おかみわ/ライター

「ここに紡ぐ言葉が架け橋になる」をモットーに、 聴こえてくる声をアーカイブしてそっと差…

おかみわ/ライター

「ここに紡ぐ言葉が架け橋になる」をモットーに、 聴こえてくる声をアーカイブしてそっと差し出します。 言葉にするって難しい。 けど言葉にした先に道が続いていくと思うから。 ・聴く人、書く人、残す人 ・インドネシア在住の駐在妻。 ・散歩するのが好きな2児の母。

マガジン

  • 1000日連続投稿チャレンジ

    • 313本

    さとゆみゼミ4期(土)メンバー限定。1000日間連続投稿チャレンジマガジンです。

  • インドネシア生活

    2023年春。家族でインドネシアに赴任しました。 海外生活が初めての私にとっては何から何まで新鮮でわからないことだらけ。 そんな中で日々出会う気づきやその気づきをもとにした思考を整理して、残して、シェアしています。

  • ビジョンインタビュー

    毎日を一生懸命生きているあなたの想いや活動を聴かせていただいて、他己紹介をプレゼントしています。その中でもご本人に公開許可をいただいたものをマガジンに投稿しています。 ライフもワークも全てひっくるめて「こんな生き方もあるんだ^^」と言う気づきになれば幸いです。 おかみわ の活動については、こちらをご覧ください。 https://www.reservestock.jp/pc_reserves_v2/courses/27854

  • 『自分の居場所をつくる働き方』公式note

    • 14本

    『自分の居場所をつくる働き方』公式noteは本の感想や、読者の皆さんご自身の働き方と居場所についての体験をシェアするマガジンです。感想を書いてくださった方はぜひ下記のフェイスブックグループに申請し、投稿したnoteのURLをお知らせください。公式マガジンでピックアップしご紹介させていただきます。https://www.facebook.com/groups/864488970653915/

最近の記事

【インドネシア】覗き込むのはやっぱり日本

Selamat siang. インドネシアからこんにちわ。 2023年春、家族でインドネシアに赴任しました。 はじめての海外生活も2年目に入りました。 今回は、同じインドネシアに住んでいるインターン生と話した時のお話。 インドネシアでも所変われば生活変わるジャワ島に住んでいる私とバリ島に住んでいる彼女。 私はまだバリ島に行ったことがないので、どんな場所なのか話を聞いてみると、同じインドネシアでもなんだか雰囲気が違いそうでした。 まずは、宗教。 インドネシア人は8割以

    • 【参加者募集・インドネシア】第15回シェア会〜赴任後初の一時帰国〜

      2023年春。 家族でインドネシアに赴任しました。 初めての海外生活も2年目に入りました。 2年目になっても日々の生活は新鮮で まだまだわからないことも初体験もたくさん。 そんな中で日々の気づきや その気づきをもとにした思考を 整理して、残して、シェアしたい。 満月の日にシェア会を開催中です。 ーーー これまでの様子はこちらのマガジンからご覧ください。 https://note.com/okamiwa/m/m42f3d269ea1d ーーー 赴任後初めての家族一時帰

      • 【インドネシア】79回目の独立記念日に想うこと

        Selamat siang. インドネシアからこんにちわ。 2023年春、家族でインドネシアに赴任しました。 はじめての海外生活も2年目に入りました。 今日はインドネシア79回目の独立記念日の様子を書き残しておきますね。 街中が独立記念日に向けて飾られる8月に入ると、インドネシアでは8月17日の独立記念日に向けて、赤白の装飾で埋め尽くされていきます。道路沿いに旗が立ち並び、モールで飾られている服も赤白の服が目立つようになっていきます。 各地でのお祝いイベントも当日や前

        • 【インドネシア】サイレンの音と英雄の歌と

          2023年春。 家族でインドネシアに赴任しました。 初めての海外生活も2年目に入りました。 79年前の今日、8月6日は世界で初めて日本・広島に原子爆弾が落とされた日です。私の生まれ育った街広島では、毎年この日に爆心地周辺で平和記念式典が開催され、8時15分に平和の鐘と共に黙祷を捧げるのです。 私は今朝もインドネシアの自宅のテレビで、NHKとNHKworldの両チャンネルをスイッチングしながら、国内向けと海外向けの式典の様子を見て広島に想いを馳せました。 今日は第二次世界

