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深く傷ついた経験はありますか?

どんなできごとがあって、どのように、どれくらい深く、どれくらい長い間、その苦しみを抱えていましたか?


「時間が解決してくれる」

ある種、正論です。

でも本当に時間が経てば癒えるものなのでしょうか?


わたしは、「自分を愛しむ」ことでしか癒せないと考えます。

慰めや慈みではなく、愛しみです。

愛しむとは、弱くて情けなくてちっぽけな自分を受け入れて、ありのままの自分を認めてあげるということ。

「わたしはわたしのままでいい」

そう思えるようになったとき、初めて傷ついた経験と相対し、見たくなかった自分を自らを抱きしめてあげることができます。


そのためには、傷ついた経験から目を逸らさず、見たくなかった自分の中に潜む自分の可能性を見つけ出してあげることが大切です。

きっと、心の奥底にかくれんぼをしている自分(本当は見つけてほしいと思っている)がいます。

苦しい経験がその周りを覆い隠すように取り巻いています。だから少しずつゆっくりと、たまねぎの皮をむくように嫌な思いをはがしていきます。

そうやってじっくりと向き合った先に、きっと見つけてほしかった自分がいるはずですから。


自分を愛しんであげましょう。

それはきっと癒しにつながるはずです。




明日も佳き日でありますように



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