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身体や脳とメンタルの健康キープに欠かせない「スタンディングデスク」のベストバイはこれだ!

前回のnoteで、「座りすぎがいかに危険か」「スタンディングを導入するとどんなメリットがありそうか?」ってなところを確認しました。で、今回は予告通り、おすすめのスタンディングデスクや、スタンディングデスクは導入せず今の机のままでも同様の効果を得られるアイテム、また、立ちっぱなしによる疲労感を軽減するサポートアイテムなんかもチェックしておきましょう。

最近はスタンディングデスクの人気が急激に高まってきたこともあって、各社がいろんなタイプの商品を提供していて選ぶのが大変なんですよね。しかもそれなりの値段もするんで、なるべく選択をミスるのは避けたいところであります。


▼スタンディングデスクの選び方

手先の器用な方であれば、ベースの素材だけ購入して後は自分で組み立てるという方法もありましょうが、とりあえず今回はベストバイということで既存のすでに出来上がった商品を購入するという方向で考えてみましょう。

スタンディングデスクを選ぶ際には、最低限以下のようなポイントを押さえておくといいでしょう。

■ 高さ調整機能:
これは最も重要なポイントかもしれません。自分に合ってない高さのものを使っても逆に姿勢が悪くなって腰痛等がひどくなる可能性も考えられます。また、最初はずっと立ちっぱなしでいるのはかなりきつかったりするんで、心配な人は座れる高さに戻せるような機能がついていたほうが安心でしょう。身長の異なる複数人で使う場合にも調整機能はついていたほうが便利。あとは、調整方法が電動か手動かも大事です。商品によっては手動の調整が結構きつかったりするせいで結局ずっと座りっぱなしで使っているという話もちらほら。

■ 耐荷重:
机上には何を乗せるか、使用するPCの重さや台数はどのくらいかなどはあらかじめ把握しておくのがよさげ。

■ 天板の大きさ:
スタンディングデスクの利用目的によって必要となる天板の表面積も変わってくるでしょう。例えばコーヒーブレイクをとる用の場所なら小さめでいいし、がっつり仕事をする場所なら比較的余裕のある大きさのものを選んだほうがいいしって感じっすね。また、思ったより奥行きが足りない!って話はよく聞くんで、奥行きはちょっと余裕のあるものを選んどいたほうがいいかも。

■ 価格:
スタンディングデスクは非常に高価なものから安ければ数千円で買えるものまでありますが、高ければ高いほどいいとは限りません。長期的な投資になることが多いと思うんで、素材や機能も踏まえて、自分に最も必要かつ十分な機能を備えているものを選ぶのが吉。

以上の前提を踏まえたうえで、スタンディングデスクの2021年版ベストを見ていくとしましょうー。


総合ベスト

Flexispot Adjustable Standing Desk Pro

(Image credit: Flexispot)

やはり一番はFlexispot。安定性、品質、価格において最高の組み合わせといえるでしょう。

昇降は電動式となっておりまして、昇降アクションは非常にスムーズかつ繊細な調整が可能です。4つのポジションまで記憶が可能で、最大125㎏の重量にも対応。見た目もスタイリッシュで、組み立ては必要ですが得意な人なら30分~1時間程度で終わることが多いようです。

あえてデメリットを上げるとすれば最初に部屋まで運ぶのが大変なことくらい(重量が相当ある)。


とにかく安くていいやつ!系ベスト

Ikea Skarsta

(Image credit: Ikea)

リーズナブルかつ安心の最高峰。予算を押さえたい人には最適でしょう。

デザインがシンプルで、耐荷重は50㎏、昇降方式は手回しのタイプですが、十分な機能は備えているし、安定性も問題なし。

特に多くの機材を設置する予定がないなら、ベーシックでありながらなかなかお買い得な製品ではないかと。


重量系ベスト

Jarvis Bamboo Standing Desk

(Image credit: Fully)

机上に設置する機器が多い人はこれがオススメ。耐荷重は158㎏で、頑丈かつカスタマイズ性も高め。サステイナブルな竹を使用していて、環境にもやさしい設計になっています(水性ポリウレタンコーティングで頑丈さは問題なし)。

