ずっと付き合っていかなくていい
少し前にあった、日本医師会の会見。
わたしは、テレビを観るのが怖い。
ニュースは、9割が世の中で起きている怖いこと。断りなく流れるニュース速報は、音も内容も怖い。
ドラマやバラエティーも観られない。
音や光、設定が気になって観られない。
会見を観たのは、偶然テレビが付いていたから。ただならぬ雰囲気に、つい観いってしまった。
会見を観たのは途中から。勝手な見解もあるかもしれない。
〈あの会見に引き付けられた理由〉
1. 選び抜かれた言葉で、真剣に語られる現状
もう限界に達している医療現場の現状を、丁寧な言葉で、できるだけ冷静に、でも時々あふれでる感情を押さえながら語られる言葉。
2. 一番は医療、だけどみんなへの配慮も忘れない
飲食業界は、知恵を絞って乗り切ろうとしている
会社の指示に従い、リモートワークに取り組んでいる人がいる
徹底して予防に取り組んでいる人がいる
それなのに、一部の人間が台無しにしている
乗り切ろうとしている人を誰も置いていきたくない「でも、もう限界だよ」と聞こえた。
3.【 with コロナ】じゃない【 no コロナ】だ
「with コロナ」という言葉が、事態を軽く感じさせている。いろいろ尽くした上での「with コロナ」であって、取り組むのは「no コロナ」だ。
日本医師会の会長。医師界のトップが、時々あふれでる感情を押さえながら真剣に話す言葉に引き付けられた。
病気三姉妹
わたしは、うつ病、不安障害、HSPと一緒に暮らしている。通称【病気三姉妹】。HSPは気質だけど。
「with」と言っていては、いけない気がした。
「完治」と言う考えすらないことは分かっている。HSP に至っては、気質。
でも、いつまでも一緒にいたくない。
うつ病とは
1. ストレスになる出来事が重なる
2. 脳が "パンク" して、いつもどおりに働かなくなる
3.ものの見方が否定的になる
この悪循環
NHK出版 『よくわかるうつ病』より引用
原因はストレスだったかもしれない。だけど、ストレスが引き起こした「脳の病気」。
「心の病気」という表現は、正確ではない。
性格や考え方の問題もあるかもしれないけど、適切な医療、服薬、休息、サポートを受けながら治療していくもの。その上で、「わたしは良くなる」と信じること。
だからと言って、よくわからないカウンセリング、療法、サプリメント、スピリチュアルは、まったく求めていない。
すぐ商売に利用しようとする人たち。
光に集まる蛾と一緒。
勝手に病気とは、ずっと付き合っていくものと決めていた。本当は、今すぐ別れたい。
でも、そうはいかないから。
少しずつ良くなったり、戻ったりしながら進んで行っていることには、気付いている。
今までがんばりすぎたから、今はできること、やってみたいと思うことをしていく。
そして、少しずつ「やったほうがいいこと」も、していく。
あの会見から学んだこと
「with」におさまらないこと。いろいろ尽くして「no」を目指す。ゆるゆると。
国は早急にコロナをどうにかしないといけないと思うけど、わたしの病気の対策を練るのは、わたし。
お医者さんや家族は力になってくれる。
だけど、お医者さんからすれば数いる患者の1人。
家族にも症状は、完全には理解されない。
協力してもらいながら、良くなる対策を練っていく。ゆるゆると。
あの会見を自分に置き換えた。
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