ぷーたろう

二児のパパをしながら総合診療/家庭医療専門医を目指して日夜勉強しております。総合診療的…

ぷーたろう

二児のパパをしながら総合診療/家庭医療専門医を目指して日夜勉強しております。総合診療的なことや育児のことについて発信できたらなぁと思っています。

マガジン

記事一覧

MFA取得までの道#2

前回の投稿から2ヶ月経ちました。春期が終わり、7月から夏期に突入しました。夏期になり授業のコマ数がどどっと増えて、これから来る夏に慄いております😅この2ヶ月どん…

ぷーたろう
1か月前
5

MFA取得までの道 #1

京都芸術大学大学院 学祭デザイン学科に入学して1ヶ月が経ちました。1ヶ月がどんな感じか、何を学んだか(果たして学べているのか!?)を書いていきたいと思います。 F…

ぷーたろう
3か月前
12

MFA 取得までの道 #0

さて、今回は入学までのガイダンスを中心に書いていこうと思います。 入学までの道のりを簡単に入学選考に関して少しだけ触れておこうと思います。 入学に関しては試験は…

ぷーたろう
4か月前
13

MFA取得のため大学院に進むことになりました。

ご無沙汰しております。書いたり書かなかったり、全く続いていないnoteですが、頑張って再開しようと思います。 僕は総合診療医で(家庭医療専門医も取りたいと思っていま…

ぷーたろう
5か月前
28

お看取りカルテ case:7

70歳代 男性 脳幹梗塞 11月初旬に退院され訪問診療となる。脳梗塞が起きるまではとても元気なお爺ちゃん。妻と2人暮らしで、向かいのお家は息子さんのお家。毎日、お孫…

1

お看取りカルテ case6:脳腫瘍

80歳代 男性 この患者さんは6月に訪問診療が導入されました。脳腫瘍に対しては、専門医を2週間に1度抗がん剤投与のために受診されていました。 お薬もそちらからずっと…

臨床人類学

アーサークライマン著の臨床人類学が復刊したみたいです。自分はこの本を読むのは初めてで、いろんな発見がありました。自分なりに大事な部分を抜粋して解釈も書き込んでみ…

7

ポートフォリオ TypeBをどう書くか?

皆さんこんにちは、こんばんは、おはようございます。年末ですね。さて、今回は総合診療専門に取得に必要なポートフォリオについての内容です。2020年度にエントリーした総…

19

子育てとチームビルディング

前回の育児記事投稿から早3ヶ月…もんきちの成長も凄まじく、目が離せない時間もだんだん増えてきました。夫婦で力を合わせて毎日精一杯生活をしています。毎度毎度のこと…

12

人を動かす

著者:デール・カーネギー 人を動かすための30の原則が書かれており、それら1つ1つに対する実例も提示してあるため非常にわかりやすい。これらの原則が少しでもできる…

1

共働き生活が始まりました。

共働き&もん吉の子育て生活が始まり2ヶ月ほどが経ちました。 夫婦ともに医者&総合診療プログラム専攻医で仕事と生活の両立が不安でしたが、職場や家族の支えのもと楽しく毎…

7

精神科医が教える ストレスフリー超大全

著者:樺沢紫苑 ストレスフリーとはストレスが全く無いということではありません。ストレスは人を成長させるために必要です。そのストレスと上手く付き合うための方法や…

2

母ちゃんのフラフープ

著者:田村淳 お笑い芸人の田村淳さんがお母さんとの死別を通じて旅立つ親と残された家族を通じて“生きる“を考えます。 【紹介文】 自分も淳さんと同じ彦島出身なの…

2

1ヶ月の育休を頂いて気づいたこと

令和3年5月31日〜6月25日まで育児休暇(正確には有給休暇ですが…)を頂きました。 妻が産休を明け、職場復帰するため負担軽減のために育児休暇を頂くことにしました。夫婦…

12

なぜ本を?どの本を?

こんにちは。2つ目の記事になります。今回は自戒の念を込めて本を読む必要性・重要性について考えていきたいと思います。 そもそも、僕はあまり本を読むようなタイプの人…

8

自己紹介

自己紹介皆さんはじめまして。今日から創作活動(笑)を頑張っていきます。 僕は今、医師として働いており総合診療/家庭医療を専門にしていきたいと考えております。また、…