もっとも、組み立ては非常に難しく、ビデオを見ても素人では2時間以上時間を要する場合が多いみたい。

それを考慮しても、「とにかく重いものを乗せなきゃならんのや!」って人にはおすすめ。


ユニーク・スタイリッシュ系ベスト

The Lüften

(Image credit: the standing desk)

Lüftenはユニークな手動式デスクで、空圧式のリフトシステムを採用し、デスク中央の2本の柱で支えておりまして、浮遊感のあるデザインが魅力。他の製品に比べて価格は多少高価ですが、スイス製のスチールやドイツ製の部品、リサイクル素材を用いていて、特に「オリジナリティが欲しい!」みたいな人にオススメ。

また、ロック可能なキャスターも別売りされていて、必要に応じて設置場所を変更することも可能となっております。

調節が手動のものだとどうしてもちまちま高さが変わるものが多くてそれが面倒だったんですが、「Lüftenは3秒で昇降する」って謳い文句の通り、必要な高さまでサクッと調整できるのが面白いポイントです。

Lüftenのデザインには興味があるけど、やはり手動式ではなく電動式が欲しいという人は、同社が販売しているThe Ändern Electricなんかがおすすめ。


エクササイズバイクにもなるよ!系ベスト

Flexispot Deskcise Pro

(Image credit: Flexispot)

最近ではエアロバイクに乗りながらデスクワークができる商品もちらほら見かけますが、やはり現段階のベストはFlexispotじゃないかと。机のサイズは58×42㎝で、他の本格的なデスクよりは小さいものの、17インチくらいのノートパソコンを置くには十分。

最初の組み立ても10分程度で完了できるし、机の高さ、サドルの高さも簡単に調整が可能。エアロバイクとしての機能も限定的にはなりますが、ハイブリッドデバイスとしては非常にグレートでしょう。

私も自力でエアロバイクに机を設置したことがありましたが、これがあればそんな変なことをせずとも仕事をしながら血行を良くすることができますな。


机ごと買い替えるのはちょっと…系ベスト

VIVO(ヴィヴォ) スタンドアップデスク

既に使っている机を丸ごと買い替えるほどのことでもないけどスタンディングデスクもちょっと気になるな…って方におすすめなのが「デスクライザー」とか呼ばれる商品。その名の通り、普通の机の内に小さな机のようなものを積んで、デスクの高さを変えよう!というやつです。引っ越し直後で机がなくて段ボールで適切な高さのデスクを作っちゃおう!みたいなイメージです(?)

従来のスタンディングデスクと比べると安定性や耐荷重、表面積等はどうしても劣ってしまうものの、価格や持ち運びの面では非常に便利で、仕事やライフスタイルによってはこちらのタイプの方が適切な場合もあるでしょう。

で、なかでもこのVIVOのデスクライザーは、高品質なものの中ではコスパがよさげ(もっとも、日本版のAmazonだとなぜか高い。米国版のAmazonならこちらがおすすめ。)。高さの調整可能域も広くスムーズで、耐荷重も安心。

もっと手軽なやつでいい!って場合であれば、以下のデスクライザーも最近買って快適でした。

高さは24㎝から33㎝までで、角度も4段階に調整可能。この机自体の重さは1.5㎏程度であるのに対して最大で40㎏までの重さを支えられますんで、ソファーやベッドでゲーミングノートPCを操作する場合でも快適です。


立ってると足や腰が疲れるのよ!って人のためのマット

Kangaroo オリジナルスタンディングマット

立ちっぱなしだと足や腰が疲れてきて姿勢が崩れる結果、逆に体に痛みが発生したり生産性が低下したら元も子もない話。そこで、特に長時間のスタンディングに慣れていない場合にはスタンディング用のマットを使うといいでしょう。

なかでもKangarooの商品はパッド付のコンフォートフォームでサポート力が高く、硬い床に立った時の不快感や疲労を軽減してくれます。また、汚れもつきにくく、特に長時間の立ち仕事をする場合にはよろしいんじゃないでしょうかー。

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