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億の近道note版

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殿堂入り無料メールマガジン「億の近道」note版です。
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2016年5月の記事一覧

想定通り

想定通り

今年の1月に某ゴールドマンS社から出た「原油価格は20ドルまで下がる!」とのレポートから想定した通り、その後間もなく原油価格は20ドル台半ばで底を打ち、この数カ月で安値から倍近くにまで値を戻しました。

 この件では2月4日のコラムに「怪しい、そろそろ原油価格は底値ではないか?」との意図でコラムを書きました(笑)

 今世紀に入り、いよいよ儲け口が減ってきた巨大投資銀行は世間を騙すことによってしか

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骨太方針2016の素案を読んで

骨太方針2016の素案を読んで

毎年のように発表される「骨太の方針」

今年も5月18日に素案が発表されました。

さっそく読んでみました。

確か昨年も同じような記事は書いていたのだと思います。

http://okuchika.net/?eid=5770

昨年は、内容が無い割には

「イノベーション」「KPI」「インセンティブ」

「エビデンス」

といったカタカナ用語が飛び交う資料となっており

これでは全く機能しないな

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有料メルマガライブラリから(187)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

有料メルマガライブラリから(187)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。

 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。

==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==

  (有料メルマガ

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株高の条件

株高の条件

ここに来て全体相場が停滞気味な中、個別には堅調な銘柄が見出せます。

 日経平均中心主義のメディアが伝える相場動向とは異なり個別銘柄は案外ホットな状況になっているものを見つけることができます。

 全体相場が停滞しているからこそ、個別銘柄の活躍が目につくことになります。株価は業績で決まりますが、全体の企業業績が伸びるとなれば全体相場を後押しして株高につながることになりますが、全体の企業業績とは異な

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新興株の調整

新興株の調整

今週の日経平均株価は先週末から約300円の上昇。

 米国のCPIが予想を上回り、6月の利上げの可能性が高まったことから米債が上昇し、為替が円安ドル高に推移したことを受け、日経平均は堅調に推移した。

 一方、相場をけん引していたそーせいやブランジスタが大幅に調整。

 先週末比でそーせいは25.8%、ブランジスタは54.2%下落、これに伴いマザーズ指数は10.4%下落した。

 日経ジャスダック

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SELL IN MAY2016年版

SELL IN MAY2016年版

まず舛添都知事には改めて呆れました。以前から残念な噂が多かったようですが今回の件で民意は完全に離れることでしょう。

 日本を代表する自治体首長に公金を横領するような輩しか選べない現在の政治体質が全てを物語っています。前々回は登庁もせず言いたい放題の右翼知事、前回は不明瞭借財知事、今回は公金横領知事です・・・。そしてそれらの尻馬に乗って私腹を肥やす都庁歴代幹部達。

 東京都はその財政力から無駄の

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為替市場動向~日本の正念場?仙台、伊勢志摩。6月正念場の英国~

為替市場動向~日本の正念場?仙台、伊勢志摩。6月正念場の英国~

米国の利上げ予想が再び浮上してきました。

 直近で発表された住宅関連指数、小売売上、物価関連の指数等、経済指標好調だったことに加えて、一部連銀総裁(2名)から6月の利上げも排除しないという話が伝わったことによるものでした。

 利上げ期待を織り込んでくる2年物米債利回りは8bpだけ微妙に上昇反応しただけでしたが、株式市場は嫌気しました。

 直近の、エコノミストによる米利上げ予想では、6月の金利

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配当性向の意味

配当性向の意味

マイナス金利の導入に踏み込んだ日銀の施策がなかなか効果を見せないと一部メディアからはアベノミクスへの批判が巻き起こりつつある状況下で株式相場は着実に方向感を見出しつつあります。

 円安メリット株を避け、内需系の銘柄には着実な買いが入り始めています。

 指数をみると日経平均が頭重いのに対してマザーズ指数は堅調。それに刺激を受けたJASDAQや東証2部が堅調になってきました。

 JASDAQや東

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注意すべきこと

注意すべきこと

4月末は「日銀による何らかの政策発動があるだろう」との期待とは裏腹に・・・何もありませんでした。

 加えて薄商いの連休中を狙われ、ここぞとばかりに円が買われ、先物が売られ一時280円高まで買われていた日経平均株価は一気に630円安まで売りこまれるなど、一日の値幅で900円以上も乱高下しました。

 日銀が何もしなかったからとの市場コメントが多く見られましたが、誰もが日銀頼りになっている怖さがあり

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公立中学校という選択:区立から難関大学へ その2

公立中学校という選択:区立から難関大学へ その2

~我が家は中学受験をしないことを決めました 続編~

1年前、中学受験をしないことを決めた我が家。

江戸川区で4人の男児を女房と共に育てている。通塾はむしろ子どもの好奇心の芽を摘む可能性があるし、小学生にとっては勉強よりも友達と遊ぶことが一番だ。

我が家の4人の息子たちは、全員が区立保育園、区立小学校に進んだ。そして、全員が中学受験をしないこと、塾に通わないことを決めて、区立中学校という選択を

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今こそ株式投資に関心を持とう

今こそ株式投資に関心を持とう

「億の近道」はバブル崩壊後8年を経過し、疲弊した日本の株式市場に多くの個人投資家の皆様に関心を持ってもらおうと1999年に有志3名が立ち上げたメールマガジンです。

 マスメディアの情報発信にはない市場関係者の生の声をメルマガにして情報発信して参りましたが、その後の株式市場は不動産バブルならぬITバブルを経て大勢はその後10年以上にわたり右肩下がりの展開を余儀なくされました。

 2008年のリー

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本格的な長期投資家の活躍に期待

本格的な長期投資家の活躍に期待

日経平均株価は上がったり下がったりで再び16000円どころまで調整の動き。先行きが見えにくい相場展開の中で、個人投資家の皆さんはどのように対応すれば良いのでしょうか。

 短期的な視点、中長期的な視点とに分けて今後の投資スタンスを考えていく必要があるかと思われます。

 投資のリターンは投資した企業の業績が向上し、配当を増やしたりすることで株価が上昇傾向を辿り時価総額も資産内容に見合った水準にまで

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