
前世の感性

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