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あしたへは、だいじなことだけ持ってゆく。

やっぱり、一瞬だった。ずっと、読むのを楽しみにしていた、光浦さんのエッセイ『50歳になりまして』。楽しみにしていた分、読み終わったら、さみしくなる気がしていた。むしろ、清々しい。

そして、急に入った断捨離スイッチ。たぶん、偶然目にした「春分の日までに断捨離するといい」の影響。小まめに断捨離はしている。ものは少ない。

だけど、何だか気になるベッド下。無印良品のベッドと収納。それだけで、片付いている気分になるふしぎ。だけど、知っている。4年間、一度も着ていないTシャツが眠っていることを。

フェスやライブのTシャツ。悪いウイルスが流行ってから、一度も行ってない。4年前、すでに断捨離にめざめていた。厳選したTシャツとタオルだったはず。わくわくするどころか、もやもやした。

ものと思い出は、セットにしがち。なくなったからと言って、楽しかったことは変わらないのに。このまま取っておいたら、嫌いになりそうな気がした。迷いはなかった。お礼を伝えて、お別れした。春は、目の前。

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