16

MFA取得までの道#2

前回の投稿から2ヶ月経ちました。春期が終わり、7月から夏期に突入しました。夏期になり授業のコマ数がどどっと増えて、これから来る夏に慄いております😅この2ヶ月どんな様子だったか、覚えている範囲で振り返りたいと思います。 デザイン思考この2ヶ月はこれが一番大きかったです!!前回も記載しましたが、①観察・共感・洞察②問題定義③創造、視覚化④プロトタイプ⑤テスト、評価と改良の5つのステップからなる思考のプロセスです。これについて課せられたテーマに関してレポート+参考資料を作るという

MFA取得までの道 #1

京都芸術大学大学院 学祭デザイン学科に入学して1ヶ月が経ちました。1ヶ月がどんな感じか、何を学んだか(果たして学べているのか!?)を書いていきたいと思います。 First misson入学してから、入学式(不参加)や全学科共通ガイダンス(アーカイブ動画を聴講)がありました。というか現地参加はできなかったので、行った人の写真などを眺めておりました(笑)本当に1日も通わなくても卒業できるんだと実感しました。 そんな中、4/1からオンラインで授業動画も見れるようになりましたので

MFA 取得までの道 #0

さて、今回は入学までのガイダンスを中心に書いていこうと思います。 入学までの道のりを簡単に入学選考に関して少しだけ触れておこうと思います。 入学に関しては試験は実施されておらず、書類選考のみで実施されておりました。入学説明会ではそれを1つ1つ先生方がチェックして熱意や校風にあっている人を選抜していると言っていました。選考基準は不明確ですが・・・ 書類に関しては、経歴書、志望理由、研究計画、これまでの活動実績(図版などのPDF ファイルを1つ添付)の4つを記載する必要があり

MFA取得のため大学院に進むことになりました。

ご無沙汰しております。書いたり書かなかったり、全く続いていないnoteですが、頑張って再開しようと思います。 僕は総合診療医で(家庭医療専門医も取りたいと思っています)2児の父親です。妻も同じ総合診療医で0歳、3歳の息子と4人で悪戦苦闘しながら毎日を過ごしています。 おそらく大変だとは思いますが、こんな僕でもやればできるということと、学習の記録&定期的な振り返りができればと思い月1−2ペースで記載をしていきたいと思っています!!続くことを祈ってください・・・ MFAとは?

お看取りカルテ case:7

70歳代 男性 脳幹梗塞 11月初旬に退院され訪問診療となる。脳梗塞が起きるまではとても元気なお爺ちゃん。妻と2人暮らしで、向かいのお家は息子さんのお家。毎日、お孫ちゃんが遊びに来る様なお宅だった様です。 初回訪問の際も印象的だったのが、壁一面に飾られたお孫さんの写真たち。素敵な写真ばかりでした。本人は脳幹梗塞の影響でlocked-in-syndromに近い状態で、反応はあり、お孫さんの話をすると大きなリアクションがありました。 りんごを作っていた様で、収穫シーズンに脳

お看取りカルテ case6:脳腫瘍

80歳代 男性 この患者さんは6月に訪問診療が導入されました。脳腫瘍に対しては、専門医を2週間に1度抗がん剤投与のために受診されていました。 お薬もそちらからずっと出されていたため、在宅医である自分はほとんど薬剤調整をしていません。 若干何のために訪問しているんだろう?って思うこともありましたが、最後に患者さんを看取る医者として、関係性を構築していかなきゃなと思っていました。 綺麗なお家に住んでいて、奥さんと2人暮らし。僕が訪問診療に初めていった時は不穏状態で、支離滅裂

臨床人類学

アーサークライマン著の臨床人類学が復刊したみたいです。自分はこの本を読むのは初めてで、いろんな発見がありました。自分なりに大事な部分を抜粋して解釈も書き込んでみました。癒しの過程については解釈が難しく、抜粋しかできませんでしたが・・・ 特に印象的だったのは ・病気は治療者が治すのでは無く、ヘルスケアシステムが治す。 ・ヘルスケアシステムとは文化システムである。 ・医者には医者の、病者には病者の臨床リアリティがある。医者は自分の臨床リアリティにとらわれている。 ・説明モデル(

ポートフォリオ TypeBをどう書くか?

