ぷーたろう

二児のパパをしながら総合診療/家庭医療専門医を目指して日夜勉強しております。総合診療的なことや育児のことについて発信できたらなぁと思っています。

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最近の記事

MFA取得までの道 #4-4デザイン思考(創造・視覚化)(ブレインストーミング)

3つ目のステップは創造・視覚化です。問題定義を行った部分に対する解決策のアイデアを出してそれを可視化していく段階です。 ここでは主に方法論としてのブレインストーミングと転換思考というものを紹介します。 ブレインストーミングこれに関してはおそらく知っている人を多いでしょうし、紹介しているサイトも多いと思いますが・・・デザイン思考の本や授業でのことをまとめていきます。 ブレインストーミングの進め方 書記(とファシリテーター)を決める。 時間を設定する。 目標を設定する。

    • MFA取得までの道 #4-3デザイン思考(問題定義)

      このフェーズは観察・共感・洞察のステップで集めた情報を整理してまとめ、問いを立てる段階です。 ターゲットは誰か?(どんな年代のどんな人なのか?など) 何を解決するべきなのか? このフェーズはデータの整理など、大変で苦しいフェーズです。しかし、そこから解決すべき課題を見つけるため、方向性を決める上で重要なフェーズになってきます。そのためにも、観察・共感・洞察のステップで多くの情報を収集しておくと材料が増えて良さそうです。 用語の整理言葉の定義って意外と意識すること少ない

      • MFA取得までの道 #4-2デザイン思考(観察・共感・洞察)

        デザイン思考の1st stepデザイン思考の始まりである、観察・共感・洞察のステップです。ここでは問題を見つけるための情報を収集していきます。 このステップを”共感”とだけ記載している本が多い気がしますが、大学院での学びをもとに3つの段階と考えて進めていきます。自分もこの3つを最初は一色単に考えていたため、分けて考える重要性を後から気がつきました😓 このステップを共感とだけ記している本が多いのは、デザイン思考ではこの”共感”というプロセスが最も重要であり、他の思考法にはな

        • MFA取得までの道 #4-1 デザイン思考(概要)

          皆様、ご機嫌いかがでしょうか?京都芸術大学大学院 学祭デザインコース(IDS)に入学して半年が経ちました。あっという間に秋です🍂今年は例年になく暑い秋ですよね。気候変動を痛感します。 さて、秋期になってオンライン会議が解禁になりました😆!!今まで、テキストベースでのやり取りがメインでしたが、実際に顔を見て話すのはいいですね。課題は大変ですが・・・ 今は『リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著:LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略(東洋経済新報社)』の輪読をして

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        • お看取りカルテ
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        記事

          MFA取得までの道 #3

          前回の投稿から2ヶ月が過ぎました。忙し過ぎた夏期・・・学びも多かったですが、その分悩むことも多かったです。そんな夏期を振り返ろうと思います。 今回は文化伝統とデザイン調査法について振り返ります! 文化伝統について学祭デザイン領域では、これから先の未来についてより良い未来を作るためにデザイン思考を用います。これは、未来のことについて考えるのではダメでどのような歴史があり、今があり、未来を創るのかを考える必要があります。そのため、文化伝統について学びました。 そもそも伝統っ

          MFA取得までの道 #3

          MFA取得までの道 #2

          前回の投稿から2ヶ月経ちました。春期が終わり、7月から夏期に突入しました。夏期になり授業のコマ数がどどっと増えて、これから来る夏に慄いております😅この2ヶ月どんな様子だったか、覚えている範囲で振り返りたいと思います。 デザイン思考この2ヶ月はこれが一番大きかったです!!前回も記載しましたが、①観察・共感・洞察②問題定義③創造、視覚化④プロトタイプ⑤テスト、評価と改良の5つのステップからなる思考のプロセスです。これについて課せられたテーマに関してレポート+参考資料を作るという

          MFA取得までの道 #2

          MFA取得までの道 #1

          京都芸術大学大学院 学祭デザイン学科に入学して1ヶ月が経ちました。1ヶ月がどんな感じか、何を学んだか(果たして学べているのか!?)を書いていきたいと思います。 First misson入学してから、入学式(不参加)や全学科共通ガイダンス(アーカイブ動画を聴講)がありました。というか現地参加はできなかったので、行った人の写真などを眺めておりました(笑)本当に1日も通わなくても卒業できるんだと実感しました。 そんな中、4/1からオンラインで授業動画も見れるようになりましたので

          MFA取得までの道 #1

          MFA 取得までの道 #0

          さて、今回は入学までのガイダンスを中心に書いていこうと思います。 入学までの道のりを簡単に入学選考に関して少しだけ触れておこうと思います。 入学に関しては試験は実施されておらず、書類選考のみで実施されておりました。入学説明会ではそれを1つ1つ先生方がチェックして熱意や校風にあっている人を選抜していると言っていました。選考基準は不明確ですが・・・ 書類に関しては、経歴書、志望理由、研究計画、これまでの活動実績(図版などのPDF ファイルを1つ添付)の4つを記載する必要があり

          MFA 取得までの道 #0

          MFA取得のため大学院に進むことになりました。

          ご無沙汰しております。書いたり書かなかったり、全く続いていないnoteですが、頑張って再開しようと思います。 僕は総合診療医で(家庭医療専門医も取りたいと思っています)2児の父親です。妻も同じ総合診療医で0歳、3歳の息子と4人で悪戦苦闘しながら毎日を過ごしています。 おそらく大変だとは思いますが、こんな僕でもやればできるということと、学習の記録&定期的な振り返りができればと思い月1−2ペースで記載をしていきたいと思っています!!続くことを祈ってください・・・ MFAとは?