        【インドネシア】覗き込むのはやっぱり日本

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        記事

          おばあちゃんの時計が気づかせてくれたこと

          2023年春。 家族でインドネシアに赴任しました。 期間限定の海外生活も2年目になりました。 今回は、一日帰国中のお話。 . . 出かける直前に玄関にある時計を手に取り左手首につける。家に帰ると一番に時計を外して玄関の棚に置く。 かつて10年以上続けた私のルーティーンです。さぁいくぞ!今日も一日中がんばろっ!左手首にかかるほんの少しの重みは、外向けの私になる一つのスイッチでもあったのかもしれない。 そのルーティーンがここ数年なくなっていた。 原因ははっきりわかっている。

          おばあちゃんの時計が気づかせてくれたこと

          【インドネシア】無宗教なりの宗教観

          「家族元気にインドネシアに帰れるように交通安全のお守り買うねー!」 一時帰国中に、神社のお守り売り場で小学生の子どもが言った。 そうか。飛行機での移動も交通安全だよね。なぜだか「交通安全=車の運転」と思い込んでいた自分の視野の狭さに気づく。 そして、そんな風に家族のことを守ってもらおうとする子どもの優しさを感じて嬉しくなった。 . . 2023年春、家族でインドネシアに赴任しました。 期間限定の海外生活も2年目になります。 今日は、一時帰国中のお話。 日本人は無宗

          【インドネシア】無宗教なりの宗教観

          過去のピースがまたひとつ繋がった日

          実家に飾ってある一枚の写真。この写真を見ると、胸の奥がチクリと痛くなる。 もう10年ほど前になるだろうか。祖父の米寿のお祝い会。ひ孫まで4世代が集まる笑顔の中に私はいなかった。 その時私は、1人目の子どもを出産直後で遠方に住んでいたこともあり、帰省しての参加を見合わせたのだった。 その数ヶ月後だった。祖父は自分で車を運転中に事故に遭い、下半身不随。寝たきりの生活になった。 それ以来、子どもの頃のように親戚が賑やかに集まることはなくなった気がする。またいつでも集まれるよ

          過去のピースがまたひとつ繋がった日

          【インドネシア】海外生活で子どもに与え忘れているもの

          「1人で大丈夫!出かけてくるね!」 中学生になった子どもが日本への一時帰国中に言った。 「え、いいけど、大丈夫なの?!」 といった矢先に、海外生活をしているからこそ、成長期の子どもに与えきれていないものがあることに気づいたのです。 . . 2023年春、家族でインドネシアに赴任しました。初の海外生活、期間限定の海外生活も2年目になります。 いつでもどこでも家族一緒の生活スタイルインドネシアでの生活は、親自身も不慣れで勝手がわからない。そして、安全面での不安もあるので、行動

          【インドネシア】海外生活で子どもに与え忘れているもの

          【インドネシア】和装が魅せる日本

          子どもたちの学校で各国フェスティバルをした時と、インドネシアの学生さんと伝統衣装の話をした時、お友達に茶道教えてもらった時、そして浴衣着付けワークショップ。 インドネシアに来て一年で、何度も袖を通した浴衣。日本にいる時より着る機会が多い気がする。 . . 2023年春。家族でインドネシアに赴任しました。 この街での期間限定生活も2年目になります。 日本の和装を国外へ2年前に海外での生活が決まった時、自分の部屋を見渡してふと思い悩んだことがある。 祖母が嫁入り道具にと贈っ

          【インドネシア】和装が魅せる日本

          散らばっていく思考をどこで繋ぎ止めるか

          この1週間、めちゃくちゃ忙しかった。 いや、実質的に忙しかったのではないかもしれない。実際、先週後半は子どもが体調を崩してもろもろの予定を人に委ねた。だから、きっと身体は忙しくなかった。忙しかったのは、私の頭だ。 何が忙しかったのかというと、 ん?ん?わからない。。 子どもを看病しながら、キャンセルした予定を気にしたり。 子どもに勉強を教えながら、ここまでするのが私の役目だっけ?って、自問自答したり。 講座受けながら、翌日の弁当のことを考えたり。 どうも私の脳は、何か