皆さんこんにちは、こんばんは、おはようございます。年末ですね。さて、今回は総合診療専門に取得に必要なポートフォリオについての内容です。2020年度にエントリーした総合診療専攻医からTypeBへの一本化が決まりました。機構からは評価基準やサンプルの提示がないようなので、書いてみた感想やポイントをお伝えできたらと思います。 なんでポートフォリオ書かなきゃいけないの!?そもそも論ですけど、ポートフォリオってなんじゃ?って研修開始する前に思いませんでした(笑)?総合診療研修を進める

子育てとチームビルディング

前回の育児記事投稿から早3ヶ月…もんきちの成長も凄まじく、目が離せない時間もだんだん増えてきました。夫婦で力を合わせて毎日精一杯生活をしています。毎度毎度のことですが、今回も色んな人が協力してくれたおかげで、子育てしながらの生活していくことができています。本当に感謝です。ありがとうございます。 今回も頑張って書きますので、お暇な方はどうぞご覧ください。ぜひぜひコメントも残してくれると創作(笑) 活動にやる気が出るので、ご協力のほどよろしくお願いします。 どんどん成長していき

人を動かす

著者:デール・カーネギー 人を動かすための30の原則が書かれており、それら1つ1つに対する実例も提示してあるため非常にわかりやすい。これらの原則が少しでもできるようになっていくと自己成長に間違いなく繋がります。 紹介文言わずとしれた名著ですね。How to win friends and influence peopleというのが実際の出版名。これを「人を動かす」と翻訳したのはさすがです。書いてあることは人生で1度は言われたことがある内容な気がしますが、それができないのが

共働き生活が始まりました。

共働き&もん吉の子育て生活が始まり2ヶ月ほどが経ちました。 夫婦ともに医者&総合診療プログラム専攻医で仕事と生活の両立が不安でしたが、職場や家族の支えのもと楽しく毎日を過ごすことができています。 本当に感謝感謝の毎日です。 前回の記事を読んでもらって感想もいくつか頂けたので今回も共働き生活の日々を書いてみようと思いました。お暇な方はどうどお付き合いください。 毎日こんな感じです。朝。。。6時過ぎに妻は仕事にでかけていきます。もちろん僕は夢うつつ。もん吉も同じく夢うつつ。目

精神科医が教える ストレスフリー超大全

著者:樺沢紫苑 ストレスフリーとはストレスが全く無いということではありません。ストレスは人を成長させるために必要です。そのストレスと上手く付き合うための方法や考えを教えてくれる本です。 紹介文この本の目的は①寝ているときにストレスがない状態であること。②翌日にストレスを持ち越さないことです。そのためにはレジリエンス(心のしなやかさ)が必要で、このレジリエンスを高める方法論をto doとして示してくれます。ちょっとした不安や嫌なこと〜鬱病まで様々な程度のストレスを取り扱

母ちゃんのフラフープ

著者:田村淳 お笑い芸人の田村淳さんがお母さんとの死別を通じて旅立つ親と残された家族を通じて“生きる“を考えます。 【紹介文】 自分も淳さんと同じ彦島出身なので、情景をイメージしながら読みました。彦島の海とか小学校とか・・・。昔も今も景色はずーっと変わらないんだなぁと安心しました。  前半は淳さんが下関でどんな風に過ごして来たのか、そしてお母さんがどのような関わりをしていたのかが書かれています。ロンドンブーツを結成し、売れていくまでどんな苦悩があったのかも知ることができ

1ヶ月の育休を頂いて気づいたこと

令和3年5月31日〜6月25日まで育児休暇(正確には有給休暇ですが…)を頂きました。 妻が産休を明け、職場復帰するため負担軽減のために育児休暇を頂くことにしました。夫婦ともへき地勤務が義務づけられている大学を卒業したため、育児休暇をとると義務が延長してしまいます。それを懸念して育児休暇は頂かず有給休暇とし、妻は産休が終わって少しして職場復帰をしました。 休暇を頂いて気づいたことを思いのままぶつけたくって記事を記載することにしました。 まず、何より自分たちの状況を理解してくだ

なぜ本を?どの本を?

こんにちは。2つ目の記事になります。今回は自戒の念を込めて本を読む必要性・重要性について考えていきたいと思います。 そもそも、僕はあまり本を読むようなタイプの人間ではありませんでした。高校生の時は高校球児として朝から晩まで野球をしており、大学に入ってからも勉強というよりは部活動や飲み会でエンジョイをしている人間でした。研修医になってからは医学書を頑張って読む毎日でしたがこれが辛い…なかなか本を読む習慣は身につきませんでした。 しかし、専攻医2年目のときに指導の先生から受け

自己紹介

自己紹介皆さんはじめまして。今日から創作活動(笑)を頑張っていきます。 僕は今、医師として働いており総合診療/家庭医療を専門にしていきたいと考えております。また、令和3年3月9日に長男(通称:もん吉)が産まれ一児のパパでもあります。妻も医師として勤務しているためワークライフバランスをいい感じに保つため日夜努力しています。 アラサー男子で医師としてもパパとしても、人間としてもまだまだ未熟ですがこのNoteを通じて情報発信を行い、自分が少しでも成長できたらいいなと思います。 医