          MFA取得のため大学院に進むことになりました。

          お看取りカルテ case:7

          70歳代 男性 脳幹梗塞 11月初旬に退院され訪問診療となる。脳梗塞が起きるまではとても元気なお爺ちゃん。妻と2人暮らしで、向かいのお家は息子さんのお家。毎日、お孫ちゃんが遊びに来る様なお宅だった様です。 初回訪問の際も印象的だったのが、壁一面に飾られたお孫さんの写真たち。素敵な写真ばかりでした。本人は脳幹梗塞の影響でlocked-in-syndromに近い状態で、反応はあり、お孫さんの話をすると大きなリアクションがありました。 りんごを作っていた様で、収穫シーズンに脳

          お看取りカルテ case:7

          お看取りカルテ case6:脳腫瘍

          80歳代 男性 この患者さんは6月に訪問診療が導入されました。脳腫瘍に対しては、専門医を2週間に1度抗がん剤投与のために受診されていました。 お薬もそちらからずっと出されていたため、在宅医である自分はほとんど薬剤調整をしていません。 若干何のために訪問しているんだろう?って思うこともありましたが、最後に患者さんを看取る医者として、関係性を構築していかなきゃなと思っていました。 綺麗なお家に住んでいて、奥さんと2人暮らし。僕が訪問診療に初めていった時は不穏状態で、支離滅裂

          お看取りカルテ case6:脳腫瘍

          臨床人類学

          アーサークライマン著の臨床人類学が復刊したみたいです。自分はこの本を読むのは初めてで、いろんな発見がありました。自分なりに大事な部分を抜粋して解釈も書き込んでみました。癒しの過程については解釈が難しく、抜粋しかできませんでしたが・・・ 特に印象的だったのは ・病気は治療者が治すのでは無く、ヘルスケアシステムが治す。 ・ヘルスケアシステムとは文化システムである。 ・医者には医者の、病者には病者の臨床リアリティがある。医者は自分の臨床リアリティにとらわれている。 ・説明モデル(

          臨床人類学

          ポートフォリオ TypeBをどう書くか?

          皆さんこんにちは、こんばんは、おはようございます。年末ですね。さて、今回は総合診療専門に取得に必要なポートフォリオについての内容です。2020年度にエントリーした総合診療専攻医からTypeBへの一本化が決まりました。機構からは評価基準やサンプルの提示がないようなので、書いてみた感想やポイントをお伝えできたらと思います。 なんでポートフォリオ書かなきゃいけないの!?そもそも論ですけど、ポートフォリオってなんじゃ?って研修開始する前に思いませんでした(笑)?総合診療研修を進める

          ポートフォリオ TypeBをどう書くか?

          子育てとチームビルディング

          前回の育児記事投稿から早3ヶ月…もんきちの成長も凄まじく、目が離せない時間もだんだん増えてきました。夫婦で力を合わせて毎日精一杯生活をしています。毎度毎度のことですが、今回も色んな人が協力してくれたおかげで、子育てしながらの生活していくことができています。本当に感謝です。ありがとうございます。 今回も頑張って書きますので、お暇な方はどうぞご覧ください。ぜひぜひコメントも残してくれると創作(笑) 活動にやる気が出るので、ご協力のほどよろしくお願いします。 どんどん成長していき

          子育てとチームビルディング

          人を動かす

          著者:デール・カーネギー 人を動かすための30の原則が書かれており、それら1つ1つに対する実例も提示してあるため非常にわかりやすい。これらの原則が少しでもできるようになっていくと自己成長に間違いなく繋がります。 紹介文言わずとしれた名著ですね。How to win friends and influence peopleというのが実際の出版名。これを「人を動かす」と翻訳したのはさすがです。書いてあることは人生で1度は言われたことがある内容な気がしますが、それができないのが

          人を動かす

          共働き生活が始まりました。

          共働き&もん吉の子育て生活が始まり2ヶ月ほどが経ちました。 夫婦ともに医者&総合診療プログラム専攻医で仕事と生活の両立が不安でしたが、職場や家族の支えのもと楽しく毎日を過ごすことができています。 本当に感謝感謝の毎日です。 前回の記事を読んでもらって感想もいくつか頂けたので今回も共働き生活の日々を書いてみようと思いました。お暇な方はどうどお付き合いください。 毎日こんな感じです。朝。。。6時過ぎに妻は仕事にでかけていきます。もちろん僕は夢うつつ。もん吉も同じく夢うつつ。目

          共働き生活が始まりました。