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【地域と自然を学びのフィールドに生徒の探究心を高めるワクワク仕掛け人募集!-中編- 】

さつま町で地域おこし協力隊制度を活用した高校魅力化コーディネーター』を1名募集します。

『高校魅力化コーディネーター』に関する詳細はこちらから。

前編では、鹿児島県立薩摩中央高校と高校魅力化コーディネーターの紹介を行いました。

こちらの中編では、募集を担当する『さつま町企画政策課』の久德竜也さん、上司の牟田園和行さん。

それぞれのインタビューをまとめています。


<インタビューさつま町役場企画政策課・久德竜也さん>

まずは、さつま町役場企画政策課久德竜也さんにさつま町役場で従事されているお仕事や、今回の募集に至った背景等のお話を伺いました。

さつま町企画政策課 久德竜也さん

人との繋がりを通して、まちの魅力をつくる

(Q さつま町役場に入庁してからはどんな仕事を?)
久德さん:さつま町は自分の生まれ育った街で、とても愛着のある街です。幼少期から学校や地域行事などを通して様々な体験を通し、このまちで暮らす人が好きになりました。次第に「このまちに貢献できる仕事に就きたい」という気持ちになり、役場に入ろうと思いました。税務や建設、福祉など、様々な分野を経験させていただき、それらを通して地域の皆さんとも繋がれて、それが大きな財産になっています。

(Q 町役場のお仕事を通して印象に残っていることは?)
久德さん:コロナ渦の時期に福祉におりまして、その際、事業者さんの運営が大変だという声が多く、そこで『さつまる・ふくしマルシェ』というイベントを毎月企画してみたんです。事業者さん同士が新しい繋がりができ、そこで得た収益が運営される上で役立っていただけたらという想いで始めました。普段福祉に触れる機会が少ない方との接点もつくれたので、改めて人との繋がりで、まちの魅力は生まれるんだなと実感しました。

高校と地域とのパイプ役に

(Q 今回高校魅力化コーディネーターを募集するに至った背景は?)
久德さん:さつま町の教育の取り組みとして、まちの歴史や文化、自然を知ることで郷土愛を深める。まちへの愛着を持ってもらう。そのようなことに力を入れています。薩摩中央高校も同様に地域を支えるための人材育成を教育方針としていまして、その実現にあたり、地域と生徒・教員とのパイプ役となる人材が必要となり、今回高校魅力化コーディネーターの募集に至りました。今後のまちづくりの根幹に関わってくる部分になってくると思います。

(Q 高校魅力化コーディネーターにアドバイスは?)
久德さん:私たち役場職員や教員の皆さんもですが、協力隊OBOGで定住してくださった先輩たちもいらっしゃいます。着任された方の仕事上や生活上での困りごとなどのサポート体制はできています。私の場合、協力隊OBのご家族が近所に住んでいるので、嬉しいことに飲みにいったりと家族ぐるみの付き合いをしているところです。普段の疲れを忘れて、そんな楽しい時間も一緒に過ごせたらと思っていますので、気軽に声をかけてください。

<インタビュー:さつま町役場企画政策課 課長補佐・牟田園和行さん>

続いて、久德さんの上司でもあるさつま町企画政策課 課長補佐牟田園和行さんにも町役場で従事されているお仕事や、今回の募集に至った背景等のお話を伺いました。

さつま町役場企画調整課 牟田園和行さん

地域に出て、信頼を積み重ねてきたからこそ見えてくるもの

(Q 町役場に入ってからはどんなことを経験された?)
牟田園さん:町役場に入庁してから35年程経ちました。様々な部署を経験しましたが、町役場以外のことでも、例えば青年団といった活動にも力を入れていました。青年団の全国大会への参加や地域でミュージカルを開催するなど、まちの皆さんと苦楽を共にした日々だと思っています。その時間を通して、今の自分という人間形成にも繋がってきました。

(Q 町役場職員として大切にしていることは?)
牟田園さん:仕事もですし、普段の暮らしで培った信頼関係があるからこそ、困った時に地域の皆さんに相談しやすくなっていると思っています。逆に、顔がわかるからこそ、相談をしてもらいやすくなったのかなと感じていて。地域で草刈りや自治会の行事の手伝いなど、何気ないことの積み重ねは大事です。そこを大事にすることで、役場にいるだけではわからない地域の実情も見えてくると感じています。

選択の幅が広い場所で、生徒の成長を間近で見届ける

(Q 高校魅力化コーディネーターに期待することは?)
牟田園さん:薩摩中央高校は4つの学科があり、普通科の生徒は2年生から他の学科も学ぶことができます。校内には牛舎やぶどう園もあり、日常の中で普段触れられないことを学ぶこともできるので、選択の幅が広いです。立地もよく、まちの中心部から近いので、地域の事業者さんとの接点も持ちやすいと思います。素直な生徒たちが多いので、生徒の個性を引き出し、成長する姿を間近で見届けられるというのは最高の魅力ではないでしょうか。

(Q 高校魅力化コーディネーターへのアドバイスは?)
牟田園さん町長・副町長・教育長を含めた三役と意見交換をする場を毎月設けています。もちろん私たち企画政策課の職員とのミーティングや週に1回は町役場へ出勤する機会も作っているので、孤立無援になることはありません。教育と行政は同じ公務員ですが、現場感や文化も全然違います。その間に入ることは大変なことかもしれません。でも、そこで培った力は他の誰のものでもないオンリーワンなものになるはずです。一緒に良い方向へいくように動いていきましょう。

さつま町役場庁舎前にて 担当の久德さんと

<後編のご紹介>

後編では、さつま町高校魅力化コーディネーターとして活動されている升澄子さんから、活動内容や募集される皆さんに対するメッセージ等を伺いました。

後編はこちら

インタビュー・撮影・執筆:上 泰寿(編集者)
取材サポート:さつま町企画政策課

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お問い合わせ
ご質問等は下記へお問い合わせください
さつま町企画政策課 地域振興係 担当:久德
電話番号:0996-24-8917
メール:ki-chiiki@satsuma-net.jp

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