          散らばっていく思考をどこで繋ぎ止めるか

          英語も言語のひとつだから

          ちょうど2年前。 英語を話せないコンプレックスの塊の私に、やっぱり英語を話したい!ブームがやってきていた。 当時、米軍基地のある山口県岩国市に住んでいた私は、地の利を活かして、外国人とのリアルな交流をすることを意識して動いていた。 その頃に私が書いたメモが出てきた。 その頃は、まさか自分が家族で海外に住んで、子どもたちがインターナショナルスクールに行くという生活は想像さえもしていなかった。(けれど、実は密かに憧れていた♡) 2023年春、家族でインドネシアに赴任しま

          英語も言語のひとつだから

          【インドネシア】トイレか?お風呂か?

          「お母さん、トイレ行きたい。」 タクシーに乗り込んだ直後、娘が言った。 あぁ、タクシー乗る前にトイレ行ってきたらよかった。この時間帯は家に着くまで40分はかかりそう。さすがに我慢するのは無理か、、、 タクシーの運転手さんに翻訳機を通して、どこかトイレのあるところに停めて欲しい。とお願いをすると、少し先にあるコンビニに停めてくれた。 「少し待っていてください🙏」とお願いしつつ、親子でコンビニに駆け込んだ。 . . 2023年春、家族でインドネシアに赴任しました。 今回は、

          【インドネシア】トイレか?お風呂か?

          【インドネシア】電車は予約して乗るものだ

          「んー。満席なんです。ちょっと待ってくださいね、パスポート見せてもらえますか?」 とある都市まで行きたいという私に、申し訳なさそうにチケットカウンターのお姉さんが言う。 無理そうだけど、どこかに電話してくれているお姉さんに一筋の期待を残して、待合室の席で待つ。 普通電車は予約いらないでしょ列車アプリでチケット取れないけど、駅に行けばどうにかなるんじゃない?!と、早朝から家族を連れ出した。 もしかしたら電車乗れないかもしれない。という一抹の不安はありながらも、心の底では

          【インドネシア】電車は予約して乗るものだ

          【参加者募集・インドネシア】暮らし初めて1年が経った今をシェアします

          2023年春。家族でインドネシアに赴任しました。 暮らし始めて13ヶ月。 海外生活が初めての私にとっては 2年目になっても新鮮で まだまだわからないことだらけ。 そんな中で日々出会う気づきや その気づきをもとにした思考を 整理して、残して、シェアしたい。 満月の日にシェア会を開催中です。 ーーー これまでの様子はこちらのマガジンからご覧ください。 https://note.com/okamiwa/m/m42f3d269ea1d ーーー インドネシア生活も2年目に突

          【参加者募集・インドネシア】暮らし初めて1年が経った今をシェアします

          言語を変えて伝えるってどうすることなのか

          「あれ?!この子の名前って、ももこだったっけ??」 そのとき私が手にしていた本は、岩崎ちひろ絵・文『ゆきのひのたんじょうび』の英語版。 タイトルは『Momoko’s Birthday』。 このタイトルを目にした時、とてつもない違和感を感じた私はすぐに日本語の原書を探し出した。やっぱり、この子の名前ちいちゃんだよ。 えっ?なんで?翻訳されたら主人公の名前が変わってる。それってありなの?! 私はしばし混乱して、2冊の絵本を並べて読み比べた。 いわさきちひろ ぼつご50ね

          言語を変えて伝えるってどうすることなのか

          【インドネシア】島国にある船に気づかせてもらったこと。

          「あぁ、船って、作れるんだ。板と、紐と、布と、、、あとは何を使ってるんだろう?」 船の上で、波に揺られ、波の水飛沫を受けながらふと考えた。おそらく人生で初めて考えた。 もちろん、船は人が作ったものだって知っている。丸太で作ることができることも。とあるテレビ番組のコーナー「脱出島」では、出演者が無人島で作ったいかだに乗って島を脱出していることも。 それでも、私にとってはなんだか他人事だった。船は大きな造船所が作っていて、誰が何を使ってどう作るかなんて考えたことはなかった。

          【インドネシア】島国にある船に気づかせてもらったこと。