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なぜ本を?どの本を?

こんにちは。2つ目の記事になります。今回は自戒の念を込めて本を読む必要性・重要性について考えていきたいと思います。

そもそも、僕はあまり本を読むようなタイプの人間ではありませんでした。高校生の時は高校球児として朝から晩まで野球をしており、大学に入ってからも勉強というよりは部活動や飲み会でエンジョイをしている人間でした。研修医になってからは医学書を頑張って読む毎日でしたがこれが辛い…なかなか本を読む習慣は身につきませんでした。

しかし、専攻医2年目のときに指導の先生から受けた”大人のための学び”というレクチャーに触れて本を読もうと決心しました。それからは読書の習慣が着々とついてきています!今からでも遅くない。三日坊主を何度でもくらいのつもりで頑張っています。

なぜ本を読む必要があるのか?

そもそも、なんで本って書かれると思いますか?僕も今年、初めて本の執筆(の一部)に関わらせて頂きました。これがめちゃめちゃ難しい…必死に頑張って10ページほどしか書けませんでした。自分が伝えたいことを文章にするのはかなり難しいと思いました。

そんな苦労をしてまでなぜ本は書かれるのか?僕は知識を世の中に少し積み上げるためだと思っています。先人から得られるものは大きいです。自分が知らなかったこと、見えなかったこと、触れられなかったこと。そんな様々なことを本を読むことで疑似体験できるようなイメージでしょうか?1冊の本から1つでも何か学ぶことがあればそれは自分の糧になります。そして、そこで気づかなくても、いつか「あー。そういえばそんな事、あの本に書いてあったなぁ〜」という経験をしたときに初めてその本の重要性に気づくのだと思います。

本棚をみるとその人がどんな人かわかる。ってよく聞きませんか?愛の不時着でもユン・セリがリ・ジョンヨクの実家にいって彼の寝室に泊まったときに同じようなことをいっていますね(笑)まさにこの感覚です。1冊1冊のほんの積み重ねが自分の人間性を積み重ねなんですよね。きっと。

まとめると、本が自分を作る。今まで読んできた本で今までの自分が、これから読む本でこれからの自分が作られていきます。ノッてきました(笑)本を読みたくなってきましたね!

どんな本を読めばいいのか?

一言でいうと、「自分が読みたい本を読め!」
はい。以上!

でも、この自分が読みたい本っていうのが難しい。なぜ僕が、自分が読みたい本を読め、というのかというとそのタイミングでその分野の本を読むのが一番内容を吸収できるからです。これほんと大事。

「病状説明どうしたらうまくいくんだろう?」と思ったらすぐにそれに関連のある本を読みましょう。「BiPAPのリークってどんな感じに調整すればいいんだっけ?」と思ったらすぐにそれに関連する本を読みましょう!などなど…
自分がうまくいかなかったと思う度合いが高ければ高いほど内容をスポンジのように吸収できます。ただ、こういうことって結構ほったらかしにしていませんか?重要度は高いけど緊急度が低い問題ってやつです。この問題を放置しないで!「いつやるの?今でしょ!!」ですよ。古い?
古くない(笑)!
結局、鉄は熱いうちに打てって言いたいんですよ。ほら、昔から言われていることって本質をついているでしょう!?

本の見つけ方

さて、そうは言われても自分が読んでしっくり来る本とそうでない本はあります。これは結局読んでみないとわかりません。ただ、可能な限り自分にしっくり来る本を読みたくないですか?そこで、おすすめの方法を少し紹介します。

①自分が信頼できる上司に聞け!
まぁ、シンプルですね。ただ、なかなかハードル高いのでは?上司というのは部下から頼られるのは嬉しいものです。(そんなに上司経験がない自分が言うのもなんですが…)遠慮なく聞きましょう!ただ少しポイントがあります。
1つ目はその上司が本を読んでいる人かどうか見極めることです。世の中にはいろんなタイプの人がいます。9:1=フィーリング:ロジカルの人もいれば、1:9=フィーリング:ロジカルの人もいます。できればロジカルタイプの人に話を聞いてみるのがいいでしょう。あと、本好きかどうかチェックしておくのもいいかと思います。デスクに面白い本があるかどうかがリトマス紙になるかな?
あと信頼できるっていうのもポイントです。信頼できない人から紹介された本って読む気失せますよね(笑)特に、こっちが必要としてないのに本を勧めてくる人。そーゆーのは適当に取り作っておきましょう。
2つ目は、どういった内容で困っているのかしっかりプレゼンすることです。ほわっとした内容では本を紹介する側も困ってしまいます。これがより明確だと自分のニーズにあった本を紹介してくれると思います。
3つ目は、「本を紹介してください」とういことです。時々、自分はこうだったと経験談を話してくれる上司がいますので。。。あくまで本の紹介を依頼するのがポイントですね。本だと取捨選択の権利は自分が持っているので、読んだ後の行動に主体性が産まれますよ。

②ブログをみる
自分はこれから入りました。〇〇代が読むべき本、と検索するだけで色々フィットします。何個かブログを見て面白そうな内容の本を読んでみてください。
でも、ネットで見た情報って自分にフィットしないことがあります。だから、1冊で諦めないで。お願い。たまたまその本があなたにあっていなかっただけです。世の中にはまだ出会っていない本がたくさんあります。異性も同じじゃないですか(笑)?5人とお付き合いすれば1人くらい波長が合う人がいるはず…合わないと思ったらすぐやめていいので。5冊くらい読んでみるときっといい出会いがあります。

③本屋に行く
インターネットが普及した社会で何を今更。と思ったあなた。本屋さんに最近いっていますか?表紙や帯を見て、ビビッときた本の”目次”を読んでください。この目次を読んでもビビット具合が変わらないもしくは上昇したらその本は読む価値ありです!
そもそも、皆さんちゃんと目次を読んでいますか?自分で本を書くってなったときにこの目次ってめちゃめちゃ重要と思いませんか?目次は何を書くかの道標になるんですよ。読む側からすれば、著者が何を言いたいかの指標になるんです。って思うと目次こそ目を更にして読む価値があるものなんですよね。

以上、3点は僕が本を選ぶのに意識しているポイントです。このNoteでも備忘録や自分の勉強のついでに本の紹介をしていきたいと思いますので、お付き合い頂けると幸いです。そして、この記事をみて本を読みたくなってきたら嬉しいな。

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