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読書感想文11というかメモ

久々の読書記録だ〜
今日はみんな大好き、あれのレシピ…!ということで、今日の一冊はこちら『金儲けのレシピ』

【説明】このメモの目的は完全に自己満です


あ、改めて「この読書感想文というかメモ」シリーズは完全に自分のためにやっています!完全にメモ。

だから超分かりにくいし、省いている箇所は全然あるし、解説とかも全然していない。
読んだことない人のために分かりやすくまとめます…とかそういうものではなく、(そんな語彙力も優しさも持ち合わせてはいないのだ…)あくまで自分が後から見返して、内容を思い出せるように書いているので、
「分かりにくいんだよコノヤロ〜!」という言葉はどうか左心房にでも閉まっておいて(ニコリ)

あ、それでもこのメモを読んで興味を持った方は是非自分で手に取って読んでみてください!絶対にその方が頭に残るから!人気の本だから絶対に図書館にあるしAmazonにも売ってる。

ではでは、やっていこう〜!

表紙からもう怪しくて、でも惹かれるよね…

●儲かるビジネスを作る最も有効な方法は、儲からないビジネスについて熟知すること。


では、儲からないビジネスとは…?

①誰でも簡単に必ず儲かるというのは絶対に存在しない


なぜなら儲かるビジネスというのは基本的に、
「需要に対して供給が少ない」状態が発生している
からこそ超過利益が発生するから。
誰でも簡単に必ず儲かるとなれば参入者が爆増してしまい、限界利益がゼロになるまで参入者の増加が続く
例)タピオカ屋に参入者が増え一気に潰れるのと同じ現象

②初期の資本投資が重すぎるビジネスはダメ


例えば、店舗ビジネスは固定費がかかる割に以下のデメリットがある
①座席数に上限がある
②決まった時間帯にしか客が来ない
③回転速度に限界がある
よって固定費がかかる割にアップサイドが小さいため、損をするときは大損するが、うまくいってもボロ儲けにはならないという非対称構造をもつ

③自分が詳しくないビジネスはダメ


自分がよく知っていること≠その業界で働いていた
→自分が好きなものだと、ターゲットが自分自身なのでより深くニーズを理解することにつながる

レシピ0.商売の原理原則


・商売を成功させるには、普通ではないやり方(完全競争市場にならない市場)をすることで通常の経済活動の枠の中から抜け出し、特殊な構造を作り上げる必要がある

・LTV(1人の顧客を獲得するといくら儲かるか)>CAC(そいつ連れてくるためにいくらかかるか)に基づいて収益性を判断
→顧客当たりの収益率

レシピ1.消費者から買う

・消費者は消費のプロだが、"売る"のはプロではない
→消費者からの買い取りで安く買う
例:バイク王やブックオフなど

・労働力取りまとめ業
 例:クラウドソーシングサイト
→その価値は、
・労働者の質のスコアリング
・すぐに大量に手配できる
・解雇規制への対応(日本は労働者保護のための解雇規制が厳しいため、派遣業への強いニーズがある&フリーランスであれば給与に差をつけることも可能)

レシピ2.客に作業させる


例:IKEAのDIYに託けた家具組み立て、
焼き肉(家で作りにくい、仕入れで優位性を築く、酒の注文が出やすい)

・アイディアを発想する際、最新の技術を用いた商品を作るのではなく、むしろ使い古されている技術を転用して面白いものを作れないか
→セルフ〇〇

レシピ3.まとめると高くなる、切り分けると高くなる


例:森ビル、切り身の肉や魚(魚丸ごとよりも切り身の方が高い)

・スケールメリット...資本が大きいほど参入できるプレイヤーが限定され、結果として競争相手の数も減る

・スモールメリット...個の力で食べていける類のビジネス、1人で個人商店として立ち上げる(個人で営業、仕入れの支払いが無料or後払い可能、1件当たりの成功単価が安い)
→例:保険の営業、人材紹介エージェントなど
※ベンチャーを起こす時、商売を始めるとき、基本的に資本がほぼゼロという場合はスモールメリットから始める

・高級品というイメージを利用する
例:寿司(魚の切り身一切れ+少量のご飯)

支払う金額は、前提となる商品カテゴリのイメージにかなり左右されており、実際の中身について価値を詳細に検討して購入する人はほとんどいない

レシピ4. 1:n構造を作る


顧客n人に対して仕入れ1回という構造を作る。
nが大きければ大きいほど原価率を引き下げることが可能!一回作って何回も売るということ!
→例えば、塾講師でも、
減価率が低いのは、映像授業》集団授業》個別指導

SaaSの成功要因
①月額課金のため、将来の収益が読みやすく、LTV〉CACが成立していることを説明しやすい
②1:n構造が成立しているため売上の大半がそのまま利益になる
③業務プロセスにロックインされるため解約しづらい
ビジネスをパクるのではなく、儲けの構造をパクれ!

レシピ5.両方からお金をもらう


お金を払わせることによってコミットメントを迫るという仕組み
→例:RIZAPやビズリーチ

場所やサービスをメディアとして捉える
例:タクシー利用者は可処分所得がそれなりにあるビジネスマン層が中心という推定をもとに、広告媒体をつくる→広告費も取れる

レシピ6.合法的に麻薬を売る

中毒性がある嗜好品を売る
→砂糖、小麦粉、脂肪(原価率が極めて低く、中毒性があるため消費者が再訪する確率が高くなる)

例:クレープ、タピオカ、パンケーキ
→ただし、どう砂糖を食べさせるかも考えるべき
例:寿司に混ぜる、健康的なイメージをつける等

レシピ7.確率をいじる


人の「損したくない」という気持ちにつけ込め!
例:ソシャゲ、カードゲーム、FX、テールリスクを刺激した保険商品

レシピ8.空気を売る


高級クラブの水ボトルや教祖のパワーが込められた水=水を売るビジネス
入場料=空気を売るビジネス

無形商材(保険、投信、コンサルティングなど)をどう売る→独立してもそれなりに成功する可能性がある

無形商材を売るときのポイント
・有形商材っぽくする
・購入後のストーリーを想像させる
・課題解決として提案する

営業活動を行う場合、「有形-無形」「高価-安価」のマトリックスの中では「無形・高価」が1番利益率が高く、営業が難しく、営業代理料も高額になる傾向がある。
無形高額商材の営業を攻略することで得られる果実は非常に大きい!

レシピ10.仕入れで儲ける

ビジネスは大きく分けると
①安く仕入れて普通に売る
②普通に仕入れて高く売る の2択

①の方が秘匿性があり儲かっているという事実を長期間隠すことができる。商売のうち、継続的差別化要因を作りやすいのは販売よりは仕入れ、流通などにおいて差別化が設計される方が望ましい
→分かっている客として卸業者に認知してもらう
→味や旬をわかっている

★安く仕入れられる秘密のルート作り
★外から見えないところで差別化

レシピ11.他人の財布を狙う


サービス受益者以外が金を払うビジネスを考えろ!
例:接待費(贅沢であればあるほど接待効果が高く、その支払いも最終的に誰が負担しているか分からない)、結婚式、葬式、プレゼント(結婚指輪)

会社のカネを狙う
BtoBビジネスが狙い目。

借金させて売れ
結局個人相手に合理性のみで商売をしようとしても儲けられる金額には限界がある
→担保価値を利用した借入で客側の信用をレバレッジさせることによって儲けを最大化できる

例:不動産

レシピ12.高いものはいいものだ


・顕示欲消費においては、当該商品が高級だと知られていること、伝わることを前提とし、それによって羨望の眼差しを向けられることを意識して消費がなされる
「高いからこそ意味がある
例:高級時計、高級スポーツカーなど

・認知的不協和の解消に繋がる
例:品質がわからないものを「高いものの方がいいモノだ」
★値段を高くして信頼感を育め
★認知的不協和をビジネスに活用しろ

レシピ13.勝手に「権威」になる

謎の資格を作る
自分のものでも何でもないものに対して「検定」を作って「認知する側の立場」になることでボロ儲け

勝手に格付けをする
例:食べログ、帝国データバンク

講師になる
資格なり格付けによって自分が優位な立場になった後は、教える側に立つことで利益を回収する。キャリアアップのための「投資」と位置づけさせ、高級な料金でも将来の収入のための投資として正当化しやすくなる
→「アカデミー」や「大学」を名乗ることで、あたかもオフィシャルな機関であるかのように錯覚させ、講義に価値を持たせる

レシピ11.信者ビジネス

宗教的なビジネスの強みはCACが劇的な下がる事。
信者が購入も宣伝もしてくれる

宗教構造とは?
教祖、経典、教会が必要。
例:スタバのブラックエプロン→安い時給でも喜んで働く。店員としてのロイヤルティがあがるしくが上がる仕組みづくり

★商売に宗教構造を持ちこめ
★従業員も信者にしろ

レシピ15.究極のレシピ


金儲けのレシピを売る事
→経済活動における根源的な欲望は、「もっと金をたくさん、効率的に、楽して儲けたい」というニーズ。そのニーズを満たすあなただけの金儲けのレシピを作ることができれば、圧倒的に儲けられる


!感想!

さてさて、なんだか読んだだけでお金持ちになれる気がしてきてわくわくしちゃった!というのもこの本、図書館でもかなり人気の本で半年かかってやっと予約が回ってきたの。やっぱりみんな考えることは同じだね〜

その割には読みやすかった。すぐ読み終えちゃった!今自分はお金持ちになるよりも別のことにか関心があるけど、半年とか1年前はめっちゃくちゃお金が欲しかったんだろうな(笑)タイトルにもすごく惹かれるよね。何てったって黒字にゴールドで「金儲けのレシピ」ですからね〜(笑)

今回得た視点で、街のあらゆる商売を見てみると面白いかもしれない…。世の中にはそのレシピに沿ってお金持ちになろうとしている人がたくさんいるんだね〜

みんな、マルチには気をつけろ!(東京来て3回くらい声かけられた)

それでは、グンナイ〜